平成 26 年度板橋区若者就職サポート事業委託概要書 (緊急雇用創出

平成 26 年度板橋区若者就職サポート事業委託概要書
(緊急雇用創出事業等臨時特例補助金・地域人づくり事業)
1. 業務名
平成 26 年度板橋区若者就職サポート事業委託
2. 目的
長引く不況の低迷等により正規雇用の機会を失った方に対し、研修と就労
の機会を提供することにより、正規雇用として就職に結びつけるとともに、
区内中小企業等の人材確保を支援することを目的とする。
3. 委託期間
契約締結日から平成 27 年 3 月 31 日までとする。
ただし、実績・支出額の確定経費については平成 27 年 2 月 28 日までに報告
することとし、当該金額に応じて契約変更を行う。
4. 事業費の内訳
委託費(総事業費)の上限額は 3,738 万円とする。また、本事業は「緊急雇
用創出事業等臨時特例補助金・地域人づくり事業(仮称)」の補助金対象事業
であるため、総事業費に占める新規雇用者に係る人件費の割合を 2 分の 1 以上
としなければならない。人件費・事業費等の係る費用については、新規に雇用
した人数等に応じて、当初契約額を超えない範囲において、契約変更による内
訳の増減を認める。その場合においても上記事業費の内訳は遵守すること。
なお、委託費上限額については、予算議決による。
5. 委託業務内容
事業実施時(平成 26 年 7 月 1 日時点)において、正規雇用でない若年者を
対象に、区が委託した事業者が、Off-JT(人材育成セミナー)を行なったうえ
で区内中小企業への On-JT(区内企業における従事)及び就職を仲介する。併
せて、受入企業へ正規雇用として定着できるよう、サポートを行なっていく。
また、本事業を行うにあたっての諸条件は以下のとおりとする。
(1) 本事業の対象者
平成 26 年 7 月 1 日時点において正規雇用として就職していない、もしく
は就職内定を受けていない 40 歳未満の板橋区民を対象とする。
ただし、平成 23 年度から平成 25 年度までに、板橋区における同事業に
参加した者は対象外とする。
(2)
On-JT(区内企業における従事)受入企業の定義
中小企業基本法(昭 和 38 年 7 月 20 日 法 律 第 154 号 ) 第 2 条 第 1
項 に 規 定 す る も の ( 個 人 事 業 主 を 含 む )で 、原 則 と し て 、区 内 に
本店又は支店営業所がある、製造業、建設業、卸売・小売業、
飲食店(風営法に係る遊興飲食店等を除く)、サービス業の分野とする。
(3)
雇用期間
Off-JT(人材育成セミナー)の実施期間は 1~2 か月程度とし、登録のみ
行い、雇用はせず、無給とする。中途辞退者が出た場合は適宜追加募集を
行うため、待機者名簿等を作成し、管理すること。
On-JT(区内企業における従事)の実施期間は、以下の通り。
①紹介予定派遣を行う場合
期間は原則 1 か月程度とする。
当該期間の給与は受託事業者の規定により支払われる。
ただし、正規雇用の誓約があった場合、1 か月の延長を認め、給与を
支給する。
なお、当初の派遣期間において正規雇用とならなかった、又はその旨
の誓約がなかった者は中途辞退者とする。
②受入企業において試用期間を設定する場合。
期間は従事する受入企業の規定による。
当該期間の給与は従事する受入企業の規定により当該企業から支払
われる。なお、当該期間内の 1 か月分の基本給について受託者に対して
受入企業が請求できる。ただし、正規雇用の誓約があった場合、試用期
間内に限り、さらに 1 か月分の請求を認める。
(4) 委託内容
①
②
③
④
⑤
⑥
本事業の PR に関すること
協力企業の開拓・募集に関すること
参加者の募集・選考・雇用に関すること
人材育成計画の作成
Off-JT(人材育成セミナー)の実施
Off-JT(人材育成セミナー)参加者の管理に関すること
一定のスキルレベルを満たしている者のみ、区内企業への仲介を受け
付ける。
⑦ 新規雇用・管理に関すること
受入企業の希望により、紹介予定派遣を行う場合は、受託者が雇用す
