平成24年確定 - 北海道労働局

平成24年 製造業における死亡災害
発 発
生 生
年 月
24
24
24
24
24
24
24
1
5
6
7
8
8
9
時
刻
業
種
規
模
事
故
の
型
9時台
食
料
品
製
造
業
100
人
以
上
墜
落
・
転
落
13時台
機
械
器
具
製
造
業
10
人
未
満
墜
落
・
転
落
15時台
そ
の
他
の
製
造
業
10
人
未
満
有
害
物
等
と
の
接
触
12時台
パ
ル
プ
・
紙
製
造
業
起
因
物
荷
災害の状況
被災者は、フォークリフトで約0.6m持ち上げられたFRP製の魚タンク(縦2m
×横1.5m×高さ0.6m固定していない)の中に入り、他のフォークリフトのバ
ケットに魚を移し替え作業中、タンクのバランスが崩れてコンクリートの床に墜
落、頭を床に強く打ち、被災したもの。
仮
, 設
構 物 被災者は、足場を壁にしてその上に屋根を設けた風よけを兼ねた作業場の増
築 , 設作業中、はりの上ではりと母屋を固定している釘抜き作業をしていたところ、バ
物 建 ランスを崩して高さ4.09mから墜落し被災したもの。
等築
物
危
険
物
、
有
害
物
等
被災者は汚水タンクに設置された排水ポンプの修理作業を行うため,ポンプを
タンク内からロープで取りだし,排水ポンプのファンの取り換え作業を行った。
取り替え作業を終了し,ポンプを戻した後,被災者が何らかの理由によりタンク
内に入り,倒れ,搬送された病院で死亡が確認された。タンク内には硫化水素ガ
スが充満していた。
(硫化水素中毒)
巻は
100
きさ
人
込ま
以
まれ
上
れ・
一
般
動
力
機
械
被災者は、抄造工程の乾燥機入口のカンバス(湿紙を運ぶ布)に付着した紙粉
等をホース先端から吹き出すエアーにより清掃していたが、カンバスロール(直
径約20cm、長さ3m)とブローボックス(空気を吹き出してカンバスと湿紙を吸付
ける装置)の隙間(約6cm)に上半身が挟まれているところを発見されたもの。
16時台
金
属
製
品
製
造
業
10
人
以
上
29
人
感
電
金
属
加
工
用
機
械
被災者は、事業場内で手持ち式グラインダーを使用して鉄パイプの研磨作業を
行っていたが、手持ち式グラインダーを持ったまま倒れているのを同僚に発見さ
れたもの。
8時台
食
料
品
製
造
業
50
人
以
上
99
人
切
れ
・
こ
す
れ
人
力
機
械
工
具
等
被災者は、冷蔵庫内において、吊り下げられている豚の「枝肉」(重量約35k
g)と呼ばれる肉の塊を3ブロックに分ける前処理作業を1人で行っていた。枝肉
に「切れ目」をナイフ(刃渡り15cm、刃幅3cm)で入れていた際、誤ってナイフを
自身の右足大腿部に刺してしまい、出血性ショックにより死亡したもの。
11時台
食
料
品
製
造
業
感
電
動
力
ク
レ
ー
ン
等
被災者は、粉乳乾燥機の頂部にある部品の移動に使用するテルハクレーン
(吊り上げ荷重2.813t)のペンダントスイッチ(制御電圧200V)の修理作業を
単独で行っていたところ、作業開始50分後に制御室のモニターカメラに被災者
が倒れているのを発見されたもの。
100
人
以
上
平成24年 製造業における死亡災害
発 発
生 生
年 月
24 11
時
刻
業
種
規
模
事
故
の
型
起
因
物
災害の状況
8時台
そ
の
他
の
製
造
業
10
人
以
上
29
人
(交
道通
路事
)故
乗
物
被災者は、クリーニングの配送のためワゴン車で走行していた。片側1車線の
緩やかな左カーブで、前方に停止していた右折車を右側から追い越したところ、
対向車線から来た大型トラックと正面衝突し被災したもの。当時現場はみぞれが
降っており、路面はシャーベット状態であった。
平成24年 建設業における死亡災害
発 発
生 生
年 月
24
24
24
24
24
24
24
1
2
2
2
3
3
5
時
刻
業
種
規
模
事
故
の
型
8時台
土
木
工
事
業
10
人
以
上
29
人
