「ルべーグ積分入門–使うための理輪と演習」(吉田伸生 著) 誤植の訂正と注釈の追加 2014 年 11 月 25 日更新 誤植を無くす努力は出版前に最大限したつもりでしたが,やはり完全には無くしきれませんで した.このページでは、そうした誤植の訂正すると共に, 必要に応じ注釈を追加します.ここに 書いた以外にお気付きの点などございましたら,是非お知らせ頂きますようお願い致します.な お、第 3 刷(2012 年 3 月 27 日刊行 )では、ここに述べたほとんどの誤植の訂正と多くの注釈の 追加がなされています. 以下、「—」 → 「...」 は、 「—」を 「...」に訂正するという意味で、(...)内のお名前はご 指摘下さった方です. • 第 1 刷,21 頁、下から 3 行目: 「B は S 上の」 → 「B は T 上の」(山口博己氏) • 第 1・2 刷, 22 頁 定義 1.2.6 (a) に次の注釈を補う:「補題 1.2.3 (a) と定義 1.2.5 より, I |R は (a, b] (−∞ ≤ a ≤ b < ∞), あるいは (a, ∞) (−∞ ≤ a) という形の一次元区間全 体,また I d |Rd はそうした一次元区間 d 個の直積で得られる d 次元区間全体である. 」 d • 第 1・2 刷, 22 頁 脚注:集合 A = {x ∈ R ; 座標成分のどれかが −∞} を考える。A の適 当な真部分集合、例えば B = {−∞} × Rd−1 について, 明らかに B ∈ ⊗dj=1 B(R). 一方, B ̸∈ σ[I d ]Rd が次のようにして分かる. 一般に A ⊂ S,G ⊂ 2S , A ∩ G = ∅ (∀G ∈ G ) とす る。このとき、B = {B ⊂ S ; A ∩ B = ∅ または A ⊂ B} は G を含む σ-加法族である. 従って σ[G ]S ⊂ B. これは A の真部分集合が σ[G ]S に属さないことを意味する. (以上、 山口博己氏のご質問への回答) • 第 1・2 刷, 23 頁の図:I1,(0,0) , I1,(1,0) → I1,(0,1) , I1,(1,1) (伊丹將人氏). ∪ ∪ • 第 1・2 刷, 23 頁 下から 6 行目: 「 (n,k)∈N×Zd ,In,k ⊂G I 」→ 「 (n,k)∈N×Zd ,In,k ⊂G In,k 」 (河備浩司氏) ∑ ∑ • 25 頁, 例 1.3.2 (a) の証明,最後の式変形の左から二つ目: 「 x∈A 1」 → 「 x∈A0 1」 (吉永彰成氏) • 第 1・2 刷, 27 頁,命題 1.3.5,可算劣加法性の証明の平易化:増大列連続性を先に示し,そ れと有限劣加法性を組み合わせて可算劣加法性を得る.(著者) • 第 1・2 刷, 29 頁, 下から 3 行目: 「n → 0」 → 「n → ∞」(伊丹將人氏). • 第 1・2 刷, 31 頁,(1.24) の2行上:b ≤ ∞ の後に ) を補う.(伊丹將人氏). • 第 1・2 刷, 32 頁 定義 1.5.1 冒頭: 「A ⊂ 2S 」 → 「∅ ∈ A ⊂ 2S 」 (著者) • 第 1・2 刷, 37 頁, 2行目,= の上: 「∪G∈G 」 → 「∪G∈G G」(伊丹將人氏). • 第 1・2 刷, 40 頁、命題 2.2.3 (b):命題 2.2.3 (b) の主張の最後に「c = 0, f (x) = ±∞ な ら cf (x) = 0 とする」という但し書きを添える(村田実氏). • 41 頁, 命題 2.2.4 の証明,2 行目冒頭: 「fn は A -可測」 → 「f は A -可測」(吉永彰成氏) • 第 1・2 刷, 47 頁, 問 2.3.3: 「第二段」 → 「第三段」(伊丹將人氏). ∫ ∫ • 第 1 刷,49 頁、問 2.3.12 の 2 行目 : 「 A f µ」 → 「 A f dµ」(著者) ∫ ∑ • 第 1 刷,55 頁、上から 6 行目 「(2.15) より」 の後: 「 n≥1 |fn | < ∞, µ-a.e.」 → ∑ 「 n≥1 |fn | < ∞, µ-a.e.」 (山口博己氏) • 第 1 刷,59 頁、問 2.5.1 : 「{g}rq=1 」 → 「{gq }r+1 (山口博己氏) q=1 」 • 第 1・2 刷, 61 頁、定理 3.1.2 (d):証明から次の(より一般的)主張に改良できることが わかる: 測度 (B, ν) が (A , µ) の拡張 (即ち A ⊂ B, ν|A = µ) とする.