県産農産物PRスタッフ養成事業の業務委託に係る企画提案募集要項 1 目的 当要項は、消費者や流通関係者、マスコミ関係者等に対し県産米つや姫の広報・啓発活動を 行うことにより県産農産物全体の認知度向上と販売拡大を図ることを目的とした、 「県産農産物 PRスタッフ養成事業」を委託する受託者を企画提案方式により選定するため必要な事項を定 める。 2 委託業務の内容 「県産農産物PRスタッフ養成事業の委託に係る業務仕様書」及び「地域人づくり事業仕様 書(雇用拡大プロセス) 」に基づく業務を委託する。本事業は債務負担行為事業であり、概要は 以下のとおり。 (1) 県産農産物PRスタッフによるマーケティング活動の推進と販売促進活動やキャンペ ーン等での広報・啓発活動 (2) 支援スタッフによるつや姫のマーケティング活動や販路開拓の支援 3 委託業務実施の要件 委託業務の実施にあたっては、以下の要件を満たすこと。 (1)委託業務に従事する全労働者は8人以上とし、うち最低7人は山形県内に住所を 有する失業者を新規雇用すること。委託業務に従事する者は、つや姫のブランドイ メージに合い、イベントでの啓発活動などの委託業務を実施するのに十分な能力を 持つ者であること。 (2)委託業務の対象経費のうち、新規雇用する失業者に向けられる人件費は、2分の 1以上であること。 (3)新規雇用する失業者の雇用期間は、原則12か月以内(平成27年3月から平成 28年3月まで)とする。 (4)新規雇用する失業者の労働時間は、当該事業所において同種の業務に従事する他 の正規労働者の労働時間の概ね4分の3以上とすることなど、常用的雇用関係にあ ること。 (5)人件費等の経費については、労働条件、市場実勢等を踏まえ、適切な水準に設定 すること。 (6)新規に雇用する失業者の募集にあたっては、公共職業安定所への求人申し込みを 行い、募集の公開を図ること。 (7)委託業務を実施する場合に取得する財産は、取得価格又は効用の増加価格が 50 万 円未満であること。なお、50 万円未満の財産であっても、リース又はレンタルが可 能なものについては、リース又はレンタルで対応すること。 (8)委託業務の対象地域は、つや姫等県産農産物の啓発活動を行う県内、県外の全て の地域とすること。 4 応募に関する事項 (1) 応募資格 応募できる事業者は以下の項目全ての要件を満たすものとする。 ① 山形県内に本店・支店または事業所を有する法人または法人以外の団体・個 人で、本委託業務の内容、要件を理解し、委託事業終了後も事業継続に意欲 的な者であること。 ② 現に業としてイベント企画・運営や広報活動を行っている者か、イベント企 画・運営や広報活動で十分な実務経験を持つ者が本委託業務に従事する体制 が整っていると認められる者であること。 ③ 地方自治法施行令(昭和 22 年政令第 16 号)第 167 条の4の規定に該当する 者でないこと。 ④ 国税及び地方税を滞納している者でないこと。 ⑤ 受付期限内に、山形県が発注する工事または製造の請負、業務の委託、物品 の調達その他の契約に係る競争入札について、指名停止措置を受けていない 者であること。 ⑥ 会社更生法(平成 14 年法律第 154 号)、民事再生法(平成 11 年法律第 225 号)の規定に基づき更生又は再生手続きをしていないこと。 ⑦ 法人等の代表者等(法人の場合は法人の役員(非常勤役員含む。 )支配人及び 営業所の代表者、団体の場合は理事等法人の場合と同様の責任を有するものを 含む。)が、暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律 第 77 号)第2条第6号に規定する暴力団員(以下「暴力団員」という。)又は、 暴力団員でなくなった日から起算して5年を経過しない者(以下「暴力団員等」 という。)でないこと。 ⑧ 暴力団員等がその事業活動を支配していないこと。 ⑨ 暴力団員等をその業務に従事させ、またはその業務の補助者として使用する おそれがないこと。 ⑩ 宗教活動や政治活動を主たる目的とする者でないこと。 ⑪ 現金出納簿等の会計関係書類及び賃金台帳等の労働関係書類を整備している こと。 (2) 欠格事項 提出された応募書類が次のいずれかに該当する場合は、失格とする。 ① 応募資格を満たさない者又は委託候補者を選定するまでの間に応募資格を 満たさなくなったとき。 ② 複数の事業計画書を提出したとき。 ③ 様式及び記載上の注意事項に示された内容に適合しないとき。 ④ 審査の審査委員又は事務局の職員に対して、直接又は間接的に本応募に関し 援助を求めたとき。 5 ⑤ 提出書類に虚偽又は不正があったとき。 ⑥ 提出書類受付期限までに所定の書類が整わなかったとき。 ⑦ その他不正な行為があったとき。 委託料の限度額 限度額 37,869千円(消費税及び地方消費税を含む) ※本事業は債務負担行為事業であり、平成26年度及び平成27年度毎に支払限度額を 設定する。 ※計画によっては、本限度額に満たない金額で契約する場合がある。 ※委託業務の完了後、実績額を基に委託金額について精算処理を行うものとする。 6 契約期間 契約締結の日から1年間とする。 7 委託業務の対象経費 (1)人件費 賃金、通勤手当等の諸手当、法定福利厚生費、消費税及び地方消費税等。 (2)物件費その他経費 旅費、通信運搬費、消耗品費等、業務を実施するために必要な経費。 (3)対象経費として認められない経費 8 ① 国、県、市町村等の補助金・委託費等により既に支弁されている経費 ② 土地、建物等を取得するための経費 ③ 施設や設備を設置・改修するための経費 ④ 業務と関連性が認められない経費 留意事項 業務の実施にあたっては、必要に応じて、随時、県と協議の上で遂行するものとする。 9 応募書類の提出について 本事業の受託を希望する者は、下記により応募書類を提出すること。 (1)受付期間 平成27年2月19日(木)から3月2日(月)午後5時まで (2)提出方法 持参又は郵送にて提出。 持参する場合には、午前9時から午後5時の間(土曜日、日曜日を除 く)に下記提出先まで持参すること。 郵送の場合、受付期間内に提出先に到着したものに限り受け付ける。 (3)応募書類 以下の書類一式を各1部。 ① 参加申込書(応募様式1) ② 企画提案書(応募様式2) ③ 応募資格を持たない者に該当しないことの申立書(応募様式3) ④ 定款又は寄付行為(法人格をもたない場合は、運営規約等) ⑤ 直近2年分の決算書又はこれに類する書類 ⑥ 会社案内、事業紹介等の現行事業の概要が分かる資料 ⑦ 業務管理責任者及び新規雇用する失業者以外の業務への従事予定 者の職務経歴書(応募様式4) (4)提出先 〒990-8570 山形県山形市松波二丁目8番1号 山形県農林水産部県産米ブランド推進課 電話: 023-630-3295 FAX : 023-630-2431 (5)書類作成上の注意 企画提案書については、必要に応じて図を用いるなど分かりやすい記述に努めるこ と。応募様式2の用紙に書ききれない場合には、A4版(用紙サイズが異なるもの、 両面印刷されたものは受付しない)で用紙を追加することができる。 提出された書類は、審査作業等の必要に応じて複写する場合がある。 提出された書類は、いかなる場合でも返却しない。 書類の作成、応募に係る費用については、応募者の負担とする。 提案は1事業者につき1提案とする。 郵送の場合は、受付期間内に到着したものに限り受け付けるので、配送にかかる日 数を考慮するとともに、簡易書留を利用するなど、応募者において十分注意すること。 10 選定方法 (1)審査 県が定める「県産農産物PRスタッフ養成事業審査会」(以下、 「審査会」という。) において、審査項目及び評価内容(別表)に基づき審査を行い、最も優れた応募者を 選定する。結果について応募者全員に対して文書で通知する。 なお、審査は非公開とする。 審査会における審査は原則として書類審査によるものとするが、審査会が必要と認 めた場合には、応募者に対するヒアリングを行う。 ヒアリングを行う場合には、別に文書で通知する。 11 質問・問い合わせ (1) 受付期間 平成27年2月19日(木)から2月24日(火)午後5時まで (2)質問・問い合わせ方法 質問票(応募様式5)を上記、応募書類提出先まで提出すること。 e-mail を利用する場合には、件名を「県産農産物PRスタッフ養成事業受託者募集 に関する質問」とすること。 (3)回答 平成27年2月26日(木)までに山形県ホームページに掲載する。 欠格事項(本要項4-(2)-④)に抵触する恐れがあるので、個々の事業者には回 答しない。 12 契約についての留意事項 (1)委託契約については、審査において最優秀となった者と、事前に委託業務の内容・ 委託料について協議のうえ、随意契約を締結する。 なお、その者との契約が成立しない場合は、次点者と交渉を行うものとする。 (2)委託契約の締結にあたっては、企画提案の内容をそのまま実施することをあらか じめ約束するものではなく、委託業務の内容の詳細について別途協議のうえ、企画 提案の内容を一部変更して契約することがある。 13 スケジュール 今後の予定は以下のとおり(変更になる場合あり) 平成27年2月19日 募集開始 平成27年2月24日 質問票の受付期限 平成27年2月26日 質問票への回答公開 平成27年3月 2日 応募書類の提出期限 平成27年3月上旬 審査会 平成27年3月中旬 指名審査会 平成27年3月中旬 審査結果通知 14 その他 本事業は、 「緊急雇用創出事業」を活用した事業であるので、本募集要項等で定めるもの の他、国の定める要件を満たす必要がある。 本事業に係る国等の会計実地検査が行われる場合には、協力すること。 (別表) 審査項目及び評価内容 以下の各項目の評価内容に基づき、各項目の配分の合計を50点満点として採点する。 各審査員の採点数の合計で算出する。 項目及び評価内容 1 事業の内容 配点 25点満点 (1)つや姫や県産農産物の知名度向上や販路開拓に効果的な事業 計画となっているか。 (2)キャンペーンやイベント等の広報活動をどのように行うかに ついて適切な計画が立てられているか。 (3)アンケートデータ解析等の支援業務をどのように行うかにつ いて適切な計画が立てられているか。 (4)事業推進及び就業促進効果の高い研修内容となっているか。 (5)その他就業に結びつくような効果が高い事業となっているか。 2 事業の実現性 20点満点 (1)業務を実施できる人員体制・連絡体制となっているか。 (2)業務を適切かつ確実に実施できる経営基盤を有しているか。 (3)業務に必要な知識・ノウハウ・経験等を有しているか。 (4)業務管理責任者及び担当者に知識・経験、その他望ましい資 格や能力があるか。 3 経費 5点満点 (1)業務に関する経費の積算は適当か。 計 50点満点
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