これまで、日本が抱える現状 新しい小型家電品の流れ 【税金投入し産業処理】 【家庭、企業、行政、公共施設等】 障がい者施設の取組み 【回収のための営業活動】 ・施設が取組む解体事業の趣旨説明。 小型家電リサイクル法が、 ・使用済み電子機器類の提供の依頼。 25年 4 月、施行された ・万全な個人情報漏洩対策 が・・・ ・徹底指導による解体・分別の高品質 ・安心、信頼の処理フロー ・施設のネットワーク化による大量処理化 【進まないリサイクル】 【回収された使用済みの電子機器類】 ・企業では採算が合わない解体・分別 これまで、解体・分別は国内 作業も障がい者施設の作業訓練と 企業が行うには人件費が掛か しては適しています。 り、収益性が低い為、そのま ・しかも、工賃アップにも繋がる魅力的 ま雑品として人件費の安い海 な事業に変わります! 外に売られています。 電子機器の海外流出 【回収・解体・分別】 【解体・分別後、買取企業へ販売】 PC基板等 その他資源 【事業収益による自立支援】 ・障害基礎年金+工賃で経済的自 立を実現。目指せ!工賃 3 万円 ・有価資源の再生に加わる事で障 がい者の社会貢献を促進! 精錬工場 資源再生工場 ・これこそ、真の自立支援です! 【再生され、新たな製品に再生】 ・精錬工場では基板から金・白金、銀、銅 国益の損出! 税金が生かされ ない! 等が精錬され、再資源化! ・鉄、ステンレス、アルミニウム、プラスチック等もきちん と分別され、再資源化! しかも、 国益に繋がる! 税金の有効利用! 新たな製品に 平成 25 年 4 月、稀少な資源の海外流出を抑制し、国内で再利用を促進する資源循環 型社会の構築をすべく小型家電リサイクル法が施行されました。私達は障がい者施設 が解体事業に取組むことにより障がい者の経済的自立を促進し、更には高品位のレア メタルを国内でリサイクルさせることが可能になり、国益に繋がると考えています。 障がい者施設による小型家電解体事業 2 障がい者施設がレアメタルのリサイクルに取組む意義とは? ◆都市鉱山と呼ばれる小型家電品のリサイクルの現状は? 日本国内には多くの電化製品が存在し、それらの中にはレアメタルと呼ばれる貴重な金属を使ったものが多 くあります。 その埋蔵量は現在使用中の製品も含めて、日本国内には、金が 6800 トン(世界の埋蔵量の約 16%)、 銀は約 6 万トン(世界の埋蔵量の約 22%)、リチウムは約 15 万トン、プラチナは約 2500 トン眠っていると言 われています。金額にしては約 844 億円分にも上るこの埋蔵貴金属類を総称して都市鉱山と呼んでいます。 しかし、それらを含む基板を日本国内で電化製品から取り出すは人件費が高く採算性が低いため、解体され ずそのままの状態で人件費の安い海外に雑品として輸出されているのが現状です。(インターネット調べ) 売却 回収された小型家電 売却 スクラップとして海外へ流出 人件費の安い海外で再資源化 ◆なぜ一般企業ではなく、障がい者施設がレアメタルリサイクルに取り組むのか? これまで日本において障がい者は保護の対象であり、障がい者の労働力に対して社会はほとんど期待をして いませんでした。近年では、障がい者雇用対策において、一般企業に対する障がい者雇用率の引上げ等による 雇用促進を図っていますが、多くの障がい者の方々は障がい者施設を利用し福祉的な就労に参加しています。 しかし、そこで得られる工賃は全国的にも平均月額 15,000 円(※1)に満たない状態が続いています。 しかし、障がい者施設がこのレアメタルリサイクルに取組むことでこの状況を一変することができます。 一般企業がビジネスとしてレアメタルのリサイクルに取組むには、コストと時間が掛かり過ぎ、なかなか手 が出せません。ところが、一般企業では採算的に難しい解体も障がい者施設が取組むと工賃アップに繋がる事 業に生まれ変わります。そして、障がい者基礎年金(※2)を生活基盤にしている障がい者にはとても大きな収 入になります。 また、回収を通じ地域の人々や一般企業との交流が生まれ、レアメタルのリサイクルに障がい者が労働者と して加わることで、彼らはこれまでの保護される対象から、社会の仕組みの一部として必要な存在となります。 (※1) 平成 23 年度 全国月額平均工賃 13,586円 厚生労働省発表 対象は、工賃倍増 5 カ年計画の対象施設(就労継続支援 B 型事業所、入所・通所授産施設、小規模通所授産施設) (※2) 障がい者基礎年金の月額支給 1 級 約8万円 2級 約6万5千円 障がい者の工賃向上 障がい者が社会参加し 障がい者の自立支援 に最適! 