『エコ・オーストラリア発見』 香川県 高松市立桜町中学校 2 年 長尾茜 楽しかった『オーストラリア・エコツアー』が幕を閉じました。毎日が発見と感動の山で 本当に充実した 1 週間でした。初日は初めてのオーストラリアで初めての人たちと活動する ということがとても不安でした。しかし雄大な自然がわたしの不安と緊張を和らげてくれま した。チャーター機の中で、食事場所で、船の上で、ふと顔を上げればいつもそこに美しい 自然がありました。自然からのおくりもの、わたしは一生忘れることはないと思います。 1番心に残ったこと 今回のツアーで1番心に残ったことは、グレートバリア・リーフでのシュノーケリングで す。泳ぐのが苦手なので海に入るべきか少し戸惑いましたが、顔をつけてみるとまるで別の 世界に行ったような気分になりました。さまざまな形の珊瑚や色鮮やかな魚たちが作り出す 神秘的な空間が心地よくて、時間を忘れてずっと海に浮いていました。今でもあの時の光景 をはっきりと思い出すことができます。こうして美しい自然を観察することで環境に対する 気持ちがまた1つかわりました。機会があればもう 1 度泳いでみたいです。 エコ活動について思ったこと 現地の人たちからエコ活動についての説明を聞いて、ただ活動活動を学んだだけでなく環 境を守ろうとする人たちの苦労や熱意を知ることができました。わたしがとくに印象に残っ たことはタウンズビル高校の省エネ法です。ここでは風力発電機とソーラーパネルを設置し ていました。しかし実際に作れる電気の量は教室の電気がうっすらつくくらいだそうです。 またソーラーパネルを設置している建物はとても少ないそうです。わたしはなぜ、パネルを 取りつけるだけのこの省エネ法が普及しないのだろうと思いました。理由は設置にばく大な 費用がかかり、その上少ししか電気をつくれないということが主と聞いてエコ活動の難しさ も知りました。経済的な面、性能についての面で不都合であることが人々が本格的にエコ活 動に取り組めない大きな理由であるなら改善はなかなかできないと思います。 こう考えてみるとエコ活動は必ずしも個人の意志だけでできるものではないことがわかり ました。もっと真剣に考えるのなら世界が団結して地球規模で考えていくことが必要だと思 います。世界が動けば必ず個人も動くと思います。 そして今後わたし自身は 1. ビニール袋の使用量を減らす。自分のゴミは責任を持って始末するなど学んだこと を生かしたエコ活動をする。 2. たくさんの人に今回のツアーの話をし、少しでも多くの人が環境について考えてく れるようにする ことを目標として頑張っていきたいです。 また、今回のようなイベントがあればぜひ参加してみたいです。
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