-13- 議案第14号 職員の配偶者同行休業に関する条例 上記の議案を

議 案 第 14 号
職員の配 偶 者同行休業に 関する 条例
上 記 の議案を提出 す る。
平 成2 7 年2 月13 日
提 出者
東京都板 橋 区長
坂
本
健
職員の配 偶 者同行休業に 関する 条例
( 趣 旨)
第1条
この条 例 は、地方公務 員法( 昭和25 年法 律第 2 61号。以下
「法」とい う 。) 第26条の6 第1項 、第2項、第 6項及 び第11項
の規定に基 づき、 職員の配偶者 同行休 業(同条第1 項に規 定する配偶
者同行休業 をいう 。以下同じ 。) に関 し必要な事項 を定め るものとす
る。
(配偶者同行休 業 の承認 )
第2条
任命権 者は 、職員 が申請 した場 合において、 公務の 運営に支障
がないと認 めるとき は、当該申請 をした 職員の勤務成 績その 他の事情
を考慮した 上で、当 該職員が、配 偶者同 行休業をする ことを 承認する
ことができ る。
(配偶者同行休 業の 期間 )
第3条
法第2 6条 の6第1項の 条例で 定める期間は 、3年 を超えない
範囲内の期 間とする 。
(配偶者同 行休業の 対象となる配 偶者が 外国に滞在す る事由 )
第4条
法第2 6条 の6第1項の 条例で 定める事由は 、次に 掲げる事由
( 6 月以上にわた り 継続すること が見込 まれるものに 限る。 以下「配
偶 者 外国滞在事由 」 という 。) と す る。
⑴
外国での 勤務
⑵
事業を経 営す ることその他 の個人 が業として行 う活動 であって外
国におい て行うも の
⑶
学校教育 法( 昭和22年法 律第2 6 号)による 大学に 相当する外
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国の大学(これ に準 ず る教育施設 を含む 。) であって 外国に 所在す
るものにおける 修学 (前2 号に掲 げる事 由に該当する ものを 除く 。)
⑷
前3 号に 掲げ るもののほか 、これ らに準ずる事 由とし て任命権者
が定める もの
(配偶者同行休 業の 承認の申請 )
第5条
配偶者 同行 休業の承認の 申請は 、配偶者同行 休業を しようとす
る 期 間の初日及び 末 日並び に当該 職員の 配偶者(法第 26条 の6 第 1
項 に 規定する配偶 者 をいう 。以下 同じ 。) が当該期間 中に外 国に住所
又 は 居所を定めて 滞 在する 事由を 明らか にしてしなけ ればな らない。
(配偶者同 行休業の 期間の延長 )
第6条
配偶者 同行 休業をしてい る職員 は、当該配偶 者同行 休業を開始
した日から 引き続き 配偶者同行休 業をし ようとする期 間が3 年を超え
ない範囲内 において 、延長をしよ うとす る期間の末日 を明ら かにして、
任命権者に 対し、配 偶者同行休業 の期間 の延長を申請 するこ とができ
る。
2
第 2 条の規 定は 、配偶者同行 休業の 期間の延長の 承認に ついて 準用
する。
(配偶者同 行休業の 承認の取消事 由)
第7条
法第2 6条 の6第6 項の 条例で 定める事由は 、次に 掲げる事由
と す る。
⑴
配偶者同 行休 業に係る配偶 者が外 国に滞在しな いこと となり、又
は当該配 偶者の外 国 に滞在する事 由が配 偶者外国滞在 事由に 該当し
ないこと となった こ と。
⑵
任命権者 が、配 偶者同行休業 をして い る職員につ いて、 職員の勤
務時間、 休日、休 暇 等に関する条 例(平 成10 年板橋 区条 例 第18
号)第1 5条第1 項 又は幼稚園教 育職員 の勤務時間、 休日、 休暇等
に関する 条例(平 成 12年板橋区 条例第 30号)第1 7条第 1 項に
規定する 妊娠出産 休 暇を承認する ことと なったこと。
⑶
任命権者 が、配 偶者同行休業 をして いる職員につ いて、 地方公務
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員の育児 休業等に 関 する法律(平 成3年 法律第110 号)第 2条第
1項に規 定する育 児 休業を承認す ること となったこと 。
(届 出)
第8条
配偶者 同 行休業をして いる職 員は、次に掲 げる場 合には、遅滞
な く、その 旨を任 命権者に届け 出なけ ればならない 。
⑴
配偶 者が死 亡した場合
⑵
配偶 者が職 員の配偶者で なくな った場合
⑶
配偶者と生活 を 共にしなくな った場 合
⑷
前条 第1 号 に掲げる事由 に該当 する こととな った場 合
( 委 任)
第9条
この条 例 の施行に関し 必要な 事項は、特別 区人事 委員会の承認
を 得 て、板 橋 区規則 で定める 。
付
則
(施行期日 )
1
この条例は 、平 成27年4月 1 日か ら施行する。 ただし 、次項の規
定は、公布 の日から 施行する。
( 準 備 行 為)
2
第 5 条の申 請そ の他の配偶者 同行休 業に係る手続 に関し 必要な行為
に つ いては、この 条 例の施 行の日 前にお いてもするこ とがで きる。
(職員の給与に 関す る条例の一部 改正 )
3
職員の給与 に関 する条例(昭 和35 年板橋区条例 第10 号)の一部
を 次 のように改正 す る。
第22条第2項 中「 なつ た職員」 の次に 「 、法第26 条の6 第1項
の 規 定による配偶 者 同行休 業中の 職員 」 を、 「その休 職 」の 次に「 、
配 偶 者同行休業 」 を 加える。
(幼 稚 園 教育 職 員の 給与に関する 条例の 一部改正 )
4
幼稚園教育 職員 の給与に関す る条例 (平成12年 板橋区 条例第31
号 ) の一部を次の よ うに改 正する 。
第24条第 2項 中「なった職 員」の 次に「 、同法 第26 条の6第1
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項の規定に よる配偶 者同行休業中 の職員 」を、「その 休職」 の次に「 、
配偶者同行 休業 」を 加える。
(提案理由 )
地方公務 員法の改 正に伴い、 職 員の配 偶者同行休業 に関し 必要な事項
を 定 める た め、条例 を制定する 必 要があ る。
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