平成26年度 学校評価報告書

 平成26年度 学校評価報告書
学校番号(21) 学校名( 砂取小学校 )
1学校教育目標
確かな学力を身につけ、心豊かで、たくましく生きる「生命輝く砂取っ子」を育成す
る。
2目指す姿(児童像)
子ども像「生命輝く砂取っ子」
1 規則を守り、何事にも真剣に取り組む子ども
・砂取っ子あいさつ ・もくもくピカピカ掃除 ・集会時、大きな声で校歌斉唱
2 人に優しく、友だちを大切にする子ども
・自分のよさを見つけ、自尊感情が高い ・友だちのよさを認め、伝える
3現状と課題
本校の子どもたちは、素直な子どもが多く、学力面でも高い能力を持つ。しかし、高学年になるにつれ、生徒指導上の問題行動が増える傾向にある。そこで、昨年度
の生徒指導の反省をもとに、本年度は、「生命輝く砂取っ子」を子どもの実態に沿ってより具現化し、豊かな心を持った子どもの育成を重点的に目指すこととする。
4目標
【経営重点目標】
「生命輝く砂取っ子」の具現化 ①「砂取っ子あいさつ」が、きちんとできる子どもを増やす。 ②自分や友だちのよさを認め合い、伝え合う子どもを増やす。
重点努力目標
評価指標
主な具体的方策
評価結果
分析(○)改善策(◎)支援要望(☆)
砂取っ子あいさ
つ宣言(立ち止
まって、おじぎをし
てあいさつ)にそっ
た礼儀正しいあい
さつができる子ど
もにする。
26年度学校評価で、
砂取っ子あいさつ「立
ち止まっておじぎをして
あいさつ」ができると、
4と回答する子どもの
割合を50%に引き上
げる。
学校評価で、4と
回答した子どもが4
1%、3の41%と合
わせると、82%で
あった。
○「砂取っ子あいさつ」が自分はできていると、自信を持って4と答えることができる子どもの割合
が目標に大きく届かなかった。
○地域の方からは、「子どもの挨拶が変わり、おじぎする姿に感動する。」といった高い評価をい
ただくこともあるので、成果は上がっていると考えられるが、個人差が大きいのも現実である。
◎月目標に位置づけた全校指導、全学級における授業による指導を来年度も継続し、子どもた
ちへの定着を目指す。
◎児童会提案や学級会で話し合っての子ども主体のあいさつ運動ができてきたので、このような
子ども主体のあいさつ活動への積極的な指導をさらに強化していくと効果的だと考える。
自分や友だちの
よさを見つけ、お
互いのよさを認め
合える子どもにす
る。
26年度学校評価の
「友だちのよさを見つけ
ている」の項目で、4と
回答する子どもの割合
を60%程度で維持す
る。
・生徒指導月目標に「あいさつ」を年
4回位置づけ、全職員での共通指導
・がんばりカード活用による子どもの
自己評価と担任の励まし
・校門あいさつ宣言看板の増設
・全学級における「あいさつ」の授業
実践
・児童会活動による子どもたち主体
のあいさつ運動への指導
・校内研修に学級活動・道徳の充実
・校長による学級活動の実践につい
ての具体的指導
・全学級における「よさを認め合う」
授業実践と日常の取り組みの充実
・職員の子どもを認め励ます態度の
強化
学校評価で、4と
回答した子どもが3
8%、3の39%と合
わせると、77%で
あった。
○友だちのよさを見つけていると、自信を持って4と答えた子どもが38%で、昨年の63%から下
がり、目標に大きく届かなかった。ただ、日常の取り組みにおける教職員の観察では、子どもた
ちに友だちのよさを認めていこうという態度は育っているのではないかという意見が多かった。
○校内研修に学級活動を位置づけ、研究授業、全学級における授業実践、日常の取り組みは、
きちんと行った。昨年度は学校評価アンケートが、偶然取り組み強化時期にあたり、結果がとて
も高かったと考察でき、アンケートの実施時期に影響を受けているようなので、子どもたちにしっ
かり定着しているとは、いえないと考えられる。
◎本年度の取り組みを継続するとともに、他校のよい実践にも学ぶ等、校内研修・生徒指導の
更なる充実を図る必要がある。
①②のような子
どもたちを育成す
るため、学級活動
の授業の充実を図
る。
26年度学校評価で、
「学級活動の授業で、
自分のめあてを立てた
り、自分たちで集会を
行ったりすることは楽し
いですか」の項目で、4
と回答する子どもの割
合を60%程度とする。
・全学級における学級活動年間計画
の作成
・全学級における学級活動の1時間
1時間の確実な実践のための研究
部提案
・校長による校内研修における学級
活動の実践指導
学校評価で、4と
回答した子どもが5
7%、3の31%と合
わせると、88%で
あった。
○学級活動の授業でのめあて立案や集会活動の自主的実践について、4と回答した子どもが5
7%で、ほぼ目標は達成できた。
○学級活動授業記録の教室掲示の指示、全学級での研究授業の実施等の研究部提案で、学
級活動授業の充実を図ることができた結果と考えられる。
◎教職員の学級活動の指導力がさらに高まれば、子どもたちに適切な指導ができるので、職員
の指導力向上のための校内研修内容の充実をさらに図っていく必要がある。
5 学校・園関係者評価に関する事項(主な意見等)
6 その他の報告事項
・月1回の地域の会議では、全体として子どもたちのあいさつが昨年度より確実によくなって
いるという話が出る。反面、朝、あいさつ運動や交通指導で立っている地域の方に、あいさつ
できない子どももいる。家庭と連携し、引き続き、指導を行うのがよいだろうという意見をいた
だいた。
・よさ見つけのようなポジティブな目標で、取り組むのはとてもよいと思うとのことだった。
・民生児童委員懇話会や安全対策協議会等の会議における、学校の情報提供や取り
組み説明の姿勢を評価していただく声を、本年度多くいただいた。地域の中の学校とし
て、これからも地域と連携を大切にしていくこととする。