ご参考資料 2016年7月1日 マーケットフォーカス (日経平均株価) 2016年7月号 市場概況・今後の見通し 【6 月の市場概況】 日経平均株価の推移(2011年6月末~2016年6月末) (円) 22,000 日経平均株価は、下落しました。 20,000 日経平均株価は、月前半は米国の利上げ見送りや日銀の金融緩和見送りなどを受け て急激に円高・米ドル安が進行したことから軟調な推移となりました。月後半には、英国 の国民投票でEU(欧州連合)離脱派が勝利したことを受けて世界的に投資家のリスク回 避姿勢が強まり、一時2014年10月以来、約1年8ヵ月ぶりの安値をつけるなど、月間で下 落しました。 18,000 16,000 ◆ 14,000 12,000 10,000 【今後の見通し】 8,000 2016年1-3月期の実質GDP(国内総生産)成長率(2次速報値)は前期比+0.5%(前期比 年率+1.9%)と2四半期ぶりにプラス成長※ 1 となりました。(※1:2ページ目の左図参照) 11/6 日本経済は、海外需要の低迷などを背景とした生産※ 2の伸び悩み、円高進行に伴う企 業収益の下振れ懸念や設備投資の慎重化、家計のマインド悪化を背景とした消費の低 迷などが依然景気の重石となっているものの、一方で、政府の大型景気対策への期待な どが下支えとなり、先行きも一進一退の動きが続くものと見ています。(※2:2ページ目の 右図参照) 【 6 月のマ ーケッ トデータ】 日経平均株価は、政府による大型景気対策や日銀のETF購入拡大への期待、企業の 自社株買いの動きなどが株価の下支えとなる一方、円高の持続による企業業績下方修 正への懸念、海外投資家による継続的な売り圧力などが相場の重石となることから、引 き続き値動きの荒い展開を見込みます。 12/6 13/6 14/6 騰落率 15/6 最低 16/6 (年/月) 6 月末 5 月末 最高 日経平均株価( 円) 15,575.92 17,234.98 ▲9.63% 14,952.02 16,955.73 J PX日経インデ ック ス400 ( ポイント) 11,250.20 12,453.26 ▲9.66% 10,869.19 12,283.58 ◆【 7 月の予想レンジ 】 日経平均株価( 円) 14,000-16,500 J PX日経インデ ック ス400 ( ポイント) 10,500-12,000 (信頼できると判断したデータを基に三井住友トラスト・アセットマネジメント作成) 当資料は三井住友トラスト・アセットマネジメントが作成したものであり、金融商品取引法に基づく開示書類ではなく、証券取引の勧誘を目的としたものでもありません。当資料のお取扱いに ついては最終ページをご覧ください。 1/4 ご参考資料 国内経済① ○2016年1-3月期の実質GDP成長率(2次速報値)は前期比+0.5%(年率換算+1.9%)と2四半期ぶりのプラス成長となった。 ○5月の鉱工業生産(速報値)は前月比▲2.3%と3ヵ月ぶりのマイナスとなった。 鉱工業生産指数 実質GDP成長率寄与度(前期比年率換算) (2011年1-3月期~2016年1-3月期、四半期) (%) 15 (2011年5月~2016年5月、月次) 110 (%) 10 10 105 5 100 0 95 -5 90 -10 5 0 -5 -10 -15 純輸出* 公的需要 民間在庫品 民間企業設備 民間住宅 民間最終消費支出 前月比(右軸) 鉱工業生産指数(左軸) 実質GDP成長率 -20 11/1Q 12/1Q 13/1Q 14/1Q 15/1Q 16/1Q (年/期) *純輸出 = 財貨・サービスの輸出 - 輸入 ※1Qは1-3月期を意味し、例えば11/1Qは2011年1月から3月の3ヵ月間を示す。 ※季節調整済み (出所)内閣府のデータを基に三井住友トラス ト・アセットマネジメント作成 85 11/5 12/5 13/5 14/5 15/5 -15 16/5 (年/月) ※季節調整済み (出所)Bloombergのデータを基に三井住友トラスト・アセットマネジメント作成 当資料は三井住友トラスト・アセットマネジメントが作成したものであり、金融商品取引法に基づく開示書類ではなく、証券取引の勧誘を目的としたものでもありません。当資料のお取扱いに ついては最終ページをご覧ください。 2/4 ご参考資料 国内経済② ○5月の全国消費者物価指数(生鮮食品除く総合)は前年同月比▲0.4%となった。 ○5月の景気ウォッチャー調査は、現状判断DIが前月比▲0.5の43.0、先行き判断DIが同+1.8の47.3となった。 景気ウォッチャー調査* 全国消費者物価指数上昇率(生鮮食品を除く総合、前年同月比) (%) 4 (2011年5月~2016年5月、月次) (2011年5月~2016年5月、月次) 70 先行き判断DI 現状判断DI 3 60 2 良 い 1 50 悪 い 0 40 -1 -2 11/5 12/5 13/5 14/5 15/5 (出所)総務省のデータを基に三井住友トラスト・アセットマ ネジメント作成 16/5 (年/月) 30 11/5 12/5 13/5 14/5 15/5 16/5 (年/月) *景気ウォッチャー調査:内閣府が調査・発表する生活実感としての景況感を表した 景気動向調査。3ヵ月前と比較した景気の現状に対する「現状判断DI」と、2~3ヵ月 先の景気の先行きに対する「先行き判断DI」があり、 通常は50が良い/悪いの 分岐点となる。 (出所)内閣府のデータを基に三井住友トラスト・アセットマ ネジメント作成 当資料は三井住友トラスト・アセットマネジメントが作成したものであり、金融商品取引法に基づく開示書類ではなく、証券取引の勧誘を目的としたものでもありません。当資料のお取扱いに ついては最終ページをご覧ください。 3/4 ご参考資料 【ご留意事項】 当資料は三井住友トラスト・アセットマネジメントが投資判断の参考となる情報提供を目的として作成したものであり、金融商品取引法に基づく開示書類ではありません。 ご購入のお申込みの際は最新の投資信託説明書(交付目論見書)の内容を必ずご確認のうえ、ご自身でご判断ください。 投資信託は値動きのある有価証券等(外貨建資産には為替変動リスクを伴います。)に投資しますので基準価額は変動します。したがって、投資元本や利回りが保証されるもので はありません。ファンドの運用による損益は全て投資者の皆様に帰属します。 投資信託は預貯金や保険契約とは異なり預金保険機構および保険契約者保護機構等の保護の対象ではありません。また、証券会社以外でご購入いただいた場合は、投資者保 護基金の保護の対象ではありません。 当資料は信頼できると判断した各種情報等に基づき作成していますが、その正確性、完全性を保証するものではありません。また、今後予告なく変更される場合があります。 当資料中の図表、数値、その他データについては、過去のデータに基づき作成したものであり、将来の成果を示唆あるいは保証するものではありません。 当資料で使用している各指数に関する著作権等の知的財産権、その他の一切の権利はそれぞれの指数の開発元もしくは公表元に帰属します。 当資料は三井住友トラスト・アセットマネジメントが作成したものであり、金融商品取引法に基づく開示書類ではなく、証券取引の勧誘を目的としたものでもありません。 4/4
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