平成 27 年度「中高年齢者再チャレンジ支援事業」に係る 年度「中高年齢者再チャレンジ支援事業」に係る業務委託 「中高年齢者再チャレンジ支援事業」に係る業務委託 企画提案仕様書 本公募は国及び県の本予算成立及び本事業に係る沖縄振興特別推進交付金の交付決定を前提とし たものであり、予算成立及び交付決定後に効力を生じるものです。国会及び県議会において予算案が 否決された場合、本事業の交付決定がなされなかった場合、または交付決定額に変更があった場合は 、契約を締結しないことがありますので、あらかじめご了承ください。 1.業務名 平成 27 年度「中高年齢者再チャレンジ支援事業」に係る業務委託 2.事業目的 40 歳代・50 歳代の中高年齢求職者に対し、求人企業等とのマッチング及び当該企業等での 職場訓練等を実施することにより、就職に繋げ、本県の中高年齢層の雇用情勢を改善すること を目的とする。 3.契約期間 契約締結の日から平成 28 年 3 月 31 日まで 4.委託料上限額 委託料上限額 64,863 千円以内(消費税及び地方消費税含む) ※当該金額は、企画提案のために提示する金額であり、契約金額ではない。 5.経理関係事務処理における留意事項 5.経理関係事務処理における留意事項 「委託業務に係る事務処理マニュアル(沖縄県商工労働部雇用政策課作成)」に従い、委託事 業を実施する。当マニュアルは、雇用政策課のホームページに掲載してある。 6.事業概要 6.事業概要 40 歳代・50 歳代の中高年齢求職者の募集と、一定の経験を有する人材を求める企業等の開 拓を行い、両者をマッチングする。 事前研修(5 日間程度)実施後、企業等において 3 ヶ月間の職場訓練(OJT)を実施し、求職者 の知識・技能の向上を図り、当該企業等での安定した雇用に繋がるよう支援する。 職場訓練中は、訓練生に対して訓練手当を支給し、訓練生受入企業等に対して訓練委託料と 業務上必要な資格取得等に要する研修(Off-JT)費用の一部支給を行う。 7.委託業務内容 (1) 中高年齢求職者及び企業等への本事業の周知・広報に関すること。 (2) 訓練生の募集に関すること。 (3) 訓練生受入企業等の開拓に関すること。 (4) 訓練生と訓練生受入企業等とのマッチングに関すること。 (5) 職場訓練及び事前研修の実施、訓練の進捗管理に関すること。 (6) 訓練生の就職支援に関すること。 (7) 訓練修了後の訓練生及び訓練生受入企業等へのアンケート実施に関すること。 なお、本事業で、過年度(平成 24 年度以降)に支援を受けて就職をした者のフォロー調査に ついても、県の指示に従い実施すること。 (8) 訓練生への訓練手当の支払い、訓練生受入企業等への訓練委託料と Off-JT 経費等の支 払いに関すること。 (9) その他、上記(1)~(8)以外で、本事業の目的を達成するために効果的な業務の提案があれ ば、その提案業務の実施に関すること(自主提案)。 8.企画提案書の内容について (1) 第一次(書類)審査等で客観的な比較資料とするため、平成 27 年度「中高年齢者再チャレン ジ支援事業」に係る業務委託 委託業者選定企画コンペ実施要領【様式 5】「提案内容説明資 料」に次のア~キの提案内容を記入し、電子メールで所定のアドレスに送信すること。 ア 中高年齢求職者、企業等への事前周知・参加募集等広報に係る取り組みの内容(中高 年齢求職者や企業等を多く集めるために工夫すること、その考え方、広告媒体を活用する 場合は、その内容やスケジュールなど)について イ 訓練生受入企業等の開拓方法(地区別、産業分類別、職種別等の開拓企業数とその理 由、開拓スケジュール、開拓人員・体制など)について ウ 訓練生と訓練生受入企業等とのマッチングに関する実施内容(具体的な実施内容、マッ チング効果を高めるために工夫すること、スケジュール、想定する継続雇用移行率とその 考え方など)について エ 職場訓練前研修の実施内容(カリキュラムとその選定の理由、担当予定講師の職務経歴 など)について オ 職場訓練の実施内容(地区別、産業分類別、職種別等の実施内容とその理由、実施スケ ジュール、訓練中の管理体制など)の考え方について カ 未就職の訓練生への就職支援の実施内容(就職に向けて工夫すること、支援体制など) について キ 上記ア~カ以外で、本事業の目的を達成するために効果的な業務の提案がある場合 は、理由も含めその内容について(自主提案) (2) 実施体制図、見積書を添付すること。 (3) 企画提案書及び見積書の体裁については「11 企画提案書の体裁及びプレゼンテーション について」及び「12 積算見積及び経費限度額」に基づくこと。 9.提案・実施に関する要件について 9.提案・実施に関する要件について 提案する企画及び積算・実施にあたっては、次に掲げる要件を全て満たすものであること。 (1) 積算関係 ア 沖縄県在住の 40 歳代及び 50 歳代の中高年齢求職者を対象に、訓練生受入企業等にお いて 3 ヶ月間の職場訓練を実施するものとし、対象者数は 70 人以上とすること。 イ 訓練時間は、原則として 1 日あたり 8 時間とすること。ただし、受入企業等における通常の 労働者の勤務時間と同様とする場合は、8 時間以内も可能とするが、訓練手当の支給対象 は 6 時間以上の訓練時間を要するものとすること。 ウ 訓練生への訓練手当は、1 時間あたり 810 円とし、1 日あたり 8 時間、1 月あたり 21 日、3 ヶ月を限度として支給すること。なお、通所手当は支給しない。 エ 職場訓練は、県内において実施し、訓練生受入企業等に対しては、訓練委託料を支給す ること。訓練委託料は、1 人・1 日あたり 1,000 円とし、1 月あたり 21 日、3 ヶ月を限度として 支給すること。 オ Off-JT は、訓練生受入企業等が実施するものとすること。Off-JT に要する経費は、1 人あ たり 10 万円を上限として支給すること。 カ 職場訓練にあたり、訓練生を保険対象とする傷害保険に加入すること。補償内容について は、表 1 と同等以上の内容とすること。 【表 1】 訓練生傷害保険 死亡・後遺障害 入院保障 通院保障 損害賠償保険 対人 1名 3,500万円 5,000円/日 3,000円/日 5,000万円 対人 1事故 1億円 対物 1事故 5,000万円(免責なし) キ 訓練手当、訓練委託料、Off-JT に要する経費の支給金の合計額は、35,987 千円以上(消 費税抜き)で見積ること。 (2) その他 ア 職場訓練実施にあたっては、訓練生の状況確認や相談に応じる体制を確保すること。 イ 訓練生受入企業等の開拓においては、人材確保に熱心に取り組む中小企業の発掘・確保 を行うとともに、訓練後も継続雇用が見込まれる企業等を重点的に開拓するよう努めること のほか、企業等の人員、設備及び運営状況に関して次の点に留意すること。 (ア) 訓練生の指導にあたる指導員として適当な従業員を配置できること。 (イ) 訓練を行うための設備の余裕を有すること。 (ウ) 作業内容は訓練生に適したものとすること。 (エ) 労働基準法(昭和 22 年法律第 49 号)及び労働安全衛生法(昭和 47 年法律第 57 号) に規定する安全、衛生その他の作業条件が整備されていること。 (オ) 風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(昭和 23 年法律第 122 号)第 2 条第 1 項に定める風俗営業及び同条第 5 項に定める性風俗関連特殊営業でないこと、 その他適切でないと判断される営業でないこと。 ウ 訓練修了後、継続雇用とならなかった訓練生に対しては、キャリアカウンセリングを行う等 の就職活動の支援に努めること。 エ 本事業で企業等とのマッチングに至らなかった求職者や、訓練修了後、継続雇用とならな かった訓練生に対して、沖縄県商工労働部雇用政策課が行う他の事業で支援可能と見込 まれる場合は、当該事業の情報提供に努めること。 オ 受入企業等の抱える課題について、雇用政策課が行う企業向けの事業で支援可能と見込 まれる場合は、当該事業の情報提供に努めること。 カ 本事業を行うことで得られた、中高年齢求職者や企業の動向、共通課題、要望等、今後の 雇用対策を講じる上で基礎となる情報は、随時雇用政策課へ提供すること。 キ 雇用政策課所管事業の共通目的である雇用情勢の改善に向けて、可能な限り雇用政策 課の他の事業と連携協力し、相乗効果が図れるように努めること。また、共同実施すること 等で、より効果が発揮できると思慮される場合には、積極的に提案すること。 10. 10.事業の成果目標について 本事業は、沖縄振興特別推進交付金を活用し、中高年齢者の就職支援を目的としていること から、表 2 のとおり指標を定め、事業成果を見極めることとする。本成果目標の達成度は、翌年 度に雇用政策課が実施する業務委託における委託業者選定の参考とする。 【表2】 成 果 指 標 ①訓練人数 目標値(定員に対する割合) 100% ②就職者数 70%以上 ③職場訓練先での継続雇用者数 50%以上 (表 2 の語句の説明) ・「訓練人数」とは、職場訓練(OJT)を開始した人数をいう。 ・「就職者数」とは、職場訓練を修了した者のうち平成 28 年 3 月 20 日時点の就職者数をいう。 ・「職場訓練先での継続雇用者数」とは、職場訓練を修了した者のうち、職場訓練先企業等 (同一企業の別事業所を含む)において継続雇用された者の人数をいう。「継続雇用」とは、原 則として、職場訓練修了日が属する月の翌月末日までに雇用契約を締結することをいう。 ・「就職者数」「職場訓練先での継続雇用者数」として認められる雇用形態は、雇用期間の定 めのないフルタイム(いわゆる正社員)、または 6 ヶ月以上の有期契約のフルタイム(いわゆる 6 ヶ月以上の有期契約社員)であって、更新可能な条件を有するものとする。「フルタイム」と は、当該企業等の就業規則等で定められた就業時間を通じて勤務することをいう。なお、これ らの確認方法は、雇用契約書等を用いるものとする。 ・短時間(パートタイム)労働者や派遣労働者、労働関係法令の適用されない業務委託契約等 による雇用形態は、当事業の訓練人数及び就職実績として認めない。 ・「定員」とは、契約時の委託仕様書において定める訓練生の員数(70 名以上)をいう。 ※ 訓練生が、自己都合により職場訓練を中断し職場訓練先とは異なる企業へ就職した場合 は、「就職者数」として認められる雇用形態での就職に限り、「就職者数」に算入する。 11.企画提案書の体裁及びプレゼンテーションについて (1) 原則として A4 判横、左綴りとする。ただし、グラフ、表等は必要に応じて A3 判に印刷し、A4 サイズに織り込むなど、理解しやすいように適宜工夫してよいものとする。 (2) 企画提案書の提出締切日時を過ぎた後の、追加資料等の提出は、原則として認めない。 (3) 第二次審査プレゼンテーションは、審査員が理解しやすいように、説明は簡潔にすること。プ レゼンテーションは、提案書を用いて行い、プロジェクターの使用は認めない。 (4) プレゼンテーションの時間枠については、第一次審査結果と同時に通知する(各社プレゼン テーション 15 分、委員からの質疑応答 20 分を想定しているが審査件数により変動する)。 12. 12.積算見積及び経費限度額 (1) 各経費は税抜き価格とし、別途消費税を併記して提出すること。項目「4委託料上限額」の範 囲内とする。 ※ 企画提案のために提示する金額であり、契約金額ではない。 (2) 積算の費目については、以下の内容で提出すること。 ア 人件費 イ 訓練生募集、訓練生受入企業等開拓に要する経費(周知・広報に係る費用等) ウ 職場訓練前研修やフォロー研修等に係る経費 エ 訓練手当、訓練委託料、Off-JT 及び訓練生の傷害保険料に係る経費 オ カ ※1 ※2 その他必要経費 一般管理費、消費税 各経費については、月数、回数、個数、単価等が分かるよう明記すること。 「9 提案・実施に関する要件について」で示しているものは当該積算基準を適用するこ と。 13.再委託の制限について (1) 契約の全部の履行を一括又は分割して第三者に委託し、又は請負わせることができない。ま た、以下の業務(以下、「契約の主たる部分」という。)については、その履行を第三者に委託 し、又は請負わせることができない。 ただし、これにより難い特別な事情があるものとしてあらかじめ県が書面で認める場合は、こ れと異なる取扱をすることがある。 ○契約の主たる部分 契約金額の 50%を越える業務 企画判断、管理運営、指導監督、確認検査などの統轄的かつ根幹的な業務 本事業の訓練生と求人企業等とのマッチングに関する業務 (2) 指名停止措置を受けている者、暴力団員又は暴力団と密接な関係を有する者に契約の履行 を委任し、又は請負わせることはできない。 (3) 本委託契約の履行に当たり、委託先が第三者に委託し、又は請負わせることのできる業務等 の範囲は以下のとおりとする。 下記以外の契約の一部を第三者に委任し、又は請負わせようとするときは、あらかじめ書面 による県の承認を得なければならない。 ただし、以下に定める「その他、簡易な業務」を第三者に委任し、又は請負わせるときはこの 限りでない。 ○再委託により履行する部分 受入企業等での職場訓練業務の実施 (その他、簡易な業務) チラシ・ポスター等広報物の製作 資料の収集・整理 複写・印刷・製本 原稿・データの入力及び集計 その他単純作業的な業務であって、安易かつ簡易なもの 14.業務進捗及び打ち合わせ 業務の進捗状況や業務内容等に関する打ち合わせは、原則月に1回程度、沖縄県商工労働 部雇用政策課にて行うこととする。その他、必要が生じた場合は、随時実施する。 なお、事業の進捗状況(マッチング状況及び訓練人数、就職者数、うち訓練先への就職者数 等)を月報にて提出すること。 15.著作権 成果物の著作権及び所有権は、沖縄県商工労働部雇用政策課に帰属する。ただし、本委託 業務にあたり、第三者の著作権等その他の権利に抵触するものについては、受託者の費用をも って処理するものとする。 16.協議について 本仕様書に記載されていない事項が発生した場合、あるいは本仕様書の記載事項に疑義が 生じた場合は、沖縄県商工労働部雇用政策課と協議すること。
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