10時台
土
木
工
事
業
起
因
物
災害の状況
飛
来
・
落
下
材
料
被災者は、急傾斜地の中腹の雨水桝設置場所で上方からの土砂及び転石落
下防止のコンパネを土留柵に設置する作業を行っていた。同時に斜め上方で他
の作業者が重機足場に使用する単管を下ろす作業を行っており、内1本(径4
8.6mm×長さ1.5m)が排水管の半円状のコルゲート管を下方に24.2m滑
走し被災者の右側頭部に激突したもの。
10
人
以
上
29
人
お
ぼ
れ
仮
, 設
構物
築 ,
物建
等築
物
被災者は、雪処理場である小樽港内の埠頭3箇所の海水の水質検査業務に
従事していた。バケツにロープを括り付け、海水を採取しようと岸壁の端まで移
動したところ、岸壁に着いていた雪庇(40~80センチほど張り出していた)に
乗ったため、雪庇を踏み抜き1.8メートル下の海面に墜落したもの。
9時台
土
木
工
事
業
10
人
以
上
29
人
飛
来
・
落
下
仮
, 設
構 物 被災者は、高校内にあるトレーニングセンター(2階建)の屋根に積もった雪の
築 , 除雪業務を行う準備作業として、1階の窓をコンパネで養生する作業中、屋根か
物 建 らの落雪が発生し、被災者が落雪に埋まったもの。
等築
物
14時台
土
木
工
事
業
10
人
以
上
29
人
墜
落
・
転
落
11時台
建
築
工
事
業
10
人
未
満
墜
落
・
転
落
14時台
木
造
建
築
工
事
業
10
人
以
上
29
人
9時台
木
造
建
築
工
事
業
10
人
未
満
建
設
用
機
械
被災者は、凍結防止剤散布機付き除雪トラックのホッパー上で、凍結
防止剤を積み込む作業を行っていた。作業を終えホッパーから荷台上に
降り、昇降設備を使って地面に降りるため、荷台上を移動していたとこ
ろ、足を滑らせ1.6m下の地面に墜落したもの。
用
具
被災者は、牛舎改修工事現場において、牛舎(D型ハウス)の屋根アーチ鉄骨
の積雪に対する補強材を取り付けるための金属板を、高さ約3.6mの屋根アー
チ鉄骨に溶接するため、うまの踏み桟の4段目(高さ1.85メートル)に足を乗せ
て、またがった状態で作業していたところ墜落し、コンクリートの床に頭部を打撲
し被災したもの。
墜
落
・
転
落
用
具
被災者は、プレハブの移設作業中、積載形小型トラッククレーンの荷台に積載
した同小屋の屋根に上り、四隅に縛りつけられていた繊維ロープをフックに玉掛
けしてその場に留まり、クレーン運転者が荷台より約35cm吊り上げたところ
ロープが破断し、トラックの荷台上に落下したはずみで、被災者が3.42m下の
地上に墜落し被災したもの。
墜
落
・
転
落
仮
, 設
構物
築 ,
物建
等築
物
被災者は、木造平屋建て住宅の新築工事現場において、屋根の建て込み作
業中、高さ4.55mの梁材(10.5cm×10.5cm)上に足を乗せ、母屋材(横
4.5cm×縦6.5cm×長さ1.85m)を梁に釘止めしていたところ、バランスを
崩しコンクリート床に墜落し被災したもの。
平成24年 建設業における死亡災害
発 発
生 生
年 月
24
24
24
24
24
24
24
5
6
6
7
7
8
8
規
模
事
故
の
型
起
因
物
災害の状況
10
人
未
満
墜
落
・
転
落
仮
, 設
構物
築 ,
物建
等築
物
被災者は、個人住宅(木造2階建)の新築工事において、被災者は2階部分の
仮筋交いの取付け準備のため、道具を取りに2階の梁の上を歩行中、道具近く
の梁に渡されたコンパネで作った型枠材(900×1,125mm、厚さ12mm)の
上に乗ったところ、同コンパネの一部が抜け落ち、3.5m下の土間コンクリート
に墜落し、後頭部を強打したもの。
15時台
橋
梁
建
設
工
事
業
10
人
未
満
墜
落
・
転
落
仮
, 設
構物
築 ,
物建
等築
物
被災者は、橋梁工事の手直し工事のため、PC橋のボックス桁内において、2
名で清掃後の塩分濃度測定中、桁から橋脚の検査路への入退場に使用する開
