もしもの時のために[PDF:588KB]

第2章 もしもの時のために
第2章
もしもの時のために
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第2章 もしもの時のために
1 救急車を呼ぶ
「激しい痛みが・・・」「家族が急に苦しみだした!」「救急車
を呼ばなくちゃ! でも,どうやって・・・?」
ここでは,救急車を呼ぶ際のやりとりの例を説明します。
1 まずは,落ち着いて「119」を
ダイヤルします。
2 「火事ですか,救急ですか」と聞かれるので,
「救急です」と伝えます。 あわてずに
3 「住所はどちらですか」と聞かれるので,市町村名から
伝えてください。
4 具合の悪い方の症状や年齢を聞かれます。
症状は,誰が,どのようにして,どうなったのかを簡潔
に伝えてください。また,分かる範囲で,意識・呼吸の有無
などを伝えてください。
5 場所が分からないときに問合わせるため,電話をかけた方の
名前と連絡先を聞かれます。
6 救急隊が到着したら,このようなことを伝えてください。
・具合が悪くなった状況
・救急車が到着するまでの変化
・行った応急手当の内容
・持病,かかりつけの医療機関や医師の指示,
普段飲んでいる薬
[救急車が来るまでに用意しておくとよいもの]
・保険証や診察券 ・普段飲んでいる薬(おくすり手帳)
・現金 ・靴
7 同行を求められたときは,忘れずに戸締りをしましょう。
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第2章 もしもの時のために
市では,緊急時に消防署へ通報できる装置(緊急通報システム)
を貸与しています。
○ ひとり暮らし高齢者等緊急通報システム事業
事故や急病などの緊急時に,簡便に消防署へ通報できる緊急通報
装置を貸与します。
対象者:○おおむね65歳以上のひとり暮らしの方
○病弱な高齢者のみの世帯の方
○ひとり暮らしで外出困難な身体障がい者
※NTTのアナログ回線を使用しますので,NTTに
加入している必要があります。
利用料:設置手数料7,200円
※生活保護および市民税非課税世帯は免除
※電話の基本料金,通話料金,電気料金は利用者負担
お問合せ:市役所高齢福祉課 電話64-1111 内線283
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第2章 もしもの時のために
2 家族などの連絡先を書き出しておく
急な体調の変化や家庭内の事故は,病気を持っている方だけでな
く,健康な方でもありえることです。
ひとり暮らしの方は,何とか救急車を呼んでも,自分で状況を伝
えたり,大切な人に知らせることがとても困難でしょう。
もしもの時に,かけつけた救急隊員,異変を発見した友人・知人
などが分かるように,次のような情報を書き出しておくと良いで
しょう。
○名前,性別,生年月日,住所,電話番号,血液型
○かかりつけ医療機関の名称と所在地・電話番号,科目と担当医
○持病,服薬内容その他医療に関する特記事項
○緊急連絡先となる方の名前,続柄,住所と電話番号
○(介護保険サービスを利用している場合)居宅介護支援事業所
の名称,所在地
市では,上のような情報を整理して記入できる用紙と専用の容器,
救急隊への目印となるステッカーがセットとなった「安心キット」
を配布しています。
○ 救急医療情報安心キット配布事業
救急時に必要な情報をあらかじめ自宅へ保管しておくための安心
キットを配布しています。
対象者:○65歳以上のひとり暮らしの方
○重度の身体障がい者
※上記の条件を満たさなくても健康上の不安を抱える方
等には配布いたします。お電話または窓口でご相談く
ださい。
内容物:緊急情報を記入する用紙(次ページを参照),
用紙を保管する筒状の容器,ステッカー
利用料:無料
お問合:市役所高齢福祉課 電話64-1111 内線276 16
第2章 もしもの時のために
(緊急医療情報安心キットの用紙)
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第2章 もしもの時のために
3 入院するとき
入院をするとき,どのようなものが必要になるのでしょうか。
それぞれ病院ごとに決まりごとがあると思いますが,一般的には
次のようなものがあげられます。
① 手続きに必要なもの □ 保険証 □ 診察券 □ 印鑑
② 入院中に必要なもの
□ コップ □ 箸・スプーン □ 歯ブラシ・歯磨き粉
□ タオル □ バスタオル □ 室内履き
□ ティッシュ □ パジャマ □ 下着
□ 現金(小銭も)□ 洗面器 □ 運動靴
(リハビリするとき)
③ 必要に応じて持っていくもの
□ 入れ歯の手入用品 □ ひげそり □ 本・雑誌
□ 時計 □ ラジオ □ ポット・急須 □ イヤホン(テレビを見るとき)
入院中,退院時の相談は病院の相談員へ
入院中,退院時の相談は病院の相談員へ
病院には「相談員」または「ソーシャルワーカー」(病院
病院には「相談員」または「ソーシャルワーカー」(病院
ごとに呼び方に違いがあります)といわれる職員がおり,入
ごとに呼び方に違いがあります)といわれる職員がおり,入
退院時のこと,入院中のことなどについて相談を受け付け,
退院時のこと,入院中のことなどについて相談を受け付け,
アドバイスや病院内外の調整を仕事としています。
アドバイスや病院内外の調整を仕事としています。
気になること,分からないことがあったときは,相談員・
気になること,分からないことがあったときは,相談員・
ソーシャルワーカーに相談すると良いでしょう。
ソーシャルワーカーに相談すると良いでしょう。
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