このとき, (B, ν) が完備 =⇒ A µ ⊂ B =⇒ ν|A µ = µ∗ . この改良により,(B, ν) が完備でなくても「 A µ ⊂ B ⇒ ν|A µ = µ∗ 」 が言え, 問 3.1.4 が含まれる (著者). • 第 1・2 刷, 62 頁, 問 3.1.4: 命題 3.1.2 (d) を改良 (先述) するなら削除. 1 • 第 1・2 刷, 62 頁, 命題 3.1.4 の証明,3 行目: 「B 」 → 「Bn 」 (著者). • 第 1・2 刷, 64 頁, 命題 3.2.3 の証明,4 行目: 「⊂」 → 「∈」 (著者). • 第 1・2 刷, 64 頁, 命題 3.2.3 の証明末尾:問 3.1.4 の代わりに命題 3.1.2 (d) の改良形 (先 述) を使える. e = {f < f }, • 第 1・2 刷, 68 頁, 命題 3.3.1 (a) ⇔ (b) について:D = {f の不連続点 }, D ∪ e e e N = n,k ∂In,k とする. 証明の本質は D ⊂ D ⊂ D ∪ N (特に,D と D の差は測度零). e ⊂ D ⊂ D e ∪ N を言って,そこから直ちに (a) ⇔ (b) を結論づける形に そこでまず D e .例えば,d = 1 で 証明を並べ替えると,本質が見やすくなる.因みに一般には D ̸⊂ D f = 1(0,∞) は原点で不連続だが,f (0) = f (0) = 0 (著者). • 第 1・2 刷, 72 頁, 5 行目: 「e−tx sin x」→「−e−tx sin x」(著者). • 第 1・2 刷, 77 頁, 命題 4.1.7 直前の一文: 「定理 4.1.3 (一意性部分)」→「定理 4.1.3」 (著者) • 第 1・2 刷, 80 頁, 例 4.2.6 の 2 行目:「(−∞ ≤ a ≤ b ≤ ∞,」→「(−∞ ≤ a ≤ b ≤ ∞),」 (著者). • 82 頁, 下から 2∼3 行目 (二箇所),86 頁, 下から 1 行目: 外側度 → 外測度 (野村龍志氏) ∪ • 88 頁,(c) 証明中のディスプレイ中辺:µ0 の定義域は G だが, C∈C C ∈ G とは限らない(高 ∪ 橋大陸氏).そこで,ディスプレイ部分を次のように訂正します(著者): G = C∈C (C ∩G) より, ∑ ∑ µ0 (G) ≤ µ0 (C ∩ G) ≤ µ0 (C). C∈C C∈C • 第 1・2 刷, 97 頁,系 5.2.3 の一行上: 「定理 5.2.1」→「定理 5.2.1 の一意性部分」(著者). • 第 1・2 刷, 98 頁, 例 5.2.4:(5.4) でも (1.21) と同様に 0 と ∞ との積は 0 とする (著者). • 第 1・2 刷, 98 頁, 補題 5.2.6 証明の本質は (A , µ) ⊂ (A1µ1 ⊗ A2µ2 , µ∗1 ⊗ µ∗2 ) ⊂ (A µ , µ∗ ) (測度が他の測度の拡張であることを,記号 ”⊂” で表した.第一,第二の ⊂ が証明中の第 一,第二段に対応). この関係と命題 3.1.2 (d) を組み合わせて結論を得る (著者). • 第 1 刷,103 頁、例 5.3.5. 「次に (5.9) を示す」から後を、次のようにするとより平易 (著者): (∫ ∞ ) (∫ ∞ ) ∫ 問 5.3.2 Γ(u)Γ(v) = xu−1 e−x dx y v−1 e−y dy = f (x, y)dxdy. 0 (0,∞)2 0 但し、 f (x, y) = xu−1 e−x y v−1 e−y . f は (0, ∞)2 上、非負・連続であることに注意し、 ∫ ∫ ∞ ∫ ∞ フビニの定理 f (x, y)dxdy = dy f (x, y)dx (0,∞)2 ∫ z=x+y 0 ∞ = ∫ 0 ∞ f (z − y, y)1{y≤z} dz ∫ z y v−1 (z − y)u−1 dy . e−z dz |0 {z } dy フビニの定理 ∫0 ∞ = 0 0 I(z) とおく 今、変数変換 y = zw より I(z) = z u+v−1 B(u, v). よって、上式最右辺 = (5.9) 右辺. 2 • 第 2 刷,104 頁、例 5.3.5. の証明,最後の行 「w = yz 」→「y = zw」 • 第 1・2 刷, 106 頁, 系 5.3.7 について: f の可測性は実は不要(任意の零集合は可測な零 集合に含まれるから).