口部(長さ80cm×幅60cm)付近で作業していて開口部から2.5メートル下に
ある橋脚検査路(鋼製)に墜落し被災したもの。
18時台
建
築
工
事
業
10
人
以
上
29
人
激
突
さ
れ
動
力
運
搬
機
被災者は、資材センターにおいて、一人でトラック(2.5トン)荷台からの荷降
ろし作業に従事していたが、トラックが前方に置いてあったフォークリフトに接触
しトラックのドアとトラックの車体の間に挟まれた状態で発見されたもの。
14時台
土
木
工
事
業
10
人
未
満
墜
落
・
転
落
動
力
運
搬
機
被災者は、林内作業車を運転し、切り盛り土作業で発生した掘削土の運搬作
業を行っていた。目的地に到着後、掘削土を降ろすため幅員5mの作業道で方
向転換中、後進しすぎて林内作業車ごと31m下まで斜度48度の斜面を滑落し
被災したもの。
12時台
建
築
工
事
業
10
人
未
満
墜
落
・
転
落
仮
, 設
構物
築 ,
物建
等築
物
被災者は、既設住宅の屋根及び外壁の塗り替え作業を枠組足場で行ってい
た。足場に設置された階段枠を使用して地上に降りる際、3段目と2段目の間に
設置されていた階段枠が外れバランスを崩し、3段目の外側の筋かいを超え
て、足場から4.8m下の歩道に墜落したもの。
14時台
土
木
工
事
業
10
人
以
上
29
人
切
れ
・
こ
す
れ
一
般
動
力
機
械
被災者は、橋の耐震補強工事現場において、橋の伸縮装置を取り替えるため
ナイロンシートで覆われた中で、1人で橋のコンクリート床版の端をハンドガン
(超高圧水)で、はつっていたが、シート内で水がシートに当たる音がするので同
僚がシート内を見たところ、倒れている被災者を発見したもの。
10時台
建
築
工
事
業
10
人
以
上
29
人
墜
落
・
転
落
仮
, 設
構物
築 ,
物建
等築
物
被災者は、鉄骨平屋建ての商業施設新築工事において、躯体外部の鉄骨部
材の据え付け位置を微調整するため、地上から約3.4mの高さにある鉄骨部
材に足をかけ、足をかけた鉄骨部材の上方の鉄骨部材のボルトを外したとこ
ろ、バランスを崩し地面に墜落し被災したもの。
時
刻
業
種
15時台
木
造
建
築
工
事
業
平成24年 建設業における死亡災害
発 発
生 生
年 月
24
24
24
24
9
9
9
9
24 10
24 10
24 10
時
刻
業
種
規
模
事
故
の
型
起
因
物
災害の状況
14時台
土
木
工
事
業
10
人
以
上
29
人
崩
壊
・
倒
壊
仮
, 設
構物
築 ,
物建
等築
物
被災者は、雨水用排水路の改修工事において、3名で排水路のコンクリート床
のはつり殻の掻き出し作業をしていたところ、取り壊し予定のなかった側壁(重
量10t、高さ1.8m×長さ8m×幅0.25m)が倒れてきて被災したもの。なお、
災害発生場所における反対側の側壁については前日までに取り壊しが完了し
て、はつり作業をしていた排水路はL字型の状態だった。
14時台
土
木
工
事
業
10
人
以
上
29
人
墜
落
・
転
落
仮
, 設
構 物 被災者は、鋼橋の上部架設工事現場において、組立て中のつり足場の作業
築 , 床上を歩いていたところ、体勢を崩して9.2m下方の地上に墜落し被災したも
物 建 の。
等築
物
18時台
設
備
工
事
業
10
人
以
上
29
人
(交
道通
路事
)故
15時台
建
築
工
事
業
10
人
未
満
墜
落
・
転
落
仮
, 設
構 物 被災者は、個人住宅の屋根改修工事現場において、屋根からはみ出ている野
築 , 地板の切断作業を始めようとしたところ、はみ出ている野地板に上がったため、
物 建 野地板が折れて、約7m下の地面に墜落し被災したもの。
等築
物
13時台
建
築
工
事
業
10
人
未
満
崩
壊
・
倒
壊
仮
, 設
構物
築 ,
物建
等築
物
被災者ら3名は、広告塔に備え付けられていた設備(アルミ製のはしごを加工
したもの)を使用して、看板の張り替え作業を行っていたところ、はしごの部材が
