クールジャパン機構の 直近の投資案件について

資料6
<クールジャパン戦略推進会議 御説明資料>
クールジャパン機構の
直近の投資案件について
平成27年2月25日
クールジャパン機構
ジャパンコンテンツローカライズ・海外販路拡大事業(メディア・コンテンツ分野)
2月19日公表
概要・意義
 ローカライズ世界最大手のSDI Media社(米国)の全株式を取得し、同社の80言語以上に対応した
ローカライズノウハウと、37カ国の拠点および150か所の自社スタジオ等による現地メディア・放送
局等との流通網を活用する。
 ローカライズ、映像編集、販路開拓機能を一括提供するサプライチェーンを整備し、世界各国で日本
のコンテンツを大規模に放送・配信する。
事業内容
全世界に向けた日本コンテンツ発信の拡大・加速
総事業規模190億円程度
 ローカライズ業務のコスト低減
 80言語以上へのローカライズが可能
 世界37カ国の拠点とワーナー、FOX等とのネット
ワークを活用した販路開拓
49.6%
CJ機構
70億円
出資※1
50.1%
イマジカ
出資
0.3%
住友商事
銀行
出資
融資
JV
190
億
円
程
度
事業
買収
SDI
media
※2
事
業
実
施
SDI
Media
80⾔語以上
ローカライズ
海外展開
⽀援
アジア
フィリピン
⾹港
インドネシア
タイ
ベトナム
マレーシア
中国
アメリカ⼤陸
⽶国
カナダ
メキシコ
欧州
ポーランド
北欧4国
バルト3国
イギリス
イタリア
ドイツ
ロシア
スペイン
ポルトガル
ハンガリー
チェコ 等
中小を含めたコンテンツホルダーへの基盤提供
※1:現時点での想定為替レートにおける出資予定額。
※2:ローカライゼーション世界最大手企業。売上高200億円。 各国映像検閲規制に精通し、世界2位のローカライズ企業の約3倍の規模
1
支援決定案件の一覧①
類型
内容
対象国
海外向け
ジャパン
全世界
コンテンツ (米国・
関連ネット販売 インドネシア等)
コンテンツ型
プラットフォーム
関連ネット販売
全世界
コ
ジャパン
コンテンツの
ローカライズ
コ
エンタテイン
メント
衣食 住 コ
ジャパン
チャンネル
衣食 住 コ
概要
(機構の出資規模)
Tokyo Otaku
Mode 等
15億円
コ
正規版アニメ
コンテンツ
実施企業
海外に向けて日本のマン
ガ・アニメ等のポップカル
チャーの魅力を発信するメ
ディア・EC事業
バンダイナムコHD等 正規版日本アニメのサイ
(総事業費 50億円) マル配信を多言語で行う
動画配信・EC事業
10億円
イマジカ・
ロボットHD等
80言語以上に対応したに
日本のコンテンツの世界
全世界 (総事業費 190億円) 発信のためのローカライズ
の基幹インフラを獲得
70億円
アジア
(台湾・
タイ等)
吉本興業等
アジア各国向けTV番組で
(総事業費 20億円) 日本を発信し、イベントや
地域物販等を展開
10億円
スカパーJSAT
インド
ネシア
※1
基本合意
(参考)
放送コンテンツを通じて、
東南アジアに日本ブラン
ドを発信
ベンチャー
地域・中小企
業やクリエイ
ター等の海外
展開のプラッ
トフォーム
日本アニメ産業の
海外展開でアニメ
ータの出口を拡大
日本コンテ
ンツの対外
発信を加速
地域企業
等の商
品・サー
ビスの海
外展開
※1 「基本合意」とは、投資決定の前段階で、事業の骨子(場所・内容)、参画企業、F/S着手等の検討の進め方等のうち、必要な事項につき合意を締結するもの。
2
支援決定案件の一覧②
類型
内容
ジャパン
モール
対象国
マレーシア
食材サプライ
チェーン/
外食型
プラットフォーム
ジャパン
モール
(寧波市)
H2Oリテイリング等
日本食材
コールド
チェーン
日本ロジテム等
ベトナム
(総事業費 15億円)
(ホーチミン)
7.35億円
※2
日本食
フードタウン
外食産業・
日本食材の
海外展開基盤
食
シンガ
ポール
外食ベンチャー等
(総事業費 10億円)
7億円
力の源HD等
欧米豪
中国のアッパーミドル層に向
去最大級の規模の先駆
的百貨店モデルを構築
110億円
食
ASEAN初の全館クールジャ
パンの「ショーケース」を構築
し、日本の最先端のライフス
タイルを発信
(総事業費 510億円) け、地方有力都市で、過
衣 食 住 コ
食
食
三越伊勢丹HD等
9.7億円
中国
概要
(機構の出資規模)
(クアラルンプール) (総事業費 20億円)
ショーケース型
衣 食 住 コ
プラットフォーム
ライフ
スタイル
実施企業
7億円
融資枠13億円
東南アジアで日本食材流通の基盤と
なるコールドチェーンを構築(高性能
冷凍冷蔵倉庫を整備)
地域外食ベンチャー
等を集約し「集客
力」「クオリティ」等で差
別化
日本食普
及と日本
食材の流
通支援
出店ハードルの高い欧米豪の主要都
市で、ラーメンダイニング形式の店舗
展開を通じ、現地製造具材や日本酒・
焼酎等の食の流通網を構築
※2 一般社団法人日本外食ベンチャー海外展開推進協会を中心に外食ベンチャー複数者によるコンソーシアムを形成中。
3
支援決定事業の相互連携による日本ブランドの発信
○投資案件の組成を加速するとともに、投資したそれぞれの事業間で相乗効果を発揮
し、日本ブランドの現地ライフスタイルへの浸透を狙う。
(例えば、メディア事業による情報発信とモール事業展開との連携など)
各地域における個別事業
メディア事業を通じた
日本ブランドの発信
SNS・インターネットによる
EC・物販事業
コールドチェーンの整備
セントラルキッチン
日本酒等の関連販売
ジャパンフードコート
ジャパン
モール
×
インターネットサイトからの
動画アニメ配信
現地国でのTV番組や
イベントを介した発信
衛星放送による情報発信
ターゲット市場の消費者の生活に日本ブランドを効果的に根付かせる
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