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資料1-3
内閣府『新たな少子化社会対策大綱策定のための検討会(第4回)』
テーマ:働き方改革、ワークライフバランス
地域戦略としての WLB キャンペーン、社員の子育て状況の見える化等の
政策提言
2014.12.25
渥美由喜
0.自己紹介
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これまで WLB やダイバーシティに取組む、先進企業国内外 900 社を訪問ヒアリング。4000 社データ分
析。
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最近では、企業や自治体へのコンサルティング、政策アドバイザーのウエイトが増大。
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日経 WOMAN『女性が活躍する会社ベスト 100』、内閣府『子育て支援総理大臣表彰』審査委員。
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同い年の妻と共働き。妻は、外資系IT企業で部長職としてバリバリ働く。
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妻の出世こそ、夫の甲斐性。←夫ひとりで、「甲斐性」を背負い込む必要はない。
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最近の女性活躍ブームに対する反発(女尊男卑、逆差別など)が広がっているが、共働き男性にとって
妻の就労継続は「失業保険」代わり、妻のキャリア・ライフ・バランスは「内助する?夫」にも他己実現。
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8歳、4歳の2児の子育て。2回、育休取得。
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5年前から実父の介護。3年前から難病の次男の看護。
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WLB は、①ライフ面:リスクマネジメント、②ワーク面:業務の効率化の徹底
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WLBの頭文字:ワかちあい、ラくあり くありバトンリレー
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WLBは一人で実現するものではなく、バトンリレーする相手を増やしていくのが重要なスキル
(ご参考)自身の6Kライフ(会社員、子育て、家事、介護、看護、子ども会)
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足し算だと 24 時間オーバー。
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成熟経済期は、『引き算』と『掛け算』。
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その時点での最優先事項を残して、後は引き算。
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同時並行で、掛け算による相乗効果を考える。
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例:介護と子育ては大変?じいじはスーパーマジシャン!?
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父に感謝されるのではなく、感謝の言葉を贈る。
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いのちのバトンリレー。
1.WLBをめぐる最近の潮流と政策提言
(1)職場での実践のみならず、地域活性化策としての『働き方改革』
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自らの使命:地方の知られざる、先進的な取組をしている中小企業の先進事例にスポットを当てる。
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12/21(日)AM8:00 台の NHK『サキどり』大分県国東半島の「週休3日」の取組(筆者もコメント)
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人口減少社会では、一人あたりの業務量はますます増大
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「効率的な働き方」を全社員の習慣、職場の風土にしないと生き残れない
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生き残りを賭けた、「地方創生」と地域戦略としてのWLBの親和性を高い。
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制約社員はノウハウの塊⇒職場単位で、業務改善を競い合わせて、部署単位で評価
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一つの方法は、時間軸変更による高密度化(朝型へ、AM・PM のバイオリズムに応じた業務配分)
政策提言①
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国東時間の他、全国に散在している「地域活性化策としてのWLB」先進事例を広めるキャンペーン
ご参考:内閣府発行の月刊誌『共同参画』誌上で、2009 年度に筆者が寄稿した連載『地域戦略としてのWLB』
①北九州市・福岡市・福岡県、②兵庫県・神戸市、③三重県、④埼玉県、⑤石川県、⑥福井県、⑦宮城県・仙台市等々。