破断したため同設備ごと地面まで約18m墜落し、3名のうち1名が死亡し2名は
休業したもの。
1時台
土
木
工
事
業
30
人
以
上
49
人
墜
落
・
転
落
仮
, 設
構物
築 ,
物建
等築
物
被災者は、高所作業車の操作者に工具を借りるため近づいたところ、開口部
(0.4m×1.0m)より約9m墜落し被災したもの。高所作業車で鉄骨組立て作
業をする際に、床の開口部養生蓋に付けられていた単管パイプが、高所作業車
の停車位置と重なり、作業の支障となったことから、開口部養生蓋をずらして作
業を行っていたもの。
10時台
建
築
工
事
業
10
人
未
満
墜
落
・
転
落
仮
, 設
構 物 被災者は、屋上において、防水工事の施工管理の一環として写真撮影をして
築 , いたところ、作業床の端から約27m墜落し被災したもの。保護帽は着用。安全
物 建 帯は着用していたが不使用。
等築
物
動
力
運
搬
機
被災者は、札幌で工事の打ち合わせを行なった後、社用車(1tダブルキャブト
ラック)を運転して宿泊先である遠別町内の旅館に向けて走行中、転回中であっ
たスクールバスの右側面に衝突し、車両が炎上して被災したもの。
平成24年 建設業における死亡災害
発 発
生 生
年 月
24 10
24 11
24 11
24 12
24 12
24 12
時
刻
業
種
規
模
事
故
の
型
起
因
物
災害の状況
16時台
土
木
工
事
業
50
人
以
上
99
人
巻は
きさ
込ま
まれ
れ・
建
設
機
械
被災者は、林道の新設工事において、ドラグ・ショベルが後進しながら路面を
地均ししていた横の地山(高さ約1.8m)上を作業終了後の片付け作業のため
に歩行していたが、ドラグショベルのキャタピラの右後方で倒れているのを発見
されたもの。
7時台
土
木
工
事
業
10
人
以
上
29
人
(交
道通
路事
)故
動
力
運
搬
機
被災者は、ダンプトラック(最大積載重量4t)を運転して道路工事現場に向
かっていたが、凍結路面でスリップしてカーブを曲がりきれずに路外に逸脱、横
転し、車体と地面に挟まれて被災したもの。
13時台
土
木
工
事
業
30
人
以
上
49
人
(交
道通
路事
)故
乗
物
被災者は、工事現場が悪天候のため午前中のみで終了したため帰宅すること
となったが、会社からの指示で、途中、岩見沢市内のガソリンスタンドに寄り、車
両系建設機械に入れる燃料の打合せを行うことになった。乗用車を単独で運転
中、直線の片側1車線の道路でアイスバーンのためスリップし、反対車線に飛び
出し走行してきたダンプトラックに正面衝突し被災したもの。
4時台
土
木
工
事
業
10
人
以
上
29
人
(交
道通
路事
)故
乗
物
被災者は、深夜に行われていた鉄道工事が終了したため、同僚7名と一緒に
社有車に乗車し事務所へ戻るため、国道228号を走行中、社有車がセンターラ
インをはみ出してしまい、対向車の小型トラックと衝突し被災したもの。この事故
で双方の乗員計13名のうち、2名が死亡、11名が重軽傷をおった。
4時台
土
木
工
事
業
10
人
以
上
29
人
(交
道通
路事
)故
乗
物
被災者は、深夜に行われていた鉄道工事が終了したため、同僚7名と一緒に
社有車に乗車し事務所へ戻るため、国道228号を走行中、社有車がセンターラ
インをはみ出してしまい、対向車の小型トラックと衝突し被災したもの。この事故
で双方の乗員計13名のうち、2名が死亡、11名が重軽傷をおった。
10時台
土
木
工
事
業
10
人
未
満
激
突
さ
れ
動
力
運
搬
機
被災者を含む計3名で、改修中の歩道において当日舗装を予定していた一帯
を養生用にかけていたブルーシートをはがす作業及び除雪作業を行っていたと
ころ、舗装作業開始場所まで舗装用アスファルトの合材を運搬するべく後進して
きたダンプトラックにより轢かれたもの。当該トラックが後進する際、誘導者によ
る誘導は行われていなかった。
平成24年 道路貨物運送業等における死亡災害
発 発
