【宍道断層に係る追加調査結果(概要)】 1 ・審査会合における指摘を踏まえて,データ拡充のための追加調査を実施し,申請中の宍道断層評価長さ(22㎞) の妥当性を確認した。 ・今後,原子力規制委員会の審査に適切に対応していくとともに,当社保有データを補強するための自主的調査を 継続実施していく。 ② ①【宍道断層の東端付近(下宇部尾東,森山)】 (下宇部尾東) ・ボーリング調査の結果,北東の谷に向かう断層は認められ ない。 ・はぎ取り調査の結果,地質分布に不連続はなく断層は認 められない。 (森山) ・露頭観察,ボーリング,トレンチ調査等の結果,断層に後 期更新世以降の活動は認められない。 ②【宍道断層の西端付近(古浦沖,男島∼女島)】 ① ③【古浦沖∼大田沖断層】 ③ ・音波探査の結果,断層活動を 示唆する反射面は確認されな ⇒評価中 い。 (古浦沖) ・音波探査,海底面調査等の結果,海陸境界付近に断層は 認められない。 (男島∼女島) ・地表地質踏査,ボーリング調査等の結果,断層は認められ ない。 宍道断層の評価 第83回審査会合 資料再掲 (1)評価結果の概要 【別紙】 2 凡 例 :後期更新世以降の断層活動が認められない :後期更新世以降の断層活動が完全には否定できない :後期更新世以降の断層活動が認められる 日本海 松江市 島根原子力発電所 森山北 枕木山東方 鹿島町 古浦沖 古浦 尾坂 佐陀本郷 男島 [西端] 古浦西方 の西側 廻谷 佐陀宮内 仲田 南講武 福原町 福浦 美保関町 手角町 下宇部尾 長海町 上本庄町 宇井 森山 美保関町東方沖合い [東端] 下宇部尾東 中海北部 中海 評価長さ:約22km ・宍道断層のうち,後期更新世以降の活動が認められるのは,廻谷∼上本庄町である。 ・宍道断層の評価長さとして,不確かさを考慮して,古浦西方の西側から下宇部尾東までの約22kmと評価した。
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