これと,零集合が完備化の有無に依らないことから,補題 5.4.1 は 系 5.3.7 に帰着する (著者). • 第 2 刷,108 頁、命題 5.4.2 の証明で最後から 3 行目: 「命題 5.1.4」 → 「命題 3.1.4」(第 一刷では正しい)(著者) • 109 頁、補題 5.4.3 の証明,(∗) の下の行: 「A1 -可測」 → 「A2 -可測」(伊藤大介氏) • 112 頁、1 行目: 「L1 (µ; U )」 → 「L1 (µ; V )」(伊藤大介氏) (d−1) • 115 頁, (1) の右辺2行目: 「φj (d−1) 」 → 「φj−1 」(伊藤大介氏) • 第 1 刷,115 頁、(2) の直前: 「(0, ∞) × (−π, π)」 → 「(0, ∞) × (0, π)」(著者) 2 ∪ ∪ • 第 1 刷,128 頁、上から 4 行目:「 n≥N {FKn − f > δ}」 → 「 n≥N {|FKn − f | > δ}」. (山口博己氏) def. def. • 第 1 刷,141 頁、問 7.3.4 (ii): 「A−A = {x−y ; x ∈ A}」→「A−A = {x−y ; x, y ∈ A}」. (山口博己氏) • 第 1 刷,143 頁、問 7.4.4 (ii): 「g が有界」という仮定をつけ加える. (山口博己氏) • 第 1 刷,161 頁、問 8.3.7 (iii): 「 lim ... = y↘0 1 1 」→ 「 lim ... = 」. (著者) y↘0 3 6 • 第 1・2 刷, 161 頁、命題 8.3.4 a の主張を, 「f ∧ は一様連続かつ,全ての θ ∈ Rd に対し ∧ |f (θ)| ≤ ∥f ∥1 .」に訂正 ′ 証明 1 行目 |e−θ − e−θ ∫ ′ | ≤ |θ − θ | を |e−θ − e−θ′ | = |eθ′ −θ − 1| に訂正, 証明 3 行目最右辺を Rd |(eθ′ −θ − 1)f | に訂正, その下の行に「上式2行目と優収束定理よ り f ∧ は一様連続.」という説明を挿入. (以上,井上公人氏). 2n+1 3 2n+1 3 2 (n!) 2 (n!) • 第 1・2 刷,,156 頁、問 8.1.5, ヒントの式: 「 2n+1 δm,n 」 → 「 (2n+1)! δm,n 」 (山口 博己氏) ( )−a ( )−a • 第 1 刷,162 頁、問 8.3.11 (i) 「 1 − 2πiθ 」→ 「 1 + 2πiθ 」 (山口博己氏) r r • 第 1 刷,165 頁、下から 4 行目: 「limn |fn ∥2 」→ 「limn ∥fn ∥2 」. (山口博己氏) • 第 1 刷,167 頁、(i): 「f (x) = 1−cos 2πx (2πx)2 」→ 「f (x) = 1−cos 2πx 2(πx)2 」. (山口博己氏) • 第 1・2 刷,182 頁, 補題 10.1.1: (a2)⇒(a1) も成立.実際,a2) を仮定すると,A ⊂ N に対し A ∩ C = ∅ だから ν(A) = ν(A ∩ C) = 0. (井上公人氏) • 第 1・2 刷, 182 頁, 問 10.1.2:削除 (補題 10.1.1,(a2)⇒(a1) が成立するので)(井上公人氏) • 第 1 刷,186 頁、問 10.1.12: 「µ は σ-有限でない」→ 「ν は σ-有限でない」. (山口博 己氏) • 第 1 刷,192 頁、命題 10.3.2: 「µ を測度」→ 「µ を有限測度」. (山口博己氏) なお、命 題 10.3.2 は 定理 10.4.2 に応用するが、定理 10.4.2 では µ は有限測度なので問題なく応 用できる. • 第 1・2 刷, 195–196 頁、定理 10.5.1 の結論を次のように精密化する: 「 µ-零集合 N が存 ν(Ax,n ) dνac 在し x ∈ S\N かつ Ax,n , rx,n が (10.7)–(10.9) をみたすなら lim = 」. 要点 n µ(Ax,n ) dµ は N が Ax,n , rx,n のとり方には依存しない点であり,精密化した結論が正しいことは補 題 10.5.6, 補題 10.5.7 の証明からわかる.この精密化は,定理 10.4.1 への適用に必要.定 理 10.5.1 の零集合が Ax,n , rx,n のとり方によらないことにより,定理 10.4.1 では,あ φ(x + hx,n ) − φ(x) る零集合の外で任意の数列 hx,n → 0 に対し極限 lim の存在が言えて n hx,n 「a.e. に可微分」と結論できる (福島竜輝氏). • 196 頁,補題 10.5.3 の証明: ρr (x) の定義は B(x, r) ⊂ S の場合に限るので,集合:{ρr > t} の意味が不明瞭(西部尚人氏).そこで,証明を以下のように修正します (筆者). = inf{|x − y| ; y ∈ S c }, = {x ∈ S ; dist(x, S c ) > r}, = {x ∈ Sr ; ρr (x) > t}, ∪ ただし ρr (x) = |ν| (B(x, r)) /µ (B(x, r)). このとき,G = r>0 Gr . 