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やまとで さいえん
いっぱい 食べよう!
~境界地(あぜ道)の環境美化と食育活動を通して~
健康福祉部子ども課 大和保育園
【問題点】
園庭の南側、隣接しているビニールハウスとの境界地(あぜ道)が、毎年
夏場は、背の高い草に覆われてしまうため、蛇が侵入して危険であり、美的
環境も良くなかった。
【対応】
あぜ道を畑として整備し、野菜を栽培して草が増えるのを抑える。
【目的】
・年代や勤務形態の異なる職員全員が、共通 の目的を持って環境美化
を行うことを通して、チームとしての繋がりを深める。
・園児と一緒に野菜を栽培したり、収穫した野菜を給食で食べたりして
食育活動を推進する。
【期間】
平成25年4月~平成27年3月
【構成メンバー】
園長
主任保育士(フリー・クラス担当) 2名
クラス担当保育士(正規・臨時) 15名
4時間パート保育士 11名
延長保育補助職員 4名
給食調理員 (正規・再任用・4時間パート・6時間パート) 4名
合計37名
【方法】
・年長組保育士が中心となって、計画的に栽培を行い、収穫物を保育に取り入れる。
・年長児25名は、保育士と一緒に栽培や収穫を体験する。
・クラス担当保育士は、水曜日の環境整備の時間に、草取り植え付け準備など手伝う。
・4時間パート保育士は、交代で草取り側溝掃除など、クラス担当保育士の補助を行う。
・延長保育補助職員は、延長保育開始前の時間を利用して、交代で草取りを行う。
・調理員は、収穫した野菜を給食メニューへ取り入れる。
※園芸の得意なベテラン保育士
が、技術面での指導を行う。
キャッチコピー
は若手が考え
ました!
蛇をつかまえ
るのが得意
な保育士が
います!
野菜の栽培は、
みてみン!で
発信しました。
【良かったこと】
・境界地(あぜ道)の美的環境が良くなり、職員全員が園舎周辺の環境に関心が
持てた。
・年代や勤務形態の違う職員全員で、一つの目的を持ち、それぞれの役割で実践
することを通して、共通の話題が増えて連帯感が持てた。
チーム保育力
アップ!!
・子ども達の野菜への関心が深まり、収穫した野菜を喜んで食べれるようになった。
・野菜作りを通して、(以前から協力的な地域ではあるが)保護者や地域の方との
話題が増え、園の活動を理解してもらえた。
【今後について】
・毎年、職場のメンバー構成が変わっていくが、技術面のノウハウを
受け継ぎ、今後も職員全員で環境整備していく良さを実感できるよう
にしたい。
現在は菜の花の芽が
出ています。
卒園式には、菜の花
が満開の予定です!
いちょうの落ち葉でハート