に変更 - 格付投資情報センター

NEWS RELEASE
2015年02月13日
【格付変更】
コロンビア共和国
外貨建発行体格付: BBB- → BBB [格付の方向性:安定的]
格付投資情報センター(R&I)は上記の格付を公表しました。
【格付理由】
経済は着実に成長し安定性が高まっている。治安の改善による投資の活発化や原油生産の立ち直りが
支えになっている。手堅い財政運営も評価できる。原油価格の予想以上の下落が響き、この先しばらく
経済の伸びは鈍りそうだ。経常収支と財政収支も赤字拡大が予想されるが、中期的には一定の範囲内に
とどまろう。対外流動性に懸念は無い。以上からBBBに格上げした。格付の方向性は安定的。
2014年の実質国内総資産(GDP)は前年比4.7%伸びた。しかし、2015年は原油の値下がりが輸出を押
し下げ資源開発にも影響しよう。ペソの下落が製造業・農業には追い風となるが、政府は4.2%への減速
を予想する。原油など主要輸出品の価格下落で交易条件もゆるやかだが悪化しており、R&Iでは3.5%程
度に下振れする可能性は相応にあるとみている。
経済成長率は、2016年には持ち直すとみられるが、その後も成長率を維持していくには生産性の向上
が欠かせない。こうした観点から、政府が官民連携(PPP)を中心に進める交通・物流インフラの整備は
必須だ。非正規雇用を減らして労働者に技能や経験が蓄積されていくようにすることも必要だろう。
財政運営は手堅い。政府は2010年にGDP比3.1%まで拡大した非金融公的部門(SPNF)の赤字を徐々に
圧縮しており、2020年には黒字にする方針。最大の赤字主体である中央政府についても財政運営ルール
を法律で決めて収支改善に努めている。財政健全化への意識は高いとR&Iは評価している。ちなみに債務
危機が頻発した中南米にあって、コロンビア政府は過去に債務の繰り延べを要請したことがない。
2013年末のSPNFの公的債務残高のGDP比は43.3%(政府公表値)にとどまる。基礎的財政収支が黒字を
保っており、この比率をさらに低くしていくことも可能だろう。ただ、石油関連収入が中央政府歳入の
15%程度を占めており(2011-2014年平均)、原油価格下落の影響を受けそうな点は気掛かりだ。
政府は2015年の中央政府の財政赤字について、2014年12月下旬に、原油価格の想定を98ドルから48ド
ルへと下げ、経済成長率の予想も見直して、当初予算作成時のGDP比2.4%から同2.8%へと修正した。
2.8%のうち0.6%は景気要因による赤字としている。もっとも、下方修正したとはいえ、経済成長率の
見通しは市場予測と比べやや高めだ。赤字幅が想定よりも拡大する可能性はあるだろう。
経常収支は赤字が続いている。中間財・資本財輸入による赤字を海外直接投資(FDI)を中心に賄う構
造で、対外収支の安定性は比較的高い。ただ、近年、輸出の50%以上を占める石油・関連製品の価格下
落が響き、2014年は通年で貿易収支が赤字化、経常収支の赤字はGDP比4%台に拡大した模様だ。
2015年の経常収支も2014年並みの赤字が予想される。資源開発関連の直接投資が停滞しそうなほか、
米国の金融政策変更で証券投資にも影響が出そうなだけに留意が必要だ。中長期的には、石油・石炭輸
出以外(non-traditional)の輸出品の競争力を高め、経常収支赤字を減らしていくことが課題だ。
対外債務のGDP比は2014年9月時点で24.9%と低水準。うち短期債務の割合は12.6%にとどまる。同6月
末の国際投資ポジションはネットで約1126億ドル(GDP比28%)の負債超過だ。外貨準備は2013年の輸入
額の7.5カ月分と、平常時の備えとしては十分だろう。国際通貨基金(IMF)との間でフレキシブル・ク
レジット・ライン(FCL)を締結していることもあり、有事でも外貨流動性に懸念は乏しいとみている。
■お問合せ先 :インベスターズ・サービス本部 TEL.03-3276-3511 E-mail [email protected]
■報道関係のお問合せ先 :経営企画室(広報担当) TEL.03-3276-3438
株式
会社
格付投資情報センター
〒103-0027東京都中央区日本橋1-4-1 日本橋一丁目三井ビルディング http://www.r-i.co.jp
信用格付は、発行体が負う金融債務についての総合的な債務履行能力や個々の債務等が約定通りに履行される確実性(信用力)に対するR&Iの意見であり、事実の表明ではありませ
ん。また、R&Iは、信用リスク以外のリスクにつき意見を表明するものではなく、投資判断や財務に関する助言や、投資の是非等の推奨をするものではありません。R&Iは、信用格付に
際し関連情報の正確性等につき独自の検証を行っておらず、これに関し何ら表明も保証もいたしません。R&Iは、信用格付(変更・取り下げ等を含む)に関連して発生する損害等につ
き、何ら責任を負いません。信用格付は、原則として発行体から対価を受領して実施したものです。なお、詳細につきhttp://www.r-i.co.jp/jpn/policy/policy.html をご覧下さい。
ⓒRating and Investment Information, Inc.
