27 田口慎一郎 小さな拠点の方向性と 公民館の位置づけ 旧小学校区単位を想定した 集落連携による活動 ⑪その他 ②生活支援 サービス ⑩エネルギー 資源活用 ⑨特産品づくり ・販売 ⑧農産物等の生産・販売 ④健康づくり ⑤防災活動 ⑦交流・定住サポート ▲集落活動センターのイメージ ⑥鳥獣被害対策 国土交通省国土政策局発行 「集落地域の大きな安心と希望をつなぐ「小さな拠点」づくりガイドブック」からイメージ図を引用 り、地域振興の拠点である。現 在住民自治協議会の取り組みの 中で公民館を拠点としている地 区もある。これらの取り組みを モデルとしながら、生涯学習部 とも連携し、課題を把握してい きたい。 集落活動センター ③安心・安全 サポート 岡安謙典 消防団員の活動しやすい 環境整備を 26 ﹁地域おこし協力隊﹂の 導入は 防災 消防団員の活動しやす い環境づくりのため、雇用事業 者の協力による﹁消防団協力事 業所﹂の認定基準・認定状況は。 部長 ﹁消防団協力事業所表 示制度﹂を平成 年度から実施 しており、主な基準として①従 業員が消防団員として相当数入 団している②団員活動について、 積極的に配慮している③災害等 における資機材等の提供等、事 業所が消防団活動に協力してい るなどがあり、いずれかに該当 する場合に認定ができる。 年 4月現在で、7事業所に表示証 の交付を行っている。これから も消防団員の活動しやすい環境 整備に向けて取り組んでいく。 地域 住民自治協議会の取り 組みや小さな拠点づくりの今後 の方向性は。公民館を生涯学習 の場だけでなく幅広い市民の活 動拠点として位置づけるため、 期間を限定したモデル事業を立 ち上げ支援してはどうか。 部長 住民自治協議会の活動 を進める中で、阿波地区は支所 や小学校跡地、J A跡地を活用 した小さな拠点づくりの取り組 みを今年度から始めている。高 倉・城西地区では公民館などを 拠点とした取り組みが始まって いる。また、合併した旧町にお いては支所が地域の核となり得 る。各地を参考にしながら取り 組みの拡大、充実を図っていき たい。公民館は地域の生涯学習 の拠点であるとともに地域づく ①集落活動サポート 地域を変えていく新しい力 地域おこし協力隊 地域 地域の活性化・定住促 進 に 有 効 な﹁ 地 域 お こ し 協 力 隊﹂制度の取り組みについて、 導入に向けての考えは。 市長 少子高齢化・人口流出 の状況の中、定住促進と地域活 性化の有効な手立てと考えてい る。3年間は国からの交付税措 置があるが、3年後は自活し、 定住につなげていくことが必要 となる。住民自治協議会の取り 組みを進めている地域もあり、 派遣を検討している。平成 年 度には導入したいと考えている。 22 市政のあり方を問う 16
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