環境分析(PDF:91KB)

 豊川市清掃工場
3 環境分析値
(1)環境自主基準値の状況
清掃工場では、法基準値より厳しい自主基準値を定めて管理をしています。法で定め
られた項目の他に、清掃工場周辺の環境大気及び土壌のダイオキシン類分析を計3ヶ所で
実施し(環境大気 1回/年、土壌 1 回/3年)、結果は地元町内会や学校に報告しています。
単位
1,3号炉 5,6号炉
自主基準値 自主基準値
0.08
0.05
0.02
250
100
30
700
100
40
5
5
1
0.01
法基準値
ばいじん
窒素酸化物
塩化水素
g/m3 N
ppm
ppm
ダイオキシン類
ng-TEQ/m3N
(2)ばい煙
①ばいじん
ごみを焼却して発生した排気ガス中のばいじんは、ろ過式集じん器(バグフィル
タ)で除去します。法基準値を十分に下回る数値で管理されています。
ばいじん推移(平成15~25年度)
g/ ㎥ N
0.080
0.070
0.060
0.050
0.040
0.030
0.020
0.010
0.000
1号炉
3号炉
5号炉
6号炉
法基準値
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25年度
②全硫黄酸化物
ごみに含まれていた硫黄分は焼却により排ガス中に硫黄酸化物を生じます。法基準
値を十分に下回る数値で管理されています。
10
9
8
7
6
5
4
3
2
1
0
全硫黄酸化物(K値)推移(平成15~25年度)
1号炉
3号炉
5号炉
6号炉
法基準値
15
16
17
18
19
20
- 18 -
21
22
23
24
25年度
豊川市清掃工場
③窒素酸化物
空気中の窒素と酸素が焼却により反応して生成されます。窒素酸化物は脱硝設備を
通すことにより分解除去されます。法基準値を十分に下回る数値で管理されています。
窒素酸化物推移(平成15~25年度)
250
1号炉
3号炉
5号炉
6号炉
法基準値
ppm
200
150
100
50
0
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25年度
④塩化水素
塩化ビニール樹脂の燃焼の際に多量に発生するもので、大気を汚染するだけでなく、
焼却炉の劣化も著しくなります。法基準値を十分に下回る数値で管理されています。
mg/ ㎥ N
塩化水素推移(平成15~25年度)
700
600
500
400
300
200
100
0
1号炉
3号炉
5号炉
6号炉
法基準値
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25年度
⑤ダイオキシン類
800℃以上で燃焼しダイオキシン類の発生を抑制し、速やかに排ガス温度を低下さ
せることでダイオキシン類の再合成を避け、さらにろ過式集じん器(バグフィルタ)で
除去しています。法基準値を十分に下回る数値で管理されています。
ng-TEQ/ ㎥ N
ダイオキシン類推移(平成15~25年度)
5.0
1号炉
3号炉
5号炉
6号炉
法基準値
4.0
3.0
2.0
1.0
0.0
15
16
17
18
19
20
- 19 -
21
22
23
24
25年度