NEWS RELEASE
【格付対象】
発行者:コロンビア共和国
名称
格付
格付の方向性
外貨建発行体格付
BBB- → BBB
安定的
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NEWS RELEASE
信用格付に関わる事項
信用格付業者
登録番号
株式会社格付投資情報センター
金融庁長官(格付)第6号
直近一年以内に講じられた監督上の措置は、ありません。
主任格付アナリスト
関口 健爾
信用格付の付与について
代表して責任を有する者
神林 尚
信用格付を付与した日
2015年02月06日
主要な格付方法
ソブリンの格付の考え方 [2012.03.16]
上記格付方法は、格付を行うにあたり考慮した他の格付方法とともに以下のウェブサイトに掲載して
います。
http://www.r-i.co.jp/jpn/cfp/about/methodology/index.html
評価の前提は、以下のウェブサイトの格付付与方針に掲載しています。
http://www.r-i.co.jp/jpn/ratingpolicy/index.html
格付符号とその定義は、以下のウェブサイトに掲載しています。
http://www.r-i.co.jp/jpn/cfp/about/definition/index.html
格付関係者
コロンビア共和国
注 格付関係者は、金融商品取引業等に関する内閣府令第三百七条に基づいて、R&Iが判断したものです。
利用した主要な情報 政府を含む公的機関が作成した財政・経済資料
品質確保のための措置 政府を含む公的機関が作成した、またはそれに準じた信頼性が確保さ
れている資料であること。
情報提供者 -
信用格付の前提、意義及び限界
R&Iの信用格付は、発行体が負う金融債務についての総合的な債務履行能力や個々の債務等が約定
通りに履行される確実性(信用力)に対するR&Iの意見です。R&Iは信用格付によって、個々の債務等
の流動性リスク、市場価値リスク、価格変動リスク等、信用リスク以外のリスクについて、何ら意見
を表明するものではありません。信用格付は、いかなる意味においても、現在・過去・将来の事実の
表明ではありません。また、R&Iは、明示・黙示を問わず、提供する信用格付、又はその他の意見に
ついての正確性、適時性、完全性、商品性、及び特定目的への適合性その他一切の事項について、い
かなる保証もしていません。
R&Iは、信用格付を行うに際して用いた情報に対し、品質確保の措置を講じていますが、これらの
情報の正確性等について独自に検証しているわけではありません。R&Iは、必要と判断した場合に
は、信用格付を変更することがあります。また、資料・情報の不足や、その他の状況により、信用格
付を保留したり、取り下げたりすることがあります。
利息・配当の繰り延べ、元本の返済猶予、債務免除等の条項がある債務等の格付は、その蓋然性が
高まったとR&Iが判断した場合、発行体格付又は保険金支払能力とのノッチ差を拡大することがあり
ます。
信用格付に関わる留意事項
当該信用格付は、格付関係者からの依頼によるものではありません。
格付関係者から信用評価に重要な影響を及ぼす非公開情報は入手していません。
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