「d!conomy」― CeBIT 2015 で紹介される ECM

CeBIT 2015
国際情報通信技術見本市
会期:2015 年 3 月 16 日~20 日
会場:ドイツ・ハノーバー国際見本市会場
2015 年 2 月
ECM で活気づく「d!conomy」― CeBIT 2015 で紹介される ECM
ドイツ・ハノーバーでまもなく開催される国際情報通信技術見本市 CeBIT(セビッ
ト)2015 では、デジタル経済を牽引する鍵として ECM(エンタープライズ・コンテ
ント・マネージメント)とインプット/アウトプット・ソリューションを大きく取り
上げる。3 月 16 日(月)から 20 日(金)までの 5 日間にわたり、ECM があらゆる
定型業務のデジタル化と効率化を実現する様々な方法の一端を、世界各国の出展企業
が「d!conomy」の名のもとに披露する。出展内容は、デジタルインボイスから汎用
性の高いモバイルワーキングや新たなマルチチャンネル・インプット・ソリューショ
ンの最新技術に至るまで、多岐にわたる。会場で紹介されるテーマはすべて、ドイツ
の Federal Association for Information Technology, Telecommunications and New
Media(BITKOM/ドイツ情報技術・通信・ニューメディア産業連合会)が主催する
スペシャルトークイベント「ECM フォーラム」で詳細が語られる予定である。
インボイスの効率化に向けた、ECM システムによるインボイス・プロセスの最適化
紙を使用したインボイスは、費用がかさむ。例えばドイツでは、紙のインボイスを毎
年 290 億枚作成しているが、これは約 50 万トン分の紙に相当する。ドイツの企業と
政府機関がインボイスをデジタル化するだけで、毎年 5,000 億ユーロの節減が可能と
なる。ZUGFeRD という電子インボイス標準が新たに策定されたことにより、この実
現に求められる高セキュリティかつ法を遵守したソフトウェアは、すぐ手に届くとこ
ろにある。ZUGFeRD は、迅速かつ実現容易な費用で、効率的にインボイスの作成が
できることを約束している。
実証済みで定評のあるデジタル文書アプリケーション等の事例
CeBIT でどの文書管理システムが自社に適しているかを見極めるには、実際に稼動し
ている実例を見るのが最善の方法である。それゆえに今回、文書管理関連の出展企業
は、実用例のライブデモや事例の発表を行ったり、既存ユーザーを招待して生の声を
届けることを予定している。
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CeBIT 2015
国際情報通信技術見本市
会期:2015 年 3 月 16 日~20 日
会場:ドイツ・ハノーバー国際見本市会場
社外で働く人向けの文書スキャン、情報アクセス、承認プロセス最適化の最新の方法
デジタル化は、既に傍目にも明らかなほど勤務形態を変えつつある。人々は従来の 9
時から 5 時までの勤務から、働く時間帯や場所を問わない柔軟な働き方に徐々に移行
している。しかし、こうした柔軟な働き方を実現できるかどうかは、データアクセス
とモバイルアプリケーションによるところが大きい。それが ECM ソリューションに
より、移動中にオンラインおよびオフラインで社内文書にアクセスでき、休暇申請書
に対する承認、インボイスの確認と承認、文書のスキャンをどこからでも行うことが
できる。これらのモバイルソリューションが ECM のラインアップに加わるのは、
CeBIT 2015 が初めてである。
メール送信一つで行う社内プロセスと共同作業
チーム内に文書がメールで送られ、これを使って個々で作業を始めるとすぐに複数の
バージョンができ、どれが正しく最新なのかを探すのに時間を無駄にすることは頻繁
に起こりうる問題としてある。これに対する答えは、ビジネスコラボレーションツー
ルという業務の共同プロセスを効率化するソフトウェアソリューションにある。この
ソリューションでは、社内外のパートナーとの共同作業の円滑化、重要な情報へのア
クセス共有、ユーザー権限の管理が可能である。
文書管理システムのインプット/アウトプット・マネジメント
マルチチャンネル・インプット・マネジメント・システムでは、電子メール、ソーシ
ャルメディア、従来の郵便物やファックスが一元管理される。これにより入ってくる
すべての文書と情報フローについて、効率的な管理とアーカイブ、適切なファイリン
グや処理、対応が実現できる。一方、アウトプット・マネジメントは、電子的あるい
は物理的なチャンネル、またはその両方にまたがって、様々なターゲットグループに
正確に情報を配布する。これには、電子文書の作成やフォーマットを行うソフトウェ
ア、物理的文書を作成するシステム、ディストリビューション・ソリューション等、
すべてが含まれる。インプット・マネジメントとアウトプット・マネジメントという
規律の究極の目的は、ユーザーや顧客の満足度を高めること、並びに運用コストを大
幅に削減することである。
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CeBIT 2015
国際情報通信技術見本市
会期:2015 年 3 月 16 日~20 日
会場:ドイツ・ハノーバー国際見本市会場
許可および禁止事項 ― ECM における規格とコンプライアンス
ECM におけるコンプライアンスの枠組みは、法令やテクニカルガイドライン、規格
が頻繁に変わるため、複雑な様相を呈している。例えばドイツでは、ECM の専門家
は、GoBD、eIDAS、TR-ESOR、TR-Resiscan、電子署名制度や、その他にもおびた
だしい数の規則や規制事項と格闘しなければならない。CeBIT 2015 では、こうした
規制事項の山を整理する多様なソリューションが公開される。
CeBIT
ハノーバーで毎年開催されている国際情報通信技術見本市 CeBIT は、世界のデジタ
ル産業を牽引する見本市である。見本市と国際会議を融合したユニークな機会を提供
し、グローバル企業から、中小企業、新興企業までの多数の企業や組織が、ビッグデ
ータ、クラウドアプリケーション、モバイルソリューション、ソーシャルビジネス、
IT セキュリティ、先進製造(第 4 次産業革命)等の IT とデジタル化に関連するあら
ゆる分野について展示を行う。
CeBIT Global Conference(CGC)のプログラムは基調講演とフォーラムで構成され、
デ ジ タ ル 産 業 の コ ア 市 場 に 焦 点 を あ て る 。 CeBIT 2015 の メ イ ン テ ー マ は
「d!conomy」、公式パートナーカントリーは中国である。詳細はウェブサイトをご
参照ください。www.cebit.com
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