日立市立小・中学校の学力調査結果概要(PDF形式:147KB)

全国学力・学習状況調査 日立市立小学校 25 校の学力調査結果概要
<小学校国語 A の成果>
<小学校国語 B の成果>
○漢字の読み、書きについては、多くの児童が理解している。
○文や文章の構成を理解し、適切な表現にして書くことがで
きている。
○文を読み比べ、条件に従って自分の考えを書くことができ
ている。
○問題形式で見ると「記述式」の問題に対する正答率が高い。
<課題と改善のポイント>
●物語を読み、より表現効果が高まるように書き換えることを苦手としています。物語などの文学的な文章を読むことの学習と
関連を図り、描写の工夫(行動や表情、会話、風景)の効果を理解できるよう指導することが大切です。直接的な描写だけで
なく、暗示的に表現されているものも捉えることができるよう指導していくことが重要です。
(平成 26 年度報告書P30)
<小学校算数 A の成果>
<小学校算数 B の成果>
○「数と計算」は十分な習得ができている。特に、減法と乗
法の混合計算の技能が定着している。
○根拠となる事柄を示して説明したり、示された情報を整理
して考えたりするなど、数学的な見方や考え方を問う「記
述式」の問題ができている。
<課題と改善のポイント>
●平行四辺形図形の作図に用いられている「図形の約束や性質」の理解が十分でありません。指導に当たっては、作図におい
てコンパスを用いる理由を話し合い、その中で、
「向かい合っている辺の長さが等しい」という「図形の性質」を用いた作図
であることに気づかせることが大切です。(平成 26 年度報告書P46)
●示された場面や情報から基準量と比較量を捉え、正しいグラフや図を選択する問題を苦手としています。指導に当たっては、
基準量、比較量、割合を数直線や線分図に表す活動をとおして、数量関係を捉えたり、読み取ったりすることが大切です。
併せて、目的に応じて表やグラフを選択し、活用するような問題に慣れる必要もあります。(平成 26 年度報告書P62)
全国学力・学習状況調査 日立市立中学校 15 校の学力調査結果概要
<中学校国語 A の成果>
<中学校国語 B の成果>
○登場人物の心情が効果的に伝わるように、描写を工夫し
て書くことや集めた情報を分類して、段落の役割を考え
て文章を構成することができている。
○本や文章から、目的に応じて必要な情報を読み取ることがで
きている。
○無答率が低く、問題と正対し問題を解こうとする意欲が高い。
<課題と改善のポイント>
●目的に沿って話し合い、互いの発言を検討して共通点や相違点を整理することを苦手としています。議論の焦点を明確にする
ために、図表を用いるなどして観点に沿って発言を整理する学習が有効です。その際、どのような観点で整理するか、どのよ
うな図表を活用するのが有効か話し合わせることも大切です。(平成 26 年度報告書P41)
●文章や資料から適切な情報を得て、字数や使用する語句などの条件に従い、伝えたい事柄や根拠を明確にして自分の考えを書
くことを苦手としています。指導に当たっては、本や文章を読んで得られた知識を、他の人に向けて説明する活動や生徒が表
現した内容が適切であるかどうかを、規準を明確にして評価し、必要に応じて指導しましょう。(平成 26 年度報告書P70)
<中学校数学 A の成果>
<中学校数学 B の成果>
○正の数と負の数の計算や文字式の計算の技能は、概ね定着
している。
○「確率」の意味をよく理解している。
○平面上に表された空間図形の位置関係に着目して考察し
たり、平面図や見取図などを相互に関連付けたりしながら
情報を読み取ることができている。
<課題と改善のポイント>
●図形の性質を理解し、論理的に考察し表現することに課題があります。指導に当たっては、証明を読み、根拠を見いだすと
ともに、その根拠がどのように用いられているか確認する活動を丁寧に行うことが大切です。その上で、証明の根拠として
用いられている図形の性質を指摘できるように指導しましょう。(平成 26 年度報告書P66)
また、構想を立てて証明し、証明を振り返って考えることも苦手としています。指導に当たっては、結論から仮定、仮定か
ら結論の両方向から考えて証明の方針を立てる場面を設定することが考えられます。さらに、発展的に考えられるようにす
るために、与えられた性質を証明するだけでなく、条件を変えたり証明を読んだりすることをとおして、新たな性質を見い
だすことができるように指導することが大切です。(平成 26 年度報告書P118)