社会の役に立てる! につながる! 1 「群馬県障害者福祉事業所レアメタルリサイクルネットワーク」設立指針 通称「ぐんまレアメタルリサイクルネット」 ◆ 群馬県において、障がい者福祉事業所によるネットワークを組織し、障がい者が使用済み電子 機器類の解体に携わるレアメタルリサイクルの仕組みを構築し、含有されるレアメタルのリサ イクルを促進し、循環型社会の構築に貢献することを目的とする。 ◆ 本組織が構築するレアメタルリサイクルにおいて、主役は障がい者であり、本事業を通じ社会 参加を促進し、本事業による収益により障がい者の経済的自立を支援することを目的とする。 ◆ 本組織は、障がい者の社会参加と経済的自立に資するため、その趣旨に賛同する群馬県内で活 動する障がい者福祉事業所が協働し、継続的且つ発展的な事業を運営することを目的とする。 【その1】事業規模の拡大による経済効果 解体に取組む施設が増えることで、まとまった量のレアメタルを含む PC 基板を定期 的に出すことが可能になり、買取り企業様に対しても信頼を得ることができより対等 な関係を築き収益性も増し、結果、日本経済を潤すことに繋がります。 ネットワーク体制 A 施設 10000kg B 施設 + 5000kg C 施設 + 5000kg 日 買取り企業様 納 品 本 法人税 20t 納 税 大きな利益が まとまった量の納品が可能 生まれます 経済が豊かに まとまった量の納品が可能 信頼が生まれ、対等な関係に 【その2】解体技術の共有化により品質安定より得られる信頼 情報の共有や技術をネットワークで共有することにより、参加施設の解体技術の向 上が図られ、品質が安定します。また、個人情報漏洩対策に対しても共通マニュア ル化を図ることにより、電子機器類を安心してご提供して頂けます。 【その 3】ネットワークの利点を生かし、各施設の持ち味を活かせる 施設それぞれの持ち味を活かし、ネットワークの中でプラスチック専門の施設ができ るなど、よりまとまった形態の専門化を図ることができ、ネットワークとして、より 大規模な受注が可能になります。 3 電子機器類の解体に取組む障がい者施設 連絡先 群馬県内で電子機器類の解体を行っている障がい者施設です。 電子機器類の引取り・お持込みのご相談をお待ちしております。 ※私達が引取りします使用済み電子機器類は、再資源化が可能な有価物です。 エコー みやま工房 〒379-2313 みどり市笠懸町鹿 490-7 〒370-3604 北群馬郡吉岡町大字南下 983-2 ℡0277-77-0082 fax0277-47-7121 ℡0279-54-2947 fax0279-54-9171 のぞみ 〒370-0512 邑楽郡大泉町上小泉 383 番地 ℡0276-20-1294 fax0276-63-7620 ラスター 〒371-0007 前橋市上泉町 1503-3 ℡027-269-0688 fax027-269-0688 トモロの森 〒370-0868 高崎市鼻高町 1465 番地 ℡027-384-2288 fax027-384-2288 ぐんぐん 〒370-3531 高崎市足門町 1398-8 ℡027-360-6858 fax027-360-6859 エール 〒370-0008 高崎市正観寺町 257 番地 ℡027-395-0787 fax027-361-0727 あかつきの村 〒379-2104 前橋市西大室町 448-3 ℡027-285-4449 fax027-285-4997 ゆーハウス前橋 〒371-0046 前橋市川原町 1 丁目 39-14 ℡027-237-0539 fax027-237-0539 ゆずりは 〒370-3573 前橋市青梨子町 668-2 ℡027-225-2622 fax027.-252-0939 菜の花 〒370-3573 前橋市青梨子町 379-1 ℡027-226-6090 fax027.-226-6126 エクアル 〒376-0023 桐生市錦町 2-11-34 ℡070-6408-1821 ぐんまレアメタルリサイクルネット 事務局 〒370-3573 群馬県前橋市青梨子町379番地1 TEL027-226-6090 FAX027-226-6126 担当 萬谷 高文
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