平成 27 年 2 月 12 日「パークマネジメントマスタープラン」の改定案の概要 Ⅰ Ⅴ パークマネジメントマスタープランとは建設改定マスタープランの主な内容～「世界一の都市・東京」の公園を創るパークマネジメント～・パークマネジメントマスタープランは、「従来の行政主導の事業手法から、都民・ＮＰＯ・企業と連携しながら都民の視点に立って公園を整備・管理する『パークマネジメント』へ転換すべき」との東京都公園審議会答申を踏まえ、平成 16 年 8 月に策定された。・今回のマスタープランでは、東京の公園づくりの４つの基本理念、10 の目標、今後 10 年程度のプロジェクトを提示した。基本理念 1 都市の魅力を高める公園５．都立公園の安全・快適プロジェクト【主な取組み】 1．国際的な観光拠点となる公園づくりプロジェクト【主な取組み】・東京の歴史と文化を伝える公園の再整備新規・公園樹木の戦略的メンテナンスによる安全性・快適性の向上新規・気象災害や感染症等に備えた危機管理の強化拡充・ｵﾘﾝﾋﾟｯｸ･ﾊﾟﾗﾘﾝﾋﾟｯｸ競技会場等のある公園の整備新規・ｵﾘﾝﾋﾟｯｸ･ﾊﾟﾗﾘﾝﾋﾟｯｸのレガシーとなる公園の整備新規 Ⅱ マスタープラン改定の考え方・バリアフリー、ユニバーサルデザインの推進・当初プラン策定後 10 年の社会状況の変化、当初プランの実施状況、東京都長期ビジョンの策定を踏まえ、新たな 10 年を見据え改定する。・公園づくりの基本理念のうち「都市の魅力を高める公園」を重視するとともに、「高度防災都市を支える公園」を新たな基本理念として位置付ける。・多言語表記、無料 Wi-Fi 利用環境等の充実新規２．庭園・植物園・動物園での「おもてなし」プロジェクト【主な取組み】・文化財庭園での伝統文化による「おもてなし」新規・東京の日本庭園の連携による魅力の発信新規 Ⅲ 基本理念３生命を育む環境を次世代に継承する公園・文化財庭園の施設の復元・修復社会状況の変化・植物園・動物園の再生新規・オリンピック・パラリンピック開催決定・東日本大震災の発生・地球環境への意識の高まり・少子高齢化の進行・動植物の交換や技術支援を通じた都市外交新規６．水と緑の骨格軸形成プロジェクト【主な取組み】・都立公園による緑の拠点の形成・既存公園の再生整備新規・緑の拠点をつなぐ街路樹の充実７．都立公園の生物多様性向上プロジェクト【主な取組み】・生物生息・生育空間の保全・再生・創出新規・植物多様性センターにおける保護増殖新規３．公園の多機能利用と民間の活力導入促進プロ８．自然とのふれあいプロジェクトジェクト【主な取組み】【主な取組み】・公園の多機能利用と官民連携によるにぎわいの創出・自然観察会、環境教育プログラム等の充実新規 Ⅳ 改定のスケジュール平成２７年２月１２日２月１３日～２６日３月下旬・民間のノウハウ等を活かした魅力ある施設づくり改定案のプレス発表パブリックコメントマスタープランの公表基本理念４豊かな生活の核となる公園・規制緩和による民間イベントの積極的な誘致・指定管理者制度の運用改善によるサービス向上新規９．都立公園の魅力向上プロジェクト【主な取組み】基本理念２高度防災都市を支える公園・子どもの心身の育成と多世代交流の場づくり新規・公園でのスポーツによる健康づくり拡充４．防災公園の機能強化プロジェクト【主な取組み】【主な取組み】・救出・救助活動の拠点や避難場所となる公園の防・民間ノウハウ等を活かした魅力ある施設づくり災関連施設の充実拡充・民間によるイベントの積極的な誘致・非常用発電設備の導入新規・指定管理者制度の運用改善によるサービス向上新規・災害時における公園の有効活用と防災訓練の充実・街路樹防災機能の強化新規庭園での茶会「松の御茶屋」の復元防災トイレ組立訓練１０．パートナーシップ推進プロジェクト【主な取組み】・ボランティア活動と都民協働のさらなる推進・鉄道会社、旅行会社、地域の文化施設等との連携の推進新規・都立公園を支える人材の育成新規局