平成26年10月ころ、岡山県内のAさん方に、市役所を名乗る

キャッシュカードのだまし取り事案(未遂)が全国で2件連続発生し
ています。島根県でも発生するおそれがありますので、この種事案があ
れば、すぐに警察に通報しましょう!
1
岡山県
平成26年10月ころ、岡山県内のAさん方に、市役所を名乗る男性
から、夫の年金の受取先銀行を尋ねる電話があったので、B銀行であ
る旨回答。
その後、B銀行を名乗る者から、「法律が変わってキャッシュカードが
使えないから、新しいキャッシュカードを送る」「古いキャッシュカードは
返信用封筒で送ってほしい」と言
われる。
12月15日、Aさん方にレターパックが郵送され、B銀行を偽装してA
さん名義の「スーパーカード」と称するキャッシュカード様のカードととも
に、同カードの規約、返信用封筒(速
達分の切手貼付)が在中されていた。
12月16日、B銀行の支店に赴き、郵送されたカードについて問い合
わせたため、被害を免れたもの。
実際に送られてきた
「スーパーカード」と称するキャッシュカード様のカード
2
徳島県
平成26年12月上旬、徳島県内のCさん方に、銀行員を名乗る男性
から、年金の手続が変わるので書類を送ると電話があった。
その後、Cさん方にD銀行を偽装した封筒が届いた。それにはCさん
名義の「スーパーカード」と称するキャッシュカード様のカードとともに、
委任状、返信用封筒(速達分の切手貼付)が在中されていた。
Cさんは、年金手続が変更になると誤信し、同月14日ころ、書類に口
座番号、残高、暗証番号などを記載した上で、キャッシュカードを郵送
した。
その後、宛先が個人だったことを不審に思い県警に連絡した。
両事案の特徴
①
②
送付されたキャッシュカードは刻印ではなくすべて印刷
新キャッシュカードの貼付位置に旧カードを貼付した上、
暗証番号を記入して返信するよう求める
③ 速達料金分の切手を貼付した返信用封筒が同封されている
島根県警察本部
生活安全企画課
0852-26-0110