生 生
年 月
24
24
24
24
24
24
24
24
1
2
4
5
6
7
8
9
時
刻
業
種
規
模
事
故
の
型
起
因
物
災害の状況
8時台
道
路
貨
物
運
送
業
10
人
以
上
29
人
巻は
きさ
込ま
まれ
れ・
動
力
運
搬
機
被災者は、着岸したフェリーに積み込まれているトレーラーに牽引車を連結し搬
出する作業を行っていた。連結後に一部のブレーキのエアバルブの未開放に気
づき、運転席から離れ、バルブを開放したところ、牽引車とトレーラーが動きだし、
牽引車とフェリーの内壁との間に体を挟まれ被災したもの。(船内の勾配3度)
7時台
道
路
貨
物
運
送
業
10
人
以
上
29
人
墜
落
・
転
落
仮
, 設
構物
築 ,
物建
等築
物
被災者は、同僚と2名で倉庫(D型ハウス)の除雪作業を行っていた。ハシゴを
使用し、倉庫の屋根に上がり、約20センチメートル積もった雪の除雪作業を行っ
ていた時、屋根の一部に透明の塩化ビニル波板が張らた天窓になっており、その
天窓を踏み抜き、倉庫内に約5メートル墜落し被災したもの。
5時台
道
路
貨
物
運
送
業
30
人
以
上
49
人
(交
道通
路事
)故
動
力
運
搬
機
被災者は、10トントラックで雑貨(荷重量3t)を運搬すべく、国道を走行中、左
カーブに差し掛かった際、対向車線にはみ出し、対向車線を走行していた10トン
トラックに正面衝突し被災したもの。追突されたトラックの運転手も重傷を負った
22時台
道
路
貨
物
運
送
業
30
人
以
上
49
人
(交
道通
路事
)故
動
力
運
搬
機
被災者は、荷の運搬業務のため積載量12tの箱型トラックを運転し片側一車線
の国道を走行中、緩やかな右カーブに差し掛かったところ、車体が横転した勢い
で運転席から放り出され、道路脇の電柱を倒しながら路外に逸脱したトラックの荷
箱と倒れた電柱の間に挟まれ被災したもの。
0時台
道
路
貨
物
運
送
業
10
人
以
上
29
人
(交
道通
路事
)故
動
力
運
搬
機
被災者は、千葉県で荷を積み、北海道へ戻るため東北道を走行中、追突事故
に巻き込まれたため、停止し自社トラックの損傷程度を確認するため、車外へ出
たところ、さらに後続のトラックに追突され、その反動で自社トラックが押し出され
たため自社の車の下敷きになり被災したもの。
0時台
道
路
貨
物
運
送
業
10
人
以
上
29
人
(交
道通
路事
)故
動
力
運
搬
機
被災者は、建材のサッシを運搬するため、高速道路をトラックで走行していた。ト
ンネル(片側2車線)の入口付近の右側壁にトラックの側面が衝突したが、トラック
はそのままトンネルの壁にこすりながら30m程走行したところで止まったが死亡
したもの。
10時台
道
路
貨
物
運
送
業
30
人
以
上
49
人
(交
道通
路事
)故
動
力
運
搬
機
被災者は、大型トレーラーを運転し富良野市から苫小牧市へトウモロコシを運搬
すべく走行中、南富良野町下金山の国道237号線の直線部分で左路肩下に転
落し被災したもの。
15時台
道
路
貨
物
運
送
業
10
人
以
上
29
人
崩
壊
・
倒
壊
人
力
機
械
工
具
等
被災者は、荷主のプラットホームにおいて単独で荷を乗せたカーゴコンテナ(重
量400kg)をトラック(4トン箱車)荷台に積込作業中、プラットホームとトラック荷
台との段差(10cm)によりカーゴコンテナが倒れ掛り、カーゴコンテナを引いて積
込していたことから、積込済みの荷物との間に胸部を挟まれ被災したもの。
平成24年 道路貨物運送業等における死亡災害
発 発
生 生
年 月
24 11
時
刻
業
種
規
模
事
故
の
型
13時台
道
路
貨
物
運
送
業
10
人
以
上
29
人
飛
来
・
落
下
起
因
物
災害の状況
用
具
被災者は、荷主の構内で積載形トラッククレーン(吊り上げ荷重2.93t)で荷積
み作業を行っていた。7つ目の荷(木製ドラムに巻いた電線。重さ2.2t、直径1.