る。試用期間を設ける場合には、受入企業との直接雇用となる。雇用期
間により、必要に応じて社会保険等の加入を行うこと。
⑧ 受入企業との仲介・調整、諸契約等に関すること
紹介予定派遣又は試用期間を設ける場合を含め、対応する。
⑨ On-JT(区内企業における従事)に関すること
⑩ 新規雇用者の賃金に関すること
紹介予定派遣を行う場合には、原則、派遣期間 1 か月分の給与のみを
受託者が支払う。ただし、内定の誓約があった場合のみ、1 か月の延長を
認め、給与を支給する。また、試用期間を設け、On-JT 受入企業にて直接
雇用する場合には、受入企業が新規雇用者に対して、給与を直接支給す
ることとする。また当該期間内の 1 か月分の基本給については、受入企
業からの請求に基づき、受託者から受入企業に対して支出することがで
きる。
⑪ 事業報告に関すること
報告書としての冊子を作成し、紙媒体及び電子媒体で納品すること。
⑫ 就職支援・フォローアップに関すること
6. 提出書類
以下の書類を速やかに提出すること。
(1) 契約締結用書類
「緊急雇用創出事業 委託契約等の計画書」及び添付書類
(2) 毎月
実施状況報告書
3部
(3) 事業実施後
実績及び支出額、内訳等の確定内容
3部
(4) 事業完了後
①
②
③
④
⑤
⑥
緊急雇用創出事業 委託契約等の実績報告書
上記報告書の添付書類
雇用者名簿
雇用者別雇用実績書(期間、賃金、派遣先等)
派遣先企業名簿
成果物(協力企業一覧等、報告書)
3部
3部
3部
3部
3部
200 部
3部
【注意事項】その他、成果等に関連し、必要となるものについては、協議の
上、適宜提出すること。
7.留意事項
対象経費について
本事業を遂行するために必要な経費のうち、通常業務と仕分けが可能な経
費を対象とし、以下のとおりとする。なお、会計処理を適正に行うこと。
(1) 新規雇用者人件費
事業費の 2 分の 1 以上とすること。
なお、通勤手当等の諸手当及び社会保険料等の事業主負担分を含む。
(2) 研修費
① Off-JT に係る経費は、外部講師への謝礼金、旅費、教材費等を対象と
する。
② On-JT に係る経費は、受託者の人件費、教材費等を対象とする。なお、
受託者の人件費については、受託した業務量に応じた費用とし、その内
訳が確認できること。また、新規雇用者の指導等に要した受入企業の社
員に係る人件費は対象外とする。
(3) その他経費
① 就労先の開拓に係る受託者の人件費
② 機械・器具等のレンタル料、リース料
③ 消耗品費(単価が 2 万円以下のもの)
④ その他、会場借上料等、本事業の実施に際し必要と認められる経費
(4) 対象とならない経費
① 2 万円を超える機械・器具等の購入経費
② 施設や設備を設置、又は改修するための経費
③ その他、本事業の実施に際し必要と認められない経費
8. その他
(1) この事業は「緊急雇用創出事業等臨時特例補助金・地域人づくり事業(仮
称)」の対象事業として実施するため、その内容を十分に理解したうえで契
約を履行すること。なお、この規定に違反した場合には、委託者は委託契
約額の一部又は全部を返還させる権利を有する。
(2) 受託者は、本事業に関し、紹介予定派遣先の企業から報酬等を得ること
はできない。
(3) 受託者は、関係法令の規定及び労働基準法をはじめとする労働関係法規
を遵守すること。
(4) 本事業委託において知り得た秘密等は、一切他に漏らしてはならない。
また、委託期間が終了もしくは委託契約が解除された後においても同様と
する。
(5) 受託者の責めに帰すべき事由により、板橋区又は第三者に損害を与えた
時は、その損害を賠償するものとする。
(6) 事業期間中において、本事業の対象経費が確定した時点で、区へ積算を
報告することとし、契約金額の変更がある場合は契約変更の手続きを行うこ
ととする。
(7) 事業期間後に当該事業に関する調査等が発生した場合にも対応すること。
(8)
その他、疑義が生じた場合は速やかに協議を行なうこと。
9. 担当
産業経済部産業振興課産業支援係グループ:西川、鈴木
℡
3579-2172