【資料4】 市民検討会議からの意見と設計の考え方 意見・提案 1 明るさ 設計の考え方 ・柱の少ない構造とし、大空間を確保するととともに、エ ・自然採光や照明によって十分に明るく保たれること コボイドで適切な採光・換気を図るため、明るく開放的 が望ましい。 な執務空間となる。 ・快適で環境に優しい照明計画を採用する。 ・各課の連携がスムーズに図られることが必要であ る。 ・1、2階に市民利用の多い課を配置する。 2 窓口・配置 ・ワンストップサービスの導入や、ワンフロアで手続き ・関係各課のスムーズな連携が可能となるよう部署を が完了する配慮された配置等とすることを提案しま 配置する。 す。 ・内装材については、木材の利用が可能かを含め、実 施設計で検討する。 ・新座らしさを表現するため、内装に木材を利用した 3 新座らしさ ・西側(平林寺側)は日射の影響を強く受けるため、可 り、平林寺の風景を借景できるとよいのではないか。 能な限り執務室は配置せず、採光と眺望に配慮しなが ら適宜ロビー等を設ける。 ・民間施設誘致はレストランとコンビニエンスストアを予 定している。 民間施設 ・民間施設誘致を検討する際には、障がい者団体に 4 ・障がい者団体の販売スペースとしては、1階ロビーや 誘致 よる販売等について、検討してもらいたい。 市民オープンテラス、多目的会議室の活用も可能なた め、今後、運用面で検討する。 5 環境 ・免震構造の採用により、建物の安全性が確保される ・自家発電設備の設置は、庁舎ではないところへ設 ため、庁舎に設置する。 置した方がよいのではないか。また、太陽光発電設 ・太陽光発電設備設置に伴う蓄電池設備の設置につ 備を設置するのであれば、蓄電設備の設置も検討し いては、費用対効果に課題はあるが、将来対応が容 てもらいたい。 易となるよう設置スペースはあらかじめ設けておく。 6 車庫 ・駐車場に、2台分の消防団本部分団の駐車スペース ・現状に引き続き、消防団本部分団の車庫の設置は を確保する。 必要と考える。 ・地下に、防火衣等の保管スペース、簡易な打合せス ペースを確保する。 ・エスカレーターについては、コンパクトな庁舎を目指し ていることから、必要なスペースや費用を考慮し、設置 エスカレー ・非常時には階段としても利用であること等防災の観 7 しないこととする。 ター 点からも、エスカレーターを整備してはどうか。 ・市民の利便性を考慮し、2台並列でエレベーターを設 置し、また、近接して階段を設ける。 ・カウンターと執務空間の間に空間を確保した上で、収 納を兼ねたキャビネットを設置することで、カウンターか らの視線を適度に遮り、執務室とカウンターの双方か ・市民の個人情報等が乗っている書類が窓口から見 執務空間・ ら個人情報が見えない、聞こえないようプライバシーに 8 えないよう工夫するため、十分な執務スペースと収納 収納 配慮する。 スペースの確保が必要ではないか。 ・文書量調査結果を踏まえて、各フロアごとに収納ス ペースを確保するとともに、文書削減に向け全庁的に 取り組む。 9 展示コー ナー ・企画展示コーナーを設置し、新座市をアピールする ことを提案する。 ・市民課ロビー等、市民利用の多い場所に市政情報ス ・最新の環境設備の展示等により、市民の環境意識 ペースや掲示板の設置を検討する。 の向上を図ることを提案する。 10 OAフロア ・フリーアクセスフロアとすることを提案する。 11 ・フリーアクセスフロアとする。 打合せス ・会議室のみではなく、簡易的な応接室の設置を提 ペース 案する。 12 屋上 ・執務室内後方に職員同士の打ち合わせや作業等多 目的に使用できるコーナーを適宜設けるほか、西側に 柔軟に利用できる打合せスペースを設ける。 ・屋上スペースの有効活用を図るべきではないか(緑 ・屋上には、非常用発電機や空調に必要な機械等を設 化ゾーンや太陽光発電設備の設置等)。 置するほか、太陽光発電設備を設置する。 -1- 【資料4】 意見・提案 13 面積 設計の考え方 ・延床面積12,000㎡では足りないのではないか。 ・必要な機能を確保しつつ、コンパクトで効率的な庁舎 を目指して検討し、新庁舎の延床面積については約1 2,400㎡とする。 ・コンビニやレストラン等については、別途外構部分に 600㎡~700㎡程度の低層棟を建設する。 ・地下2階建てとすると、建設事業費が増加するため、 地下1階地上5階建ての計画とする。 地下の活 ・地下2階として、車庫、書庫等を整備することを提案 14 ・地下駐車場の整備についても検討したが、地下への 用 する。 スロープを確保するため、地上部分の駐車スペ-スが 減ることから、費用対効果を勘案し設置しない。 16 動線 ・市民駐車場については、出入口を平林寺側1か所に 限定し、位置についても、路線バス利用の歩行者と動 ・市役所入口の動線が、危険でなく、市民が入りやす 線が重ならないよう配慮する(駐車場進入用の滞留ス いアプローチを確保できるよう計画することが必要で ペースも設ける。)。 はないか。 ・バス停とタクシー乗降所は移動し、それぞれ歩行空 間を設けて歩車分離を図る。 ・駐車場については、現庁舎跡地を全てアスファルト 舗装とするのではなく、芝生とするなど市民広場とし ・現本庁舎跡地については、100台程度の駐車場を確 駐車場・市 17 ての利用を提案する。 保することを基本とし、併せて、イベント開催等多目的 民広場 ・駐車場でのイベント開催や有名人の銅像の設置を に利用できるよう計画している。 提案する。 ・第二庁舎には、教育委員会、上下水道部、選挙管理 ・新庁舎と第二庁舎の移動の際に、雨に濡れてしま 委員会事務局及び監査委員事務局を配置する。 18 第二庁舎 わないような工夫や部署の配置計画について、検討 ・渡り廊下については、雨に濡れることのないよう庇を が必要ではないか。 設置する。 19 構造 ・将来の市町村合併に備えて、増改築が可能な構造 ・増設部分を同一の構造物とすることは難しいため、必 とすることを提案する。 要に応じて渡り廊下等で対応する。 -2-
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