平成27年度京都市建設局小規模修繕契約運用要領 制定 平成27年 2月 9日 (趣旨) 第1条 この要領は,京都市建設局小規模修繕契約取扱要綱の事務処理について定める。 (業者の登録の方法) 第2条 業者の登録は,建設企画部監理検査課において行う。 2 本登録に係る修繕対象は土木構造物に限る。 3 本登録は地域制とし,北部地域(北部土木事務所管内,左京土木事務所管内,西部土木事務所 管内,京北・左京山間部土木事務所管内)と南部地域(東部土木事務所管内,南部土木事務所管 内,西京土木事務所管内,伏見土木事務所管内,南部区画整理事務所管内)で行う。ただし,地 域を重複して登録することはできない。 4 本登録を受けようとする業者は,京都市契約事務規則(以下「規則」という。)第4条第1項に 規定する一般競争入札有資格者名簿又は規則第22条第1項に規定する指名競争入札有資格者名 簿に登載されているとともに,次の資格要件を満たさなければならない (1)建設業法に定める土木工事業の許可を受けていること。 (2)本市に本店を有し,建設業法に定めのある主任技術者になり得る常勤の自社社員(登録申出 日において,引き続き3箇月以上の雇用関係があること)が少なくとも2名以上在籍している こと。 (3)平成18年度以降に,京都市長,京都市上下水道局長又は京都市交通局長が発注した舗装工 事又は土木一式工事を単独又は共同企業体の構成員(いずれも元請)として受注し,少なくと も1件はその完成検査結果通知書又は工事成績評定結果通知書の評定点が70点以上であるこ と。ただし,共同企業体の構成員としての施工実績の場合は,出資比率20パーセント以上で, 自社の監理技術者又は国家資格を有する主任技術者を工事現場に専任で配置した場合に限る。 なお,随意契約及び単価契約によるものは除く。 (見積合わせの方法) 第3条 見積合わせは各所属でその週の金曜日(金曜日が休日のときは別途通知する。)に行う。 2 各所属が見積合わせにより業者を決定しようとするときは,見積合わせを行う日の属する週の 前週の木曜日正午までに,監理検査課にその概要を知らせなければならない。 3 監理検査課はその概要を,見積合わせを行う日の属する週の前週の金曜日午後2時~3時に監 理検査課のホームページに掲載するものとする。 4 各所属は,見積合わせの通知書を作成し,見積合わせを行う週の月曜日(月曜日が休日のとき は,その翌日とする。) (以下「見積合わせ日」という。 )午前9時から見積合わせを行う日の前日 までに,見積合わせに参加する意思を表明した先着10社の登録業者に配布する。ただし,見積 合わせ日の午前9時から9時10分までの間に,10社以上の参加があった場合は,抽選で10 社を選ぶものとする。 なお,見積合わせ日において,京都市競争入札等取扱要綱第29条第1項の規定に基づく競争 入札参加停止措置を受けている登録業者については,見積合わせに参加することができない。 5 見積書を同時に提出させたうえで,即時開封を行い,予定価格以下で,最低の価格を提示した 登録業者に修繕を依頼するものとする。 6 予定価格以下の価格が提示されなかった場合は,最低価格を提示した業者と予定価格以下とな るまで価格交渉を行うが,予定価格は一切明示してはならない。 7 価格交渉の結果,予定価格以下とならなかった場合は,不調とし,契約内容を見直し,再度見 積合わせを行う。 (不誠実な行為に対する対応) 第4条 建設局長は,登録業者が見積合わせを無断で2回欠席したときは,その登録を取り消すこ とができる。 2 各所属で無断欠席事案があったときは,速やかに監理検査課に届けなければならない。 附 則 この要領は平成27年2月9日から施行し,有効期間は平成28年3月31日までとする。
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