安全で安心して暮らせる長野県づくり

安全で安心して暮らせる長野県の実現に向けて
平成26年は、2月の豪雪災害、4月の融雪災害、7月の豪雨災害、
9月の御嶽山火山災害、そして11月の神城断層地震と甚大な災害が
連続し、過去に例を見ない、日々災害と向き合ってきた1年となり
ました。
この経験を踏まえ、建設部では、平成27年度予算において『安全で安
心して暮らせる長野県づくり』をテーマに、ハード対策とソフト対策の
ベストミックスで、『確かな暮らし』を支える取組を強力に進めます。
建設部長 奥村康博
地震に備える
円滑な交通を確保する
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○ 防災情報の提供
○ 除雪優先路線の設定
○ 避難路沿道建築物の調査
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○ 応急危険度判定士、木造住宅耐震診断士の養成
○ 効果的な耐震補強工法の普及
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○ 住宅、大規模建築物の耐震診断、改修
○ 避難施設、県有施設の耐震化
土砂災害から守る
緊急輸送路の防災対策
橋梁の耐震化
無電柱化の推進
ネック箇所改良
除雪機械の増強
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砂防基礎調査の実施
土砂災害警戒区域の指定
土砂災害警戒情報の発表、降雨情報の提供
ハザードマップの作成
土砂災害を想定した住民参加の避難訓練
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○ 砂防施設の整備
○ 災害危険住宅の移転
○ 土石流に対応するための護岸整備
水害から守る
関連する国の事業
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○ 水位情報の提供
○ 量水標の設置
○ 水防計画の改訂(氾濫危険水位の見直し)
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○ 河川施設、洪水調節施設の整備
○ 水位局等の設置
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○ 大規模土砂災害に備えた防災訓練
○ 御岳山噴火を踏まえた総合的な砂防
対策の検討
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○ 梨子沢の災害復旧
○ 浅間山の融雪型火山泥流対策
○ 国道の防災対策、河川、砂防事業
など
○ 地域参加によるハザードマップの作成、避難訓練などによる地域防災力の向上 (20,000千円)
○ 土砂災害などから要配慮者利用施設・避難所を守る砂防堰堤などの整備 (8,053,700千円)
○ 土石流などの危険のある土砂災害警戒区域などを指定するための調査 (174,060千円)
○ 浸水被害の軽減・防止するための、河川の護岸整備 (1,333,000千円)
○ 水防情報システム、河川砂防情報ステーションに よる防災情報の収集・提供 (18,084千円)
○ 大規模地震などの災害時に輸送路を確保するための、主要な道路の防災対策・改良
(10,311,510千円)
○ 道路に関する防災情報の提供
(169,217千円)
○ 大勢の方々が利用する大規模建築物の耐震対策
(107,976千円)
○ 被災した建築物の危険性を調査する判定士の養成 (336千円)
○ 防災拠点施設、避難所などの耐震対策 (2,472,268千円)
○ 避難路を閉塞させるおそれのある建物の調査 (9,764千円)
など
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