サスティナブルな地域社会を支える しくみづくりとその支援

サスティナブルな地域社会を支える
しくみづくりとその支援
福祉・食・環境をつなげる地域の活動に関西大学の学生たちが参加。
先進的な取り組みに学びながら、そのお手伝いをしています。
あいとうふくしモールにて開催される「もったいないやりとり市」
◇ 解決すべき課題 ◇
(1)高齢化に対する地域福祉の増進
(2)若者を軸とする地域内外の交流の促進
(3)社会資源(社会関係資本)の掘り起しと活性化
(4)絆を深める場の構築とその定着化
◇ 大学の役割 ◇
あいとうふくしモール
◇ 活動の概要 ◇
目
的
連携メンバー
あいとうふくしモールが月1回で主催する「もったいないやりとり市」に地元の食材を使った屋台の出店や、
地元小学生を対象とした企画を進めている。また、地域内の企画参加者へのヒヤリングや、地元小学校との
交流など、企画の前後に行っている調査・打合せ等によって、地域の社会的資源の掘り起しを目指している。
地域の活動に不足しがちな若者の力を発揮して、地域内外の交流の促進や地域資源の掘り起しをはかる
あいとうふくしモール(滋賀県東近江市)
関西大学社会学部准教授 大門信也
Myi s(学生企画組織)
活動地域
滋賀県東近江市愛東地区
活動期間
2013年10月∼(継続中)
◇ 学生団体の紹介 ◇
Myi's
(マイス)
◇ 研究者の紹介 ◇
社会学部 准教授
大門 信也
(だいもん
しんや)
◇ 連携の経緯 ◇
2012年度から2013年度にかけて社会学部社会学専攻の大門信也ゼミでは、滋賀県東近江市とその周辺での、
食やエネルギーをテーマとした地域社会の動向について調査を行った。また調査をきっかけとして、被災地支
援のボランティアへの参加をはじめ、いくつかの地域との交流が生まれた。2013年度の後半からは、ゼミ活動
をこえて、学生を主体とした地域との連携を模索するチームが生まれ、現在の地域支援活動へと展開している。
あいとうふくしモール開催の「もったいないやりとり
市」の活性化のお手伝いのために結成された学生企画組
織です。自分たちの力が地域社会にどのように役立つの
かを模索して、日々奮闘中。
専門は環境社会学。地域にねざしたサスティナブルな社
会構築の取り組みについて研究しています。2012年度よ
り滋賀県の湖東・湖南地域で、ゼミ生とともに地域の
様々な活動に関する調査を行っています。