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The Institute
of Thanatology
死生学研究所
❑会場
東洋英和女学院大学 2014年度
<公開>
東洋英和女学院大学大学院
(六本木)201教室
東京都港区六本木5-14-40
2015年
1月 17日(土)
14:40-16:10(受付14:10~)
プロフィール
これまで5つ以上の国で言語教育と言語教師の教育
に携わる。現在は子どもにとっての母語習得と精神
的発達との相関関係に関心をもつ。学士号(スペイ
ン語教育)、修士号(英語教育 MAT-TESOL)取
得。2004年から本学助教授、2008年から現職。
主要業績
「ある子供の理解―ヘレン・ケラーがはじめて
『死』と出会ったとき」『死生学年報 2009 死生学
の可能性』リトン、2009年。「子どもの言語習得と
精神発達に与える大人の影響」『死生学年報 2010
死生観を学ぶ』2010年。“Empathy”『人文・社会科
学論集』28号、東洋英和女学院大学、2011年。「生
徒自身の語りを用いた教授法の実現に向けて―記憶
術者に関するA. R. ルリアの神経心理学的研究の応用
―」『死生学年報 2014 語られる生と死』2014年。
Associate Professor, Toyo Eiwa University
ミリアム・T.ブラック/本学人間科学部准教授
The Use of Narrative in Neuropsychological Evaluation: A. R. Luria's Study of a Mnemonist
*発表は英語、日本語訳あり
Abstract: The Russian neuropsychologist A.R. Luria's work The Mind of a
Mnemonist will be used to illustrate some aspects of the interrelationship
between language use and mental development. In particular, Luria's use of
the mnemonist S.'s descriptions of his own thought processes and abilities
will be examined. Implications and questions this raises for teachers, and
about other life issues will then be explored.
記憶術者の語りを用いたA. R. ルリヤの研究をめぐって
ロシア人神経心理学者A. R. ルリヤの著書『偉大な記憶力:ある記憶
術者の精神生活』を用いて、人間の言語使用と精神発達、及びそれ
らの相互関係について考えます。ルリヤは、無限の記憶力をもつSと
呼ぶ人物自身の語りに基づいて、彼の思考過程と能力に関する長期
の研究を行いました。このような成果が教職にある者にとって、また私達
の生活にとってどのような意義をもち得るのかを検討します。
(みやじま しゅんいち) 本学非常勤講師
1月 17日(土)
16:20-17:50
プロフィール
東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。文
学博士。専門領域は宗教学(ドイツ宗教思想史、
宗教現象学、宗教学理論研究)、死生学。東洋英
和女学院大学、東京外国語大学、國學院大學、神
奈川大学、大正大学等で非常勤講師を務める。
主要業績
『祈りの現象学―ハイラーの宗教理論』ナカニ
シヤ出版、2014年。「終末期医療におけるスピ
リチュアリティとスピリチュアル・ケア―『日
本的スピリチュアリティ』の可能性と限界につ
いて」安藤泰至・高橋都編『シリーズ生命倫理
学4 終末期医療』丸善、2013年。「環境問題
として水俣病事件と福島放射能汚染問題を考え
るための予備的考察」『神奈川大学国際経営論
集』46巻、2013年 。
〈予告〉2015年 2 月 1 4 日 ( 土 )
❑最寄駅 六本木駅(日比谷線徒歩10分)
❑参加費
各回500円
麻布十番駅(大江戸線徒歩5分、南北線徒歩7分)
本学院在校生・教職員無料
❑先着 100名様
❑事前申込み
不要
宮嶋俊一
第6回連続講座
2015年
生と死の語りⅡ
Miriam T. Black
第5回連続講座
連続講座
水俣病事件とその語り
内容紹介:東日本大震災の地震・津波がもたらした東京電
力福島第一原子力発電所の爆発事故は甚大な放射能
汚染を引き起こし、収束の目処は立っていません。そうした
中、この出来事を過去の出来事と比較しつつ検討・考察す
る動きも起こっています。水俣病事件もそのひとつです。水
俣病事件は「公害の原点」として教科書にも記され、誰もが
知る出来事ですが、「事件」はいまだに解決していません。
今回は、水俣病事件とはどのような出来事であったのか、そ
れをめぐりどのような「語り」がなされてきたのかを振り返りつ
つ、現状についてもお伝えできればと思います。
受付開始14:10
東洋英和女学院大学死生学研究所 連続〈公開〉講座「生と死の語りⅡ」
第7回 渡部麻美「社会心理学における死別研究―遺族に対する調査の課題」
第8回 福田 周「身体の傷と心の傷―フリーダ・カーロの絵画にみる生と死の語り」
お問合せ先
東洋英和女学院大学死生学研究所
[email protected]
03-3583-4035(fax専用)