9m、幅1m)を他の作業員がフォークリフトで当該トラックに乗せた後、被災者が
クレーンのリモコンを操作して荷を荷台の中心部に移動させていたところ、玉掛に
使用していた2本の繊維ベルトのうち1本が切断し、荷が倒れ、あおりとの間に挟
まれ被災したもの。
平成24年 林業における死亡災害
発 発
生 生
年 月
24
24
24
8
8
9
24 12
時
刻
9時台
10時台
11時台
14時台
業
種
規
模
事
故
の
型
起
因
物
災害の状況
林
業
10
人
以
上
29
人
激
突
さ
れ
環
境
等
被災者は、民有林の間伐事業現場において、立木(胸高直径20cm、カラ松)
を伐倒したが、かかり木になった。これを放置したまま、別の立木を伐倒してい
たところ掛かっていた木が被災者の上に落下し被災したもの。
林
業
10
人
未
満
高
温
と ・
の低
接温
触の
も
の
環
境
等
被災者は、民有林の植林現場において、午前7時より刈払機を使用して地ごし
らえ(笹刈り)作業に従事していた。午前10時30分頃、熱中症により刈払機にも
たれかかるように倒れていたのを同僚が発見したもの。
林
業
10
人
未
満
崩
壊
・
倒
壊
環
境
等
被災者は、同僚5名とともに、村有林の林業現場において、立木(胸高直径18
cm、カラ松)を伐倒したが、かかり木になった。これを放置したまま、かかられて
いた木を伐倒していたところ、かかっていた木が被災者の上に落下して被災した
もの。
林
業
30
人
以
上
49
人
崩
壊
・
倒
壊
環
境
等
被災者は、国有林の間伐作業現場において、立木(胸高直径30.5cm、ス
ギ)を伐倒したが、かかり木になった。これを放置したまま、かかられていた木を
伐倒していたところ、かかっていた木が被災者の上に落下して被災したもの。
平成24年 その他の業種における死亡災害
発 発
生 生
年 月
24
24
24
24
24
24
24
1
1
2
2
3
3
3
時
刻
業
種
規
模
事
故
の
型
起
因
物
災害の状況
15時台
そ
の
他
の
事
業
10
人
未
満
墜
落
・
転
落
用
具
被災者は、単独で倉庫内のシャッターを修理するため、アルミ製移動はしご(長
さ4.7m)をシャッタニに立てかけ修理作業を行っていた。作業中に、はしごが左
にずれ、はしごと共に倉庫の床に墜落し死亡したもの。保護帽の着用無し。床か
らシャッターのスプリングまでの直高4.4m。墜落した箇所の高さは不明。
17時台
小
売
業
10
人
未
満
(交
道通
路事
)故
乗
物
被災者は、一人で帯広市内の営業活動終了後、事業場に戻るため、乗用車
(社有車)を運転し、道東自動車道を千歳・恵庭方面に向かって走行中、災害発
生場所で対向車(ワゴン車)がセンターラインをはみ出し、正面衝突し被災したも
の。
7時台
水
産
業
10
人
未
満
お
ぼ
れ
乗
物
被災者は、タラ刺し網漁船(8.5t)で船長と2名で港を出港したが、港から約1
00mの海上で被災者の姿が見えないことに船長が気付き、引き返したところ、
俯せの状態で海上に浮かんでいるのを発見されたもの。
11時台
そ
の
他
の
事
業
100
人
以
上
墜
落
・
転
落
仮
, 設
構物
築 ,
物建
等築
物
被災者を含め9名で、農作物保管倉庫の屋根の上に積もった雪等の除雪作業
を行っていたところ、突然屋根に積もっていた雪がすべり落ち、その雪とともに5
名が約3.4m墜落し被災したもの。また、他の4名については腰まで雪に埋もれ
る等したが怪我等はしていない。、
小
売
業
10
人
以
上
29
人
(交
道通
路事
)故
乗
物
被災者は、会社から顧客先にワゴン車を取りに行き、帰社するため道道を走行
していた。その時、対向車線を走行していた普通乗用車がセンターラインを超え
て被災者が運転するワゴン車に正面衝突し被災したもの。
4時台
小
売
業
10
人
以
上
29
人
(交
道通
路事
)故
乗
物
被災者は、朝刊の配達業務において原動機付自転車を運転し丁字路交差点
内(信号機なし)に進入したところ、同交差点を直進するタンクローリー車と出会
い頭に衝突し被災したものた。丁字路交差点の周囲には雪山があり見通しが悪
かった。
15時台
港
湾
荷
役
業
30
人
以
上
49
人
激
突
さ
れ
揚
貨
装
置
被災者は、ロシアからの石炭運搬船(総トン数約2万2千トン)から石炭を荷降
し作業中、揚貨装置の運転手がバケットを降ろしたが位置が悪かったため横移
動させたところ、視界から合図を行っていた被災者が消えたため、バケットを移動
