ご参考資料 2015年1月5日 マーケットフォーカス (日経平均株価) 2015年1月号 市場概況・今後の見通し 【12月の市場概況】 日経平均株価の推移(2009年12月末~2014年12月末) (円) 19,000 日経平均株価は、横ばい推移となりました。 ◆ 17,000 日経平均株価は、月前半には取引時間中に一時18,000円台を回復しましたが、中旬に は、原油相場の急落を背景とした海外株式の下落や円安進行の一服などから市場心理 が悪化し、17,000円割れの水準に下落しました。その後は米株式の上昇や原油相場の下 げが一服したことからやや持ち直したものの、月間では横ばい推移となりました。 15,000 13,000 11,000 9,000 【今後の見通し】 日本の2014年7-9月期実質GDP(国内総生産)成長率は、個人消費の回復が小幅にと どまったことや在庫調整などの影響で、2四半期連続でマイナス成長 ※1 となりました。 (※1:2ページ目の左図参照) 7,000 09/12 10/12 【 1 2 月のマ ーケッ トデータ】 日本経済は、消費増税後の個人消費の回復力の鈍さが景気回復の重石になるものの、 一方で消費税率再引き上げの先送りや賃金上昇への期待により徐々に消費者心理も改 善しつつあることや、補正予算による追加的な景気対策、設備投資の持ち直しへの期待 などが下支えとなり、緩やかながら持ち直しの動きに転じていくものと見ています。 日経平均株価は、海外経済の減速懸念などを背景としたリスク回避の高まりなどで一 時的に弱含む局面はあるものの、一方で衆議院選挙での与党勝利を受けて成長戦略や 改革に向けた動きが加速すると見られることや、円安進行に伴う企業業績の上方修正へ の期待、公的年金の買いなど需給面での好材料が引き続き相場の下支え要因となること から、当面は底堅い推移となる見込みです。 11/12 12/12 騰落率 13/12 最低 14/12 (年/月) 12 月末 1 1 月末 最高 日経平均(円) 17,450.77 17,459.85 ▲0.05% 16,755.32 17,935.64 J PX日経インデ ック ス400 ( ポイント) 12,768.42 12,835.53 ▲0.52% 12,259.36 13,148.44 ◆【 1 月の予想レンジ 】 日経平均(円) 17,000-19,000 J PX日経インデ ック ス400 ( ポイント) 12,500-14,000 (信頼できると判断したデータを基に三井住友トラスト・アセットマネジメント作成) 当資料は三井住友トラスト・アセットマネジメントが作成したものであり、金融商品取引法に基づく開示書類ではなく、証券取引の勧誘を目的としたものでもありません。当資料のお取扱いに ついては最終ページをご覧ください。 1/4 ご参考資料 国内経済① ○2014年7-9月期の実質GDP成長率(2次速報値)は前期比▲0.5%(年率換算▲1.9%)と2四半期連続でマイナス成長となった。 ○11月の鉱工業生産(速報値)は前月比▲0.6%。先行きを示す生産予測指数は12月が前月比+3.2%、1月が同+5.7%が見込まれている。 鉱工業生産指数 実質GDP成長率寄与度(前期比年率換算) (2009年7-9月期~2014年7-9月期、四半期) (%) 20 15 (2009年11月~2014年11月、月次) 120 (%) 10 110 5 100 0 90 -5 80 -10 10 5 0 -5 -10 -15 純輸出* 公的需要 民間在庫品 民間企業設備 民間住宅 民間最終消費支出 70 -15 前月比(右軸) 実質GDP成長率 鉱工業生産(左軸) -20 09/3Q 10/3Q 11/3Q 12/3Q 13/3Q 14/3Q (年/期) *純輸出 = 財貨・サービスの輸出 - 輸入 ※3Qは7-9月期を意味し、例えば09/3Qは2009年7月から9月の3ヵ月間を示す。 ※季節調整済み (出所)内閣府のデータを基に三井住友トラス ト・アセットマネジメント作成 60 09/11 10/11 11/11 12/11 13/11 -20 14/11 (年/月) ※季節調整済み (出所)Bloombergのデータを基に三井住友トラスト・アセットマネジメント作成 当資料は三井住友トラスト・アセットマネジメントが作成したものであり、金融商品取引法に基づく開示書類ではなく、証券取引の勧誘を目的としたものでもありません。当資料のお取扱いに ついては最終ページをご覧ください。 2/4 ご参考資料 国内経済② ○11月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く総合)は前年同月比+2.7%と4ヵ月連続で伸びが減速した。 ○11月の景気ウォッチャー調査は、現状判断DIが前月比▲2.5の41.5、先行き判断DIが同▲2.6の44.0に低下した。 景気ウォッチャー調査* 全国消費者物価指数上昇率(生鮮食品を除く総合、前年同月比) (2009年11月~2014年11月、月次) (%) 4 (2009年11月~2014年11月、月次) 70 先行き判断DI 3 現状判断DI 60 良 い 2 50 悪 い 1 40 0 30 -1 20 -2 -3 09/11 10/11 11/11 12/11 13/11 (出所)総務省のデータを基に三井住友トラスト・アセットマ ネジメント作成 14/11 (年/月) 10 09/11 10/11 11/11 12/11 13/11 14/11 (年/月) *景気ウォッチャー調査:内閣府が調査・発表する生活実感としての景況感を表した 景気動向調査。3ヵ月前と比較した景気の現状に対する「現状判断DI」と、2~3ヵ月 先の景気の先行きに対する「先行き判断DI」があり、 通常は50が良い/悪いの 分岐点となる。 (出所)内閣府のデータを基に三井住友トラスト・アセットマ ネジメント作成 当資料は三井住友トラスト・アセットマネジメントが作成したものであり、金融商品取引法に基づく開示書類ではなく、証券取引の勧誘を目的としたものでもありません。当資料のお取扱いに ついては最終ページをご覧ください。 3/4 ご参考資料 【ご留意事項】 ●当資料は三井住友トラスト・アセットマネジメントが投資判断の参考となる情報提供を目的として作成したものであり、金融商品取引法に基づく開示書類ではありません。 ●ご購入のお申込みの際は最新の投資信託説明書(交付目論見書)の内容を必ずご確認のうえ、ご自身でご判断ください。 ●投資信託は値動きのある有価証券等(外貨建資産には為替変動リスクを伴います。)に投資しますので基準価額は変動します。したがって、投資元本や利回りが保証されるもの ではありません。ファンドの運用による損益は全て投資者の皆様に帰属します。 ●投資信託は預貯金や保険契約とは異なり預金保険機構および保険契約者保護機構等の保護の対象ではありません。また、証券会社以外でご購入いただいた場合は、投資者保 護基金の保護の対象ではありません。 ●当資料は信頼できると判断した各種情報等に基づき作成していますが、その正確性、完全性を保証するものではありません。また、今後予告なく変更される場合があります。 ●当資料中の図表、数値、その他データについては、過去のデータに基づき作成したものであり、将来の成果を示唆あるいは保証するものではありません。 ●当資料で使用している各指数に関する著作権等の知的財産権、その他の一切の権利はそれぞれの指数の開発元もしくは公表元に帰属します。 当資料は三井住友トラスト・アセットマネジメントが作成したものであり、金融商品取引法に基づく開示書類ではなく、証券取引の勧誘を目的としたものでもありません。 4/4
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