平成 28 年度スポーツツーリズム戦略推進事業 (スポーツコンベンション誘致戦略推進事業実施業務委託) 企画提案仕様書 1 事業名 平成 28 年度スポーツツーリズム戦略推進事業 (スポーツコンベンション誘致戦略推進事業) 2 事業期間 契約締結の日から平成 29 年3月 31 日(予定) 3 事業の目的 本県のスポーツコンベンションの開催件数、参加人数ともに毎年増加しており、本県の観光及びス ポーツの振興、青少年の健全育成、地域活性化等に大きく寄与している。 2020 年東京オリンピック・パラリンピックを見据え、平成 26 年度にスポーツコンベンションを今以 上に拡大発展させるため、スポーツコンベンション誘致戦略を策定したところである。 今後は、本誘致戦略をもとに県内の関係機関と連携して、東京オリンピック・パラリンピックの事 前合宿誘致の動きを加速化させ、スポーツアイランド沖縄の形成を図って行く。 ※「沖縄県スポーツコンベンション誘致戦略」については、下記 URL参照 http://www.pref.okinawa.jp/site/bunka-sports/sports/documents/yuuchisenryaku.pdf 4 委託業務の概要 (1)スポーツキーパーソンの招聘及び効果検証 (2)国内外スポーツ競技団体の合宿誘致実証 (3)国内外での誘致広報活動及び誘致ツールの制作 (4)スポーツコンベンション誘致戦略推進事業に係る精算及び完了報告の取りまとめ 5 業務内容 (1) スポーツキーパーソン等の招聘及び効果検証 スポーツ合宿開催地としての本県の優位性を体感してもらうことを目的とした、競技連盟等の合 宿決定に関与できるスポーツキーパーソンを招聘し、各競技団体の動向やスポーツ合宿をするにあ たっての必要な条件等について効果検証を実施する。 (2) 国内外スポーツ団体の合宿実証 国内外スポーツ団体合宿の継続実施を図るため、受入体制の課題把握やスポーツ団体の合宿に対 する支援のあり方等の検討するため、国内外のスポーツ競技団体の合宿誘致の実証を行う。 なお、対象団体と費用負担額の考え方については、次のとおりとする。 ○スポーツ合宿対象団体枠及び費用負担額の考え方について スポーツ合宿対象団体枠 費用負担額 1団体あたりに要 する費用目安 1 東京オリンピック・パラリンピック予定競技の国内のナショナルチーム 12,000千円 4,000千円 2 東京オリピック・パラリンピック事前合宿に繋がる、海外のスポーツ競技団体 12,000千円 6,000千円 6,000千円 1,000千円 3 上記1、2に該当しないスポーツ競技団体 注1) 費用については、1競技団体あたり定額とし費用負担額の範囲内で、対象団体枠毎に設定された1団体あ たりに要する費用目安を参考に多くの競技団体の実証を行うこと。 注2)対象費用については、航空運賃、宿泊費、現地交通費、その他合宿の実施にあたって県が必要と認める 経費 注3)競技団体の受入にあたっては、地域に受入体制のノウハウ蓄積に繋がるよう市町村、競技団体、スポーツ コミッション沖縄と連携しながら行うこと 注4)個人の合宿とプロ野球・プロサッカーキャンプは対象としないこと。 -1- (3) 国内外での誘致広報活動及び誘致ツールの制作 競技団体や市町村と連携して、2020 年東京オリンピック・パラリンピック事前合宿誘致の実現に 向けた効率的かつ効果的な誘致広報活動を行うため、誘致広報活動の企画調整から誘致活動の実施 業務及び本誘致活動に活用する誘致ツールを制作する。 注1)誘致ツールについては英語をベースに誘致を行う対象国に対応すること (4) スポーツコンベンション誘致戦略推進事業に係る精算及び完了報告の取りまとめ ア 上記(1)~(3)に係る事業実施報告書の作成(30部) イ 上記(1)~(3)に係る実績報告書の作成(1部) ウ 上記(1)~(3)に係る経費の支払関係証拠書類の整理・保管 注1)県において、中間検査を年数回程度実施する。 6 実施報告書 印刷物及び電子ファイルで納入する。 実施報告書の体裁等は、以下の(1)から(6)までのとおりとすること。 (1) 版型は、A4版左綴じ、両面印刷を基本とする。 (2) 印刷は、ワープロ等で鮮明なものとする。カラー印刷は、可能とする。 (3) 取 り 組 み の 様 子 が 分 か る よ う 文 書 だ け で な く 、 写 真 や 図 を 2 ~ 3 枚 程 度 含 め る こ と。 (4) 本編の体裁は自由とする。 (5) 電 子 フ ァ イ ル に つ い て は 、 以 下 の ア 及 び イ の 両 方 の 形 式 で 保 存 す る も の と す る 。 