今後の中央図書館の施設検討イメージ 現在の中央図書館(2907㎡) 昭和45年12月開館 蔵書数約22万冊 1日平均利用人数1,306人 エレベーターが未設置であり、バリアフリー対応が求められる。 老朽化が進み、施設改築の必要性があるが、現在地で改築すると建築基準法の関係で、延床面積が半減する。 今後の中央図書館の施設等検討会 中央図書館機能のあり方検討会 新たに盛り込むことを検討する機能 今後については、2つの方策 目指すべき図書館像 魅力ある図書館 ①現在地で改築 新 ①アメニティ空間の提供 ① 「生涯を通じ心の豊かさを支える」図書館 た ②新たな情報媒体への対応 ② 課題解決型図書館 な ③多世代の交流の場 ③学校図書館と連携する図書館 ②中央図書館として移転改築する 図 ④新しい文化・地域力の発信の場 書 ⑤教育科学館と回遊性をはかった連携 館 事業の展開 中央図書館として必要な機能 この場合、奉仕圏域の関係から、 中央図書館には、地域図書館機能と中央図書館機能がある 機 図書館機能の充実 常盤台から上板橋の間の地域が望 能 ①いたばしボローニャ絵本館の併設 地域図書館機能 ましい と ②郷土資料の収集・文庫の設置 ① 閲覧貸出など読書の楽しみ し ③図書館ボランティア活動の場 ② レファレンスなど身近な問題解決 区有地で面積が確保できる平和公 ③ 映画会や講座など 図書以外の楽しみ て ④新たな情報提供機能 園が候補地 ④ 児童サービスなど子育て支援ツール 求 生涯学習機能の強化 ⑤ 各地域が求める情報・資料の提供 ①の現在地での改築 め ①中高生の居場所の提供 ⑥ 中学・高校生むけ図書の充実 バリアフリー対応の地域図書館と ら ②パソコン利用席の拡大 ⑦ 対面朗読など障がい者サービス 図書館機能の維持 なる。規模が半減するため、蔵書 れ ⑧ 学校図書館との連携 や閲覧席の縮小となり、新しい機 る ①エレベーターの設置 中央図書館機能 能が盛り込めない。 も ②だれでも通行可能な書架配置 ① 板橋区立図書館行政の方針決定 ③蔵書の収納場所の確保 の ② 地域図書館の指導・調整 ④障がい者用駐車場の設置 ③ 全図書館の資料収集の指導・調整 ②の移転改築では 中 現在地での改築 ④ 図書館システムの管理運用 面積を確保することで、バリアフ 央 現状の面積の半分しか確保できず、中 ⑤ 施設管理の指導・調整 央機能を維持できず地域図書館として リー化はもとより新たな図書館機 図 ⑥ 行政組織としての管理 整備。中央機能を他館に移設し、蔵書 能を盛り込むことができる。 書 ⑦ 図書館懇談会の設置・運用 段階的な中央図書館の整備が不要 館 の整理が必要。 ⑧ 今日的課題への対応 中央図書館として移転 となる。 機 地域図書館機能を含め、4200㎡以上の 能 面積を確保することで中央図書館とし て移転。蔵書数は維持される。 検討会としてのまとめ 板橋区立中央図書館は、中心図書館として、地域図書館を含めたこれからの図書館をリードする役割がある。課題と なっているICT化や、新たな読書媒体への対応などを推進し、遅滞なく区民の読書活動を支援していくためには、中 央図書館を早急に整備する必要があり、中央図書館を平和公園に移転し、教育科学館と連携し、集客力を高め、新たな 文化創造の拠点として整備していく。
© Copyright 2024 ExpyDoc