自分を大切にできる子 共に生きる子 山元の子 副校長 川村 良児 節目の年を迎えて もうすぐ立春。裏門の紅梅が満開となり、春はもうすぐそこまでやってきているようです。と は言いましても、先日も雪がちらつき、まだまだ寒い日が続いています。1月26日、週明けの 月曜日、子どもたちの出席状況を確認するとインフルエンザによる欠席が急増し、この週に合わ せて7クラスを学級閉鎖することになりました。学校では、引き続き、手洗い、うがいを励行と、 換気に注意して生活を送るよう指導してまいります。ご家庭でも体調管理に十分ご配慮いただき ますよう改めてお願い申し上げます。 さて、阪神・淡路大震災から20年が経ちました。1995年1月17日5時46分、当時の 記憶を紐解きますと、明け方、その時は大きな地震があったなと感じるくらいでしたが、起きて からのニュース番組で、高速道路が倒壊していたり、住宅地一面が火事になっていたりなどの光 景を目にし、驚愕の思いを抱いたことが思い起こされます。 各放送局の報道番組でも特集が組まれ、当時の映像や被災した方々の思い等を視聴する機会が たくさんありました。そんな中、神戸で被災経験をした知人のことを思い出しました。その人か ら、テレビから流れる映像を見るたびに当時の辛さが頭に浮かんでくるという話を聞いたことが ありました。私には量り知ることのできない深い思いがあるのだろうと想像すると当時は何と声 をかけてよいかわかりませんでした。 1月に入り、きっと辛い思いをしているのではないかと思い、 「震災から20年ということで報 道が多くされているが大丈夫ですか」とたずねてみました。すると、 「20年が経つということが 信じられないが、確実に時間が流れていて、あの頃より向き合えるようになっている。映像を見 て、いたたまれなさを感じたが、乗り越えてきた証も紹介されていて、震災があったからこそ得 たものについてたくさん知ることができた。辛い思いは消えないと思うが、少しずつ薄れてきて いる。今年は報道を通して震災のことが忘れられていなくてよかったと思った。経験した私たち にとっては、忘れたいというか悲惨だったなという思い出はあるが、いろいろな方々が心を痛め たことが忘れられてしまうことほど辛いことはない。だからこそ語り継ぐことは大事なんだと改 めて思った。 」という返事をいただき、少し安堵しました。と共に、この言葉や報道から人の心の 強さや温かさを感じました。 阪神・淡路大震災から東日本大震災、今年度は御嶽山の噴火による被害もありました。これら の自然災害からの教訓を後世に伝えていくことはとても大切であると改めて感じています。 加えて今年は、戦後70年を迎えます。学校では毎年、開戦、終戦のことや横浜大空襲につい て学年に応じて話をしています。また、6年生は社会科の学習で我が国の戦時体制への移行や被 害、戦時中のくらしの様子等について学習します。戦争体験者の方々が少なくなっていく中、当 時の事実や人々の思いを伝えていくことは未体験者には困難なことであると感じることもありま すが、伝え続けなければならないことなのだと強く思います。 今年度も残すところあと二ヶ月となりました。学年のまとめに向け取り組んでまいります。今 月もよろしくお願いいたします。 1月22日(木) 、6校時の授業を仲尾台中学校職員が参観しました。将来の中一、中二、中三を見据えて、四 年生・五年生・六年生・個別支援級の授業を見ていただきました。 中学校では「教科担任制」をとっており、担任も基本的には3年間、同じメンバーで一年生から持ち上がって いきます。生徒指導も担任一人で、というより「学年担任団」で学年の子を見ていく、というスタンスです。授 業後、中学校の職員側から見て気付いたことなどを、率直に語っていただき、研究会はとても有意義な時間にな りました。この成果を日常の授業や児童指導に生かし、小学校、中学校9年間を見通した効果的な指導につなげ ていきます。 書き初め大会 写真は、体育館で、 熱心に取り組む子どもた ちの様子です。 1月8日(木)、9日(金)の二日間、書き初め大会が行われました。低学年は硬筆、3 年生以上は毛筆での実施でした。静けさの中で、自分が書く文字と向き合い、新年を迎えた 気持ちと意気込みを文字に込めながら、それぞれ真剣な表情で取り組んでいました。 