3-第2章 障害福祉計画の評価と見直し [PDFファイル

第3部
第2章
第4期津南町障害福祉計画
障害福祉計画の評価と見直し
第1節 PDCAサイクルによる基本的な考え方
1 PDCAサイクルによる評価と見直し
都道府県及び各市町村の障害福祉計画は、「障害者総合支援法」に基づき、障害
福祉サービス等の提供体制の確保のために、国の定める基本指針(厚生労働大臣告
示)に即して定めるものとされています。
このことにより、国は第4期障害福祉計画の基本方針を示しており、より計画の
実行性を高めるために、
「PDCAサイクル」
を導入することなどを示しています。
この「PDCAサイクル」とは、計画に定める事項について、定期的に調査、分
析及び評価を行い、必要があるときは、計画の変更や必要な措置を講ずることとさ
れています。この方法は、様々な分野・領域における品質管理や業務改善などに広
く活用されているマネジメント手法で、
「計画
(Plan)」、
「実行(Do)」、
「評価(Check)」
、
「改善(Act)」の4段階のプロセスを順に実施していくにより、事業の運営管理を
行うものです。業務を進めていく上でも、計画を立て、それを実行し、結果を評価
した後、改善して次のステップへとつなげていく過程は、業務の質を高めていく上
で重要となります。
2 計画におけるPDCAサイクル
国の基本指針を踏まえ、障害福祉計画における「PDCAサイクル」のプロセ
スは、次のとおり実施します。
○成果目標及び活動指標については、少なくとも1年に1回その実績を把握し、
障害者施策や関連施策の動向も踏まえながら、計画の中間評価として、分析・
評価を行い、必要があると認めるときには、計画の変更や事業の見直し等の措
置を講じます。
○中間評価の際には、津南町地域自立支援協議会等の意見を聴くとともに、その
結果を公表します。
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第4期津南町障害福祉計画
◆障害福祉計画におけるPDCAサイクルのプロセス
基本指針
障害福祉計画策定にあたっての基本的な考え方及び達成すべき
目標、サービス提供体制に関する必要な見込量を提示します。
計画(Plan)
「基本指針」に即して成果目標及び活動指標を設定す
るとともに、障害福祉サービス等の見込量の設定やそ
の他の確保方策等を定めます。
改善(Act)
実行(Do)
中間評価等の結果を踏まえて、必要
計画の内容を踏まえ、事業
があると認められるときは、障害福祉
を実施します。
計画の見直し等を実施します。
評価(Check)
成果目標及び活動指標については、少なくとも1年
に1回その実績を把握し、障害者施策や関連施策の動
向も踏まえながら、障害福祉計画の中間評価として分
析・評価を行います。
中間評価の際には、津南町地域自立支援協議会等の
意見を聴くとともに、その結果について公表します。
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