2. 先進医療承認の胎児治療 筑波大学産科では、年間平均 100 症例という多くの胎児疾患の出生前診断を 行っています。こういった出生前診断された胎児疾患には、必要に応じて胎児 治療も多くの症例で施行しております。施行している胎児治療には多くの種類 がありますが、このうち、胎児尿路通過障害に対する「胎児尿路−羊水腔シャ ント術」および胎児胸水症に対する「胎児胸腔−羊水腔シャントチューブ留置 術」という治療法は、高度な医療技術として厚生労働省より先進医療として承 認されております。筑波大学産科は、この両治療法の実施をともに認められた 東日本唯一の施設として積極的にこれらの胎児治療を行っております。
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