台湾の輸入規制について

資料4-1
香港 台湾の輸入規制について
香港、台湾の輸入規制について
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1.香港の輸入規制について
企画概要
「食品中の残留農薬に関する規則」について、香港植物環境衛生署
「食品中の残留農薬に関する規則」について
香港植物環境衛生署
(FEHD) が2年間の猶予期間を経て2014年8月に施行した。
れま 香港
残留農薬 関する特定 法規制 なく、
年 月 、
これまで香港には残留農薬に関する特定の法規制がなく、2012年6月に、
公衆衛生の保護や現地基準と国際基準との整合性を図ることなどを目的に
制定された。
・本年夏頃から、HOP1サービスで送付した商品が、香港FEHDで
本年夏頃から
サ ビ で送付した商品が 香港
で
頻繁に抜き取り検査を受けるようになり、荷主や香港側の顧客から
も苦情が寄せられている状況。
も苦情が寄せられている状況
・香港サイドに対して、大きな影響が出ていることを訴える手段を
検討する必要がある。
例)りんごが一度に4個も抜き取られ、その後も同じりんごを送付し
たにもかかわらず(荷主も同じ) 4個抜き取られた
たにもかかわらず(荷主も同じ)、4個抜き取られた。
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2.台湾の輸入規制について
企画概要
(1)2014年9月から、6kg以下かつ1,000ドル以下の個人用食品以外は、全て台湾衛生福利部
(FDA)の食品検査を受けることとなった。抜き取り量は検査内容により異なるが200g,600g,1kg。
※HOP仕組上、輸入者は台湾ヤマト運輸となるため、届け先が個人であっても検査対象となる。
(2)FDAは、日本から輸入する食品に対して追加書類を求める旨の公告を2点公表した。
※施行時期未定
①日本から台湾に輸入する食品は、日本の公的機関が発行した放射性物質検査報告の添付が必要にな
る(対象地域:輸入停止中の5県(福島、茨城、栃木、群馬、千葉) 以外の全ての都道府県。
②日本から台湾に輸入する食品は、日本の公的機関が発行した産地(都道府県)証明の添付が必要に
なる。
・上記(1)の食品検査が実施された影響で、従来火曜日集荷→金曜日配送日が
最短でも土曜日となってしまっている状況。
・上記(2)が実施されれば、更に検査時間が延びることが想定され、到着日が
上記(2)が実施されれば 更に検査時間が延びることが想定され 到着日が
更に遅くなる恐れがある。
・これ以上の遅れは、生鮮品を輸送するHOP1サービスにとっては影響大。
例1)食品検査に予想よりも時間がかかったため、試食商談会に商材が間に合
わなかった。
例2)海外おみやげ宅配便で送付されたタラバガニ(姿)が食品検査で抜き取ら
れ、足が1本しか届かなかった。
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