7 市役所カワルプロジェクト

7 市役所カワルプロジェクト
市民ニーズが多様化・高度化するなか、効率的かつ効果的な行政サービスが求め
られています。また、市民の皆さんと協働してまちづくりを進めていくためには、
信頼される市役所でなくてはなりません。
プロジェクト
の概要
目的
(ゴール)
そこで、このプロジェクトでは、職員が常に市民起点で仕事に取り組み、成果を
あげられる市役所になることをめざし、市民満足度の向上につながるしごと改革を
推進していきます。そのためには、「自ら考え、自ら発信し、自ら行動する自立
(律)型」へ転換し、また「市民や企業等と連携する協働型」、「今の時代に合わ
せた仕組みやルールを作りだす創造型」をプラスして仕事に取り組む職員の意識を
醸成していきます。併せて職員がいまよりもっと活躍する環境を整え職員のやる気
を引出すとともに、持続的な市役所の成長につながる組織マネジメントの確立をめ
ざします。
何を(対象)
どういう状態にしたいのか(意図)
仕事のやり方
目的・目標を達成するために、組織のめざす姿や果たすべき役
割を共有し、全ての職場で改善が当たり前になっている
これまでの
成果
●改善報告件数がH22年度273件からH26年度1,242件と増加を続けており、職員
に業務を見直そうとする意識と行動が広がっている。
●所属長が組織活性化に向けたプランを立て、実践することで、組織を経営する意識
づけが進んでいる。
●ミーティングリーダー養成講座を延べ280人が受講し、職場ミーティングで対話を
する機会が増えている。
●時間外の講座(まるかじり講座)に全職員の約4分の1の職員が1回以上参加し、前
向きに仕事に取組もうとするやる気の向上につながっている。
これまでの
課題
●所属長の組織に対する責務について、十分に浸透を図ることができていないため、
職場活性化の取組みにバラつきがある。(組織マネジメントに係る全体水準のレ
ベルアップ)
●職場内での情報共有や職員同士の連携・協力など、コミュニケーションが不足して
いる。
●職員が職場の目的、目標から自らの役割を認識し、仕事に取り組む環境になってい
ない。
平成28年度の取組方針・主な取組み
● 組織のめざす姿と果たすべき役割から管理職職員がなすべき仕事に取り組む環境
をつくります。
取組方針
● 目的・目標の達成に向けてチーム一丸となって仕事に取り組む職場づくりを行い
ます。
● 【組織マネジメント力の強化】
組織力の成長を図るため、職場での実践を通して、組織マネジメントに対する理
解を深めるとともに、全庁で取り組む仕組みの構築を目指します。
・市役所カエルゼミ(部局長)
・組織マネジメントトレーニング(所属長)と職場活性化プランの実践
主な取組み
● 【対話の促進】
対話の機会を数多くつくることで、職場内の良好な人間関係を構築し、本音で意
見交換できる職場環境をつくります。
・職場ミーティングの実施
・ミーティングリーダー養成
● 【気づき・きっかけづくり】
職員が、新しい考え方ややり方を学び、自らの意識を変える気づきや仕事の仕方
を変えていくきっかけをつくります。
・まるかじりセミナー
・業務改善発表会
関連事業
行政マネジメント推進費
4,059 千円