したところ被災者が倒れているのを発見したもの。
18時台
平成24年 その他の業種における死亡災害
発 発
生 生
年 月
24
24
24
24
24
24
24
3
4
4
5
5
5
8
業
種
規
模
事
故
の
型
起
因
物
10時台
小
売
業
10
人
以
上
29
人
(交
道通
路事
)故
乗
物
被災者は、社有車で営業中に市道交差点において、信号柱に衝突し被災した
もの。
9時台
警
備
業
100
人
以
上
(交
道通
路事
)故
乗
物
被災者は、現金等を運搬する業務でワゴン車の助手席に乗っていた。ワゴン車
は国道275号を走向中にスリップしてセンターラインをはみ出し、対向してきたタ
ンクローリー車と正面衝突し被災したもの。なお、タンクローリー車の運転者も負
傷した。
8時台
そ
の
他
の
事
業
100
人
以
上
(交
道通
路事
)故
乗
物
被災者は、販売業務等のため、自宅から自家用車で直接客先へ向かう途中
に、運転操作を誤り、対向車線側にはみだして橋の欄干に衝突し被災したもの。
9時台
卸
売
業
10
人
以
上
29
人
巻は
きさ
込ま
まれ
れ・
動
力
ク
レ
ー
ン
等
被災者は一人でエレベーターに荷を積込む作業を行っていたところ、搬器の天
井部分と2階床部との間にうつぶせの状態で上半身を搬器内に入れた状態で挟
まれているところを同僚に発見されたもの。
14時台
社
会
福
祉
施
設
50
人
以
上
99
人
墜
落
・
転
落
用
具
被災者は、施設の外壁に取付けられている換気扇フードの取外し作業を行うた
め、脚立を使用して足場(1.70m)に上る際、脚立の2段目(0.5m)から墜落し
被災したもの。
12時台
畜
産
業
10
人
以
上
29
人
巻は
きさ
込ま
まれ
れ・
一
般
動
力
機
械
被災者は、ビートの植え付け作業のため、農業用トラクターにビート移植機を連
結させた当該機械の暖機運転を行っていたところ、動力源であるドライブシャフト
(PTO軸)に左腕が巻き込まれ、上腕部を切断し被災したもの。
13時台
そ
の
他
の
事
業
巻は
10
きさ
人
込ま
未
まれ
満
れ・
動
力
運
搬
機
被災者は、コンテナ運搬専用機械がコンテナ船とコンテナヤードの間を往復す
る中、コンテナの検数業務を終え詰所に向かうべく歩いていたところ、コンテナを
持ち上げ後退して来た同機械の右後輪に腹部を轢かれ被災したもの。
時
刻
災害の状況
平成24年 その他の業種における死亡災害
発 発
生 生
年 月
24
24
24
24
24
24
24
8
8
8
8
8
8
9
時
刻
業
種
規
模
事
故
の
型
起
因
物
災害の状況
15時台
廃
棄
物
処
理
業
30
人
以
上
49
人
墜
落
・
転
落
建
設
機
械
等
被災者は、木くずを堆積保管しているチップヤードの木くずの山頂部において、
ドラグショベルのバケットで法面の成形等の作業を行っていたところ、木くずの山
の端部からドラグショベルごと約5メートル転落し被災したもの。
6時台
倉
庫
業
50
人
以
上
99
人
お
ぼ
れ
環
境
等
被災者は、前夜に発生した地震による貯水池の防水シートの亀裂状況などの
点検のため,午前6時に定期点検と合わせて貯水池の再点検を行っていた。午
前6時半頃同僚が貯水池の水面にヘルメットらしきものが浮いているのを発見し
捜索した結果、約2時間後に被災者を水中で発見して救助したが死亡したもの。
13時台
派
遣
業
100
人
以
上
(交
道通
路事
)故
乗
物
被災者ら6人は、派遣先である留寿都村での業務を終えて事務所のある札幌
市に帰社すべく走行中、定山渓の国道230号線において、ワゴン車が路外に逸
脱し道路脇の電柱に衝突したため、乗車していた6名のうち、3名が死亡したも
の。
13時台
派
遣
業
100
人
以
上
(交
道通
路事
)故
乗
物
被災者ら6人は、派遣先である留寿都村での業務を終えて事務所のある札幌
市に帰社すべく走行中、定山渓の国道230号線において、ワゴン車が路外に逸
脱し道路脇の電柱に衝突したため、乗車していた6名のうち、3名が死亡したも
の。
13時台
派
遣
業
100
人
以
上
(交
道通
路事
)故
乗
物
被災者ら6人は、派遣先である留寿都村での業務を終えて事務所のある札幌
市に帰社すべく走行中、定山渓の国道230号線において、ワゴン車が路外に逸
脱し道路脇の電柱に衝突したため、乗車していた6名のうち、3名が死亡したも
の。
11時台
通
信
業
100
人
以
上
(交
道通
路事
)故
乗
物
