J P M A 2014年11月号 No.164 N E W S L E T T E R Information 「2015ライフサイエンス知財フォーラム」開催案内 ライフサイエンスにおけるプロイノベーション∼我が国のライフサイエンス産業の競争力強化のために∼ 2015年2月17日 (火)ソラシティカンファレンスセンターにて 2015年2月17日 (火)午後1時より、東京・御茶ノ水のソラシティカンファレンスセンターにて、財団法人 バイオインダスト リー協会との共催による 「2015ライフサイエンス知財フォーラム」を開催します。 わが国では、2002年に知財創造立国宣言がなされてから、知財立国に向けてさまざまな改革が行われてきました。長期展 望をもった科学技術・イノベーション政策を進めている中、「プロパテント (特許権による保護) 」から 「プロイノベーション (促 進) 」への大いなる転換を意識した取り組みもなされてきています。 「プロイノベーション」時代においては、知財は、守る知財 から、強いビジネスモデルと知財マネジメントへ変化し、プロイノベーション型知財戦略の構築が必須となってきています。 そして現在、グローバル・ネットワーク時代に対応し、グローバルなスケールで事業を展開していくために、各業界におい てそれぞれ戦略的な取り組みがなされています。たとえば、情報通信・エレクトロニクス分野においては、グローバルな市 場で自社優位性を保つための国際標準化活動の推進が一つの流れであり、将来的なイニシアティブを掌握するための取り 組みが進んでいます。 一方、個々の製品に対する技術は独立しており、情報通信・エレクトロニクス分野とビジネスモデルが大きく異なる製薬業 界においては、別の観点の取り組みが模索されています。すなわち、自社単独で低分子医薬を開発するという従来型の創 薬が難しくなる中で、産学官挙げてのオープンイノベーション型創薬や再生医療の実用化研究など多様なビジネスモデルが 検討されています。ビジネスモデルの多様性に柔軟に対応した知財システムを整備することが必要となってきています。 2014年度のライフサイエンス知財フォーラムでは、わが国のライフサイエンス産業の競争力強化のためのプロイノベー ションについて、産学官の代表の方々にそれぞれの立場で議論していただきます。 ● 実施概要 |日 時|2015年2月17日 (火) |場 所|ソラシティカンファレンスセンター(ソラシティホール) :東京都千代田区神田駿河台4 - 6 |フォーラム|午後1時∼午後5時(参加費無料) ※ 講演者、パネリスト、内容などは変更になる場合があります。 ● プログラム(敬称略) ▶ 基調講演 日本のライフサイエンスへの期待 元内閣官房 知的財産戦略推進事務局長、元特許庁 長官 荒井 寿光 ▶ 一般講演 標準化について ∼情報通信・エレクトロニクス分野における最近の動向 日本ヒューレット・パッカード 株式会社 法務コンプライアンス統括本部 知的財産部 部長 宮下 知子 製薬業界のプロイノベーション(知財の立場から) 製薬協 知的財産委員会 委員長 奥村 洋一 オープンイノベーションに向けた産官学連携への取組み アステラス製薬株式会社 研究本部 創薬化学研究所 所長 渡辺 俊博 医療イノベーションへの展望 ∼医学系アカデミアの課題とmedU-netの取組み 東京医科歯科大学 研究・産学連携推進機構 教授 飯田 香緒里 医療分野の研究開発に関する新たな体制 内閣官房 健康・医療戦略室 次長 菱山 豊 iPS細胞技術普及と特許について 京都大学 iPS細胞研究所 知財管理室 室長 高尾 幸成 ▶ パネルディスカッション 〈コーディネーター〉 奥村 洋一(製薬協 知的財産委員会 委員長 / 武田薬品工業株式会社 知的財産部長) 〈パネリスト〉 荒井 寿光/宮下 知子/渡辺 俊博 飯田 香緒里/菱山 豊/高尾 幸成 [お問合せ先] 2015ライフサイエンス知財フォーラム準備委員会事務局 (製薬協 知的財産委員会 担当:湯田 / 藤井) Tel. 03-3241-0326 Fax. 03-3242-1767 E-mail: [email protected] JPMA NEWS LETTER 2014 No. 164 Information 「2015ライフサイエンス知財フォーラム」開催案内 1/1
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