食育通信 - 安達東高等学校

平成27年1月19日発行
食育通信
福島県立安達東高等学校
厚生部 食育係
№10
長い冬休みが明けて一週間。学校の生活リズムがやっと戻ってきたころでしょうか。
ところで、年末年始はどのような食生活をしていたかふり返ってみましょう。
1日3食を決まった時間に食べましたか?
おせち料理を食べましたか?
家庭で食材の買い出しをしたり、料理をつくったりしましたか?
さて、いずれにしても食生活の中で「食べ残し」はしていませんでしたか?
今回は「食品ロス」について考えましょう。
◇知っていますか?・・・「食品ロス」
まだ食べられるのに捨てられている食べ物、いわゆる「食品ロス」が日本では1年間でなんと
500 万トン~800 万トンにもなるそうです。
これは日本人 1 人当たり、毎日おにぎり約 1~2 個分を捨てているということだそうです。
賞味期限切れの食品をポイッ!
腐りかけた食べ物をポイッ!
おなかいっぱいでもう食べられない!
食品ロス
というようなこと・・・ありますよね。
私たちは多くの食べ物を輸入しながら、大量に捨てているのです。
「食品ロス」をなくすために…【家庭編】
=
日本の米の
年間収穫量
>
削減の工夫(1)食材を「買い過ぎず」
「使い切る」「食べ切る」
削減の工夫(2)残った食材は別の料理に活用
削減の工夫(3)
「賞味期限」と「消費期限」の違いを理解
削減の工夫(4)外食時での食べ残しを防ぐために
飢餓に苦しむ人々に向けた
食糧援助量
(390万トン)
「食品ロス」をなくすために…【企業編】
食品メーカー
定番カット食品や期限切れ食品などの返品 300 万トン~400 万トン
製造過程で発生する印刷ミスなどの規格外品
小売店
新商品販売や規格変更に合わせて店頭から撤去された食品
期限切れなどで販売できなくなった在庫 など
レストランなどの飲食店
客が食べ残した料理
客に提供できなかった仕込み済みの食材 など
[参考]http://www.gov-online.go.jp/useful/article/201303/4.html
毎月 19 日は
食育の日