( 地 域 情 勢 報 告 ) 作成年月日 平成 28 年2月4日 作成部局 丹 波 県 民 局 「源流の里」環境保全の集い 2016 の開催 丹波地域は、加古川、武庫川及び由良川の源流に位置し、ホトケドジョウ(兵庫県版 レッドデータブックAランク)やシロシャクジョウ(同Aランク)など、貴重な動植物 をはじめとする多様な生物が生息しています。 丹波県民局では、このような豊かな自然環境を保全 するため、地域に根ざした活動を行っている地域団体 に対して助成を行っています。 今年度に助成を行った4団体による活動報告会と丹 波地域の自然環境をテーマとした講演会を開催します。 丹波の豊かな自然環境を保全・再生するための様々 ホトケドジョウ な取組を聞く絶好の機会となりますので、是非ご参加 ください。 1 「源流の里」環境保全の集い 2016 (1)日時 平成 28 年2月 19 日(金)13:30~16:30 (2)場所 丹波市立柏原住民センターA会議室 (丹波市柏原町柏原 5528) (3)主催 丹波県民局 (4)対象 地域活動団体、一般県民 (5)内容 ① 交流促進パワーアップ事業(環境保全部門)報告会 シロシャクジョウ(人博 HP より) 講評:三橋 弘宗 氏 交流促進パワーアップ事業(環境保全部門)活動支援会議委員長 兵庫県立大学講師、兵庫県立人と自然の博物館主任研究員 ア 鴨庄釣り倶楽部(安達 眞治 会長) 鴨庄川に棲む魚達の保存と環境保全 イ 姫ボタルまつり実行委員会 (藤原 利正 実行委員長) 第 10 回姫ボタルまつり、ヒメボタルサミット ウ 兵庫県産業廃棄物協会丹波支部 (上見 重信 支部長) 不法投棄防止看板の設置事業 ヒメボタルが飛び交う様子 エ 妙高山のクリンソウを守る会 (細見 武憲 会長) 妙高山のクリンソウの保護と観察の推進 ② 講演会 演題:淡水生物から見た丹波地域の生物多様性 講師:田中 哲夫 氏 元兵庫県立人と自然の博物館主任研究員 (専門分野:淡水魚・水域生態系など) クリンソウ 1 2 丹波地域における自然環境の保全の取組 丹波県民局では、県や市、活動団体等の関係主体が連携する仕組みとして「丹波 地域環境パートナーシップ会議」※を平成 25 年度に設立しました。 同会議を中心として、活動団体等の連携の強化や活動の地域全体への広がりを図 り、丹波地域の貴重な動植物の保全・再生意識の高揚、環境学習の推進に取組んで います。 ※ メンバー:24 団体9行政機関 顧問:河合 雅雄 兵庫県立人と自然の博物館名誉館長、会長:樋口 清一 篠山自然の会代表 【事業概要】 (1)環境学習プログラムの提供 丹波地域の森・川を活かした環境学習プログラムを 阪神間等の小学校に提供し、小学生が丹波の豊かな自 然環境を体験 実績:平成 26 年度9校・609 名 平成 27 年度9校・682 名 (2)「守ろう!丹波の自然」体験型エコツアーの開催 丹波地域に生息する貴重な動植物をテーマとして、 体験型のエコツアーを開催【平成 27 年度:昆虫と生態系】 日程:平成 27 年9月 22 日(火・祝) 丹波並木道中央公園(参加者約 240 名) 内容:エコツアー「150 人の昆虫大捜査線」 ~ひとはくの昆虫博士といっしょに~ (八木 剛 兵庫県立人と自然の博物館主任研究員) (3)住民参加型フォーラムの開催 丹波地域環境パートナーシップ会議総会時にあわせ て、地域住民の自然保護意識の高揚を図るため「住民 参加型フォーラム」を開催 日程:平成 27 年 11 月 21 日(土)(参加者約 50 名) 内容:ポスターセッション、活動報告会、 講演会「アライグマと丹波・篠山の環境:西牧 正美 NPO 法人大山捕獲隊理事長」 森のプログラム「間伐体験」 エコツアー「昆虫大捜査線」 ポスターセッション (4)情報誌・Facebook の活用等による情報発信、交流 促進 「丹波地域環境パートナーシップ会議」(事務局: 丹波県民局)の活動を定着させるため、関係団体の 活動内容等について、情報誌の発行及び Facebook や ホームページの活用により情報発信し、会員相互の 交流を促進 〈問い合わせ先〉 丹波県民局県民交流室環境課 TEL 0795-73-3773 パートナーシップ会議情報誌 2
© Copyright 2024 ExpyDoc