1月19日(月)、 『虹色音楽隊』をお招きして芸術鑑賞会を実施しました。演奏者は工夫 しながら、打楽器の美しいアンサンブルを子どもたちに聴かせてくださいました。4人での 演奏でしたが、ボディーパーカッションや珍しい楽器演奏をおりまぜて素晴らしい演奏を していただき、最後まで子どもたちは熱心に耳を傾けていました。 「スチールパン」 という楽器です 例年、この時期になると6年生は校長室で学校長と給食 を一緒に食べることになっています。普段は、なかなか入 ることのない校長室です。それでも、会食しているうちに リラックスし、様々な話題について積極的に話しています。 子どもたちにとっては、普段の給食の時間とは違った貴重 な機会になっているようです。 主な演奏曲;「剣の舞」「虹の彼方に」 「ジブリメ ドレー」 「レット・イット・ゴー」など。 日 曜 2月学校行事予定 保健関係 「横浜市学力・学習状況調査」 1日 2月 SC(AM) 朝会 3 火 委員会活動(反省) 4水 集会(ボランティアさんに感謝を伝える会:図書ボ ランティア、交通ボランティアのみなさま) 5 木 横浜市学力・学習状況調査① 6 金 横浜市学力・学習状況調査② 7 土 市音楽会(特設音楽クラブ参加) 8日 9月 朝会 作品展見学(市民ギャラリー:個別級) 10 火 代表委員会 新一年生保護者説明会 SC表示日 は「学校 スクール カウンセ ラー」来 校日です。 AMは「午 前中」、 PMは「午 後」です。 5日(木)・6日(金)の2日間 にわたって実施されます。1・2年 生は「生活学習意識調査」と国語・ 算数の2教科の実施、3~6年生は 「生活学習意識調査」と国語・算 数・理科・社会の4教科での実施と なります。2年生は「ものさし」、 3年生は「ものさし・コンパス」、 4年生は「ものさし・三角定規・コ ンパス・分度器」、5年生は「もの さし・コンパス・分度器」、6年生 は「ものさし・三角定規・コンパ ス」が必要です。 11 水 建国記念の日 「土曜参観」 12 木 避難訓練(不審者対応訓練) 13 金 ふれあい給食(4年) ふれあいの輪を広げる会 (3年) 14 土 土曜参観(給食あり:5校時授業) 個別級学習発表会 披露(朝:集会時) 4年生:2分の1成人式 14日(土)土曜参観日となり ます。給食ありの5時間授業で下 校時刻は全学年、14時25分と なります。4年生は「2分の1成 人式」を体育館にて3・4時間目 に行います。4年生以外は5時間 目が授業公開となります。詳しく は配付される案内をご覧ください。 15 日 16 月 振替休日 17 火 18 水 クラブ活動(反省;3年見学) たてわり遊び 個 別級学習発表会 集会(4年生音楽発表) 中区小中合同卒業生を 送る会(個別級) 19 木 国際理解教室お別れ会(朝) 20 金 学校保健委員会 東京見学(6年) 21 土 22 日 SC(PM) 23 月 朝会 24 火 クラブ活動 25 水 集会(6年生音楽発表) 歯科巡回指導(4 ~6年) 26 木 27 金 SC(AM)) 懇談会(2・3年) 車いす体験学習(5年) 3月の主な学校行事予定 2日(月):懇談会(1・4・5年、個別級) 3日(火):委員会活動 避難訓練 4日(水):個別級お別れ遠足 5日(木):3年遠足 6日(金):バイキング給食・懇談会(6年生) 11日(水):集会 18日(水):集会 19日(木):卒業式予行練習 20日(金):卒業式前日準備 6年大掃除 21日(土):卒業証書授与式 23日(月):振替休日 24日(火):大掃除 25日(水):修了式 26日(木)~31日(火):学年末休業 28 土 インフルエンザが流行しています 全市的に「インフルエンザ」が猛威をふるっ ています。普段から、せっけんを用いたてい ねいな手洗い・うがいを行い、咳が出る場合 はマスクを着用する「咳エチケット」を学校で はよびかけ、指導しています。ご家庭でもご 協力をよろしくお願いいたします。 4月1日(水)~3日(金):春季休業 4日(金):新6年生登校(新年度準備) 6日(月):平成27年度始業式 平成27年度入学式
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