第3回 松江市上下水道事業経営戦略プラン推進委員会

資料4
第3回
松江市上下水道事業経営戦略プラン推進委員会に係る意見書
第3回松江市上下水道事業経営戦略プラン推進委員会提出分(平成27年10月3日)
委
員
氏
名
公認会計士
黒田 健 様
1.簡易水道統合における国の施策は、松江市上下水道局が経営戦略プランの推進などに
より長年築き上げてきた経営基盤を大きく揺るがすばかりでなく、国が推進する地方創生
の動きとは全く逆行するものである。特に、簡易水道統合後の高料金対策繰入金や公債
費繰入に係る交付税措置の改悪問題が松江市全体の財政面に与える影響は大きく、もし
水道料金の値上げということになれば、松江市が進めている定住対策を阻害する要因の
ひとつとなる可能性も十分にあり、到底市民の理解を得られるものではない。
そのため、資料 1 にあるように積極的に要望活動を行っておられるが、国に聞こえる
ようさらに声を大きくし、簡易水道統合で同じ問題を抱える都道府県と連動し、またその
都道府県選出の国会議員の皆様と結束して、要望活動をより強化していただくようお願い
したい。
2.簡易水道事業の繰出し基準から上水道事業の繰出し基準に移行することによる影響額
を、「市民 1 人当たり」
「1 世帯当たり」のようにわかりやすい表現で国に示すとともに、
簡易水道統合によるメリット・見返りを具体的に提示していただくよう、国に要望して
いただきたい。
資料4
第3回
松江市上下水道事業経営戦略プラン推進委員会に係る意見書
第3回松江市上下水道事業経営戦略プラン推進委員会提出分(平成27年10月3日)
委
員
氏
名
松江商工会議所女性会 副会長 坪倉 えい子 様
上下水道局の収益は、料金収入がほとんどの割合を占めているが、人口減少社会をむかえ
水需要も料金収入も減少すると思われる。
今後は、県外からの観光客をターゲットにした「松江 縁の水」のペットボトルの販売
事業、上水・下水の処理過程で発生する汚泥を利用した肥料の販売等、料金以外の収入が
得られるような多角的な経営を検討するべきでないか。