なお、提出にあたっては、すべての電子ファイルを1枚の媒体(CD、DVD等) に集約すること。 ア Microsoft Word、 Excel、 PowerPoint又 は ジ ャ ス ト シ ス テ ム 一 太 郎 で 編 集 可 能 な ファイル形式 ①原則として、報告書と同様の構成とする。 ②編集に使用したソフトの制約によりやむを得ず、報告書と構成が異なる場合に は、同等の内容(テキスト、図、画像)を含むデータを保存する。 イ PDF形式(Adobe Readerにて閲覧可能な形式) ①報告書と同様の構成とする。 ②報告書の文章が検索可能となるテキスト入りのPDFファイルとすること。紙 媒 体 の 報 告 書 を 単純 にス キ ャ ナ に よ り画 像と し て 取 り 込 み、 P D F フ ァ イ ル に 変換したのみで、テキスト情報が入らないものは不可とする。 ③1つのファイルの大きさは、最大2MBとする。 7 事業の著作権 本事業で制作した POP などのデザイン関係の電子データ、その他写真素材等に係る一切の著作権 及び所有権は沖縄県に帰属することとし、本委託業務の実施にあたり、第三者の著作権その他の権利 に抵触するものについては、受託者の責任をもって処理すること。 8 提案総額の上限額 提案にあたっては、63,558,000 円(消費税込み)の範囲内で見積もること。ただし、この金額は企 画提案のために設定した金額であり、実際の契約金額とは異なる。 9 業務の再委託について (1)一括再委託の禁止 本業務委託契約の全部の履行を一括又は分割して第三者に委任し、又は請負わせることができな い。 また、9(2)の業務(以下「契約の主たる部分」という。 )については、その履行を第三者に委任 し、又は請負わせることができない。 ただし、これにより難い特別な事情があるものとしてあらかじめ県が書面で認める場合は、これ と異なる取扱いをすることがある。 (2)契約の主たる部分 上記(1)に定める「契約の主たる部分」は以下のとおりとする。 ア 契約額の 50 %以上を超える業務(但し、業務から「資料の収集・整理」 、 「複写・印刷・製本」 、 「原稿・データの入力及び集計」 、 「ツアー等の旅行手配」を除く) イ 企画判断、管理運営、指導監督、確認検査などの統括的かつ根幹的な業務 -2- (3)再委託の相手方の制限 本契約の企画提案参加者であった者に契約の履行を委任し、又は請負わせることはできない。ま た、指名停止措置を受けている者、暴力団員又は暴力団と密接な関係を有する者に契約の履行を委 任し、又は請負わせることはできない。 (4)再委託の範囲 本委託契約の履行に当たり、委託先が第三者に委任し、又は請負わせることのできる業務等の範囲 は以下のとおりとする。 ア 効果検証業務 イ ツール制作業務 ウ 下記(5)再委託の承認に定める「その他、簡易な業務」 エ その他、県と事前協議の上、再委託が必要と認められるもの。 (5)再委託の承認 契約の一部を第三者に委任し、又は請負わせようとするときは、あらかじめ書面による県の承認を 得なければならない。 ただし、以下に定める「その他、簡易な業務」を第三社に委任し、又は請け負わせるときはこの限 りではない。 ア 資料の収集、整理 イ 資料の複写、印刷、正本 ウ 原稿・データの入力及び集計 エ ツアー等の旅行手配業務 10 提案にあたっての留意事項 (1)本 仕様書に記載の業務内容は、企画提案のために設定したものであり 、実際の委託契約 の仕様書とは異なる場合がある。 (2)企 画 提 案 が 選 定 さ れ た 場 合 に お い て も 、 提 案 の あ っ た内 容 を す べ て 実 施 す る こ と を 保 証 するものではない。 (3)本 仕 様 書 記 載 の 業 務 の 内 容 に つ い て は 、 実 施 段 階 に お い て 、 予 算 や 諸 事 情 に よ り 変 更 することがある。 11 その他 (1)業務進捗状況等の確認及び打ち合わせ 業務の進捗状況等の確認及び業務内容に関する打ち合わせを必要に応じて実施する。 (2)協議について 本仕様書に記載されていない事項が発生した場合、あるいは本仕様書の記載事項に疑 義 が 生じ た 場合 は 、沖 縄 県文 化観 光スポ ー ツ部 スポ ー ツ振 興課 と 受託者 で協 議の上 、決 定 する。 -3-
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