被災者は、郵便配達用のバイク(排気量110cc)に乗り配達業務のため走行し
ていたところ、片側1車線の緩い右カーブで対向してきた路線バスがセンターライ
ンをはみ出してきた為、バスの前方右側にバイクが正面衝突して被災したもの。
農
業
10
人
未
満
転
倒
動
力
運
搬
機
被災者は、いも畑で立ち往生したフォークリフトに乗りトラックで他の労働者に
横方向から牽引してもらい脱出させようとしていたところ、フォークリフトがバラン
スを崩して横転し、運転席から投げ出され、ヘッドガードと地面の間に挟まれ被
災したもの。
16時台
平成24年 その他の業種における死亡災害
発 発
生 生
年 月
24
24
9
9
24 10
24 10
24 10
24 10
24 10
時
刻
業
種
規
模
事
故
の
型
起
因
物
災害の状況
7時台
水
産
業
10
人
未
満
お
ぼ
れ
乗
物
被災者は、鮭漁を行うため漁場に到着後、海中に仕掛けた底建網(そこだてあ
み)を引き揚げその下に漁船を滑り込ませ、網の端部から掛かった魚を取った
後、再び底建網を海中に沈めるため、漁船を前進させていたところ足元にあった
ロープが足に絡まり漁船から海中に転落したものもの。
15時台
警
備
業
10
人
以
上
29
人
(交
道通
路事
)故
乗
物
被災者は、電柱建替工事現場において、交通誘導員として片側交互通行の交
通誘導を行っていたところ、手旗による停止合図を無視した大型バイクに激突さ
れ、反対車線側の草むらまで約40m飛ばされ病院に搬送されたが死亡したも
の。
8時台
そ
の
他
の
商
業
10
人
以
上
29
人
(交
道通
路事
)故
乗
物
被災者は、社有車(ハイエース)にベットや車椅子などのレンタル用品を積込
み、黒松内町内の利用者宅に向かって国道を走行中、雷電トンネル内の反対車
線側の待避所の壁に正面衝突し被災したもの。
畜
産
業
10
人
未
満
有
害
物
等
と
の
接
触
危
険
物
、
有
害
物
等
被災者ら5名で、刈り取った飼料用デントコーンの山にビニールシート(縦9m,
横36m)を3列にしてかぶせる作業中、デントコーン上に掛けられたビニールシー
トとビニールシートの間であおむけに倒れていた被災者が発見されたもの。デン
トコーンはコの字形をした盛土(縦16m,横32m,高さ1.1m)内に山積み(最高高
さ2.7m)されていた。
(現在調査中)
9時台
水
産
業
50
人
以
上
99
人
お
ぼ
れ
乗
物
被災者は、ホタテ漁のため漁船(14トン)に乗り、「八尺」と呼ばれる爪付きのけ
た網を海中に投入する作業に従事していたところ、八尺のチェーンに足が引っ掛
かり、八尺と共に海中に転落し被災したもの。
16時台
そ
の
他
の
事
業
巻は
10
きさ
人
込ま
未
まれ
満
れ・
一
般
動
力
機
械
被災者は、製氷施設の貯氷庫内に設置されている氷を均す機械(レーク)の上
部から堆積した氷上に墜落し、刃部に頭部を巻き込まれ被災したもの。
11時台
廃
棄
物
処
理
業
10
人
未
満
一
般
動
力
機
械
被災者は、単独で圧縮機を用いて産業廃棄物(廃プラスチック)を圧縮する作
業に従事していた。同僚が、被災者がいないため捜索したところ、圧縮機内のプ
レス部分で廃棄物とともにプレスされている被災者を発見されたもの。
14時台
墜
落
・
転
落
平成24年 その他の業種における死亡災害
発 発
生 生
年 月
24 10
24 12
24 12
時
刻
業
種
規
模
事
故
の
型
2時台
水
産
業
10
人
未
満
9時台
6時台
起
因
物
災害の状況
お
ぼ
れ
乗
物
被災者は、たこ篭漁業操業漁船(4.9t)に甲板員として船長、同僚の3名で乗船
し午前1時30分頃漁場に向け出港した。出港15分程で被災者と同僚は仕掛け
の準備を終え、船員室で漁場に着くまで休息・仮眠をとっていた。2時10分頃、
落石沖ユルリ島南2.5マイル付近に差し掛かり漁場到着のベルがなった時に行
方不明となったもの。
警
備
業
50
人
以
上
99
人
(交
道通
路事
)故
乗
物
被災者は、市道の縁石の一部取り替え工事のため、縁石より約1メートル離れ
た車道側に立って交通誘導を行っていたところ、3台連なって走ってきた車列の
最後尾の軽自動車が被災者に気付かず走行してきたため、はね飛ばされ被災し
たもの。
小
売
業
10
人
以
上
29
人
(交
道通
路事
)故
動
力
運
搬
機
被災者は、徒歩で新聞配達業務を行っていた。大方配り終え残り数部を持って
片側一車線の国道の路肩を歩行中、後ろから走行してきたミキサー車にはねら
れ被災したもの。