農業振興地域整備基本方針の変更

農業振興地域整備基本方針の変更(案)について
1 農業振興地域整備基本方針について
県では、農業振興地域の整備に関する法律(昭和44年法律第58号)に
より、国の定める「農用地等の確保等に関する基本指針」
(以下、
「基本指針」
という。
)に基づき、昭和45年3月に「農業振興地域整備基本方針」
(以下、
「基本方針」という。)を策定し、農業振興地域の整備に関し、必要な施策を
計画的に推進してきたところです。
平成27年12月に国の「基本指針」が変更されたことに伴い、県におけ
る「基本方針」の変更案をとりまとめましたので、皆様のご意見を募集しま
す。
2 改正概要
(1)確保すべき農用地等の面積の目標の変更
国の「基本指針」における都道府県の面積目標の設定基準に基づき、県
の農用地区域内農地の面積目標を、10万5千ヘクタール(平成32年)
から9万7,350ヘクタール(平成37年)に変更することとしました。
(2)農業地域の変更
自然的、経済的、社会的諸条件及び諸計画における地域区分を考慮して、
従来、県内を4つの農業地域(西・東・中央・南)に区分していましたが、
県の農業経営基盤の強化の促進に関する基本方針(平成26年4月策定)に
基づき、都市(千葉・東葛飾農業事務所管内)、平地(印旛・香取・海匝・
山武・長生農業事務所管内)、中山間(夷隅・安房・君津農業事務所管内)
の3つの地域に変更することとしました。
(3)農業振興地域における基本的事項
農地中間管理事業の推進に関する法律(平成25年法律第101号)、農
業経営基盤強化促進法(平成27年法律第63号)、農業の有する多面的機
能の発揮の促進に関する法律(平成26年法律第78号)の施行・改正のほ
か、県の農業経営基盤の強化の促進に関する基本方針(平成26年4月策定)、
多面的機能支払交付金実施要綱(平成27年4月策定)の策定・変更に伴い、
新たに着手した事業、必要な事項の修正等を行うこととしました。
(4)その他
国の「基本指針」の変更、関係機関の改称等に伴う記載の修正を行いま
した。