フランスの魅力を高めるさまざまな改革 - Invest in France Agency

19/02/2015
フランスの魅力を高める
さまざまな改革
2015年1月20日 フランス貿易投資庁発行
世界に開かれた革新的なフランス
デジタル経済の促進と研究・イノベーションの奨励
 フランス全体をカバーする「超高速ブロードバンド計画」
 デジタル関連スタートアップ企業の成長と発展を支援する共同の取り組み 「フレン
チテック」 (French Tech)
 企業の研究開発支援と促進を目的とした「研究開発税額控除」 :1億ユーロまでの
研究開発費 の30%を控除(上限を超える場合 5%)。欧州で最も高い控除率。
 高等教育課程における「学業と研修交互契約」(alternance)の発展:2020年までに
企業で就労しつつ勉学を行なう学生数を倍増させる(2013年の高等教育、研究に
関する法律)
 戦略分野の発展を目指す2 本の「未来への投資計画」(470億ユーロ)
(programmes d’investissements d’avenir)
 フランス経済の国際化を促進する「ビジネスフランス」(BusinessFrance)発足
(対仏投資庁 (AFII) とフランス企業振興機構(ユビフランス)の統合)
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19/02/2015
企業と従業員のニーズに応える労働市場
労働コストの削減と柔軟性を高める法律
 「競争力強化 雇用促進 税額控除」(CICE)により、給与総額の6 % を上限として法人
税より控除
 「雇用者の社会補償負担金」の廃止(法定最低賃金レベルの給与に対して)
「家族手当負担金」の減額(法定最低賃金の 1.8 倍までの給与に対して)
 「雇用安定化の強化(雇用安定化法)」と「社会・雇用に関する政策会議(grandes
conférences sociales)」により、企業のニーズに応え、政労使の社会的対話と労働
市場の機能改善をめざす
 「雇用保障協定(Accords de maintien dans l’emploi) 」(2013年): 経営難に面した
企業が、2年間、一時的措置として従業員の労働時間と給与を調整できる仕組み
 「集団解雇手続き」の簡素化と刷新(2013年)、「調停」の奨励:期間短縮、係争の少
ない手続き
起業意欲に応える現代化された税制
徐々に税率を引き下げ、税金の撤廃、情報提供の改善
 「法人税率」を2017年から徐々に引き下げ、2020年には28%に。2016年から法人税
の付加税の廃止、ならびに、2015年1月から100万ユーロを超える所得に対するいわ
ゆる 75% 課税の廃止
 「税金の事前審査」の拡大と Tax4Business (統一窓口機関)の設置 (2014年):
企業が安心してフランスに進出し事業展開できるよう、明瞭で確かな税制に
 「租税法規 不遡及の原則」(Charte de non-rétroactivité fiscale)(2015年1月):
税制改正は、過去または現在の事業年度には影響を与えなくなり、確かでわかり易く。
 簡略化された税関手続: 売上高の申告において「輸入付加価値税のリバースチャー
ジ」(2015年1月)
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簡素化されたビジネス環境
 既に実施されている多くの「行政手続の簡略化」に加え、半年毎に新しい措
置を定期的に導入する計画
 「情報伝達は一度で (Dites-le nous une seule fois)」(2013年9月):企
業が行政機関に提出すべきデータをまとめた統一目録。目的は、企業がさ
まざまな行政機関に何度も同じ情報を提供しなければならないような状況
をなくすこと。
 暗黙の許可 : 多くの手続きにおいて、定められた期限内に当局からの回答
がない場合には、企業の当初の申請が許可されたとみなされる。
 全国的な「地方行政改革」 : より単純で、わかりやすい行政構造
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