従って,Gr (r > 0) が開ならよい.そのために, dist(x, S c ) Sr Gr def Fr = Sr \Gr = {x ∈ Sr ; ρr (x) ≤ t} に対し: (1) Fr = Sr ∩ Fr (Fr は Rd における Fr の閉包). (1) を認めれば Gr = Sr \Fr なので,Gr は開.(1) で ⊂ は明らかなので ⊃ を言えばよい. 更にそれには xn ∈ Fr , x ∈ Sr , xn −→ x として次を言えばよい: 3 (2) lim |ν| (B(xn , r)) ≥ |ν| (B(x, r)). n 一方、次は容易に検証出来る(問 10.5.1) : (3) lim B(xn , r) ⊃ B(x, r). n 2 (3) と Fatou の補題より (2) を得る. • 199 頁 νn の定義「νn (A) = νn (A\Kn )」 → 「νn (A) = ν(A\Kn )」(伊藤大介氏) • 第 1 刷,199 頁,補題 10.5.7 の証明後に次の文章を補う(山口博己氏). 最後に定理 10.5.1 の証明を締めくくろう.f = dνac dµ とおくと ∫ f dµ + νs (Ax,n ) . ν (Ax,n ) = Ax,n 上式右辺の第一項に補題 10.5.6, 第二項に補題 10.5.7 を適用し, 10.5.1 の結論を得る. 2 • 201 頁,例 11.1.4 の証明:xn,n ≡ 0 (つまり y = 0), xn,n ≡ 1 (つまり y = 1) の場合に y ̸∈ (0, 1).また,∃n1 , ∀n ≥ n1 , xn,n = 0 の場合にも, y は 2 進展開が一意性を持つための 規約外(伊藤馨氏).そこで,証明を以下のように修正します (筆者). R が可算として、次のように矛盾を導く(Cantor の対角線論法). R が可算ならその部 分集合 (0, 1] も可算である. 従って (0, 1] = {xn }n≥1 と書ける. 今, 各 xn を 3 進小数 xn = 0.xn1 xn2 xn3 · · · に展開する.この際,3 進有理数の展開は末尾が 2 のみが続く展開に統一し, 展開の仕方を 一意にしておく.今, { 1, xnn ̸= 1 なら, y = 0.y1 y2 y3 .... ただし yn = 2, xnn = 1 なら, とすると y ∈ (0, 1] かつ y ̸∈ {xn }n≥1 (実際 yn ̸= xnn , より xn と y の 3 進小数展開は異 なる). これは (0, 1] = {xn }n≥1 に反する. 2 • 201 頁,補題 11.1.8 の証明, 一行目: 「N」−→「Bi 」(伊藤馨氏). • 203 頁,例 11.1.15:証明中の φ : (0, 1) → 2N は全射でない(伊藤馨氏).そこで,φ を以下のように修正します (筆者).N の有限部分集合全体を (2N )0 , 無限部分集合全体を ∪ N N N N N (2 )1 と書くと,2 = (2 )0 ∪ (2 )1 . 一方,(2 )0 = n∈N 2{0,..,n} , ♯(2{0,..,n} ) < ∞ だ から (2N )0 は可算 (命題 11.1.9(b)).従って ♯2N = ♯(2N )1 (命題 11.1.9(c)). x ∈ (0, 1] を x = 0.x1 x2 ... と二進展開する(二進有理数は末尾に 1 のみが続く展開に統一し,展開を 一意にしておく. このとき全ての x ∈ (0, 1] に対し xn+1 = 1 なる n は無限個. ).そこで φ(x) = {n ∈ N ; xn+1 = 1} とすると φ : (0, 1] → ♯(2N )1 は全単射.これと例 11.1.12 より ♯(2N )1 = ℵ. 以上より ♯2N = ℵ. • 第 1 刷,204 頁,定義 11.2.4 の「境界」の定義部分: 「∂ 」→「∂A」. (著者) • 第 1 刷,215 頁,[盛田]:「盛田建彦」 → 「盛田健彦」 (河備浩司氏) Sol thoery → theory (野村龍志氏) • 第 1 刷,215 頁,[Wag]:「Cambrdge」 → 「Cambridge」 (著者) • 第 1 刷,217 頁,問 1.1.5: 「A1 = {...}, A1 = {...}」→「A1 = {...}, A2 = {...}」. (藤本拓資氏,2007 年 9 月 25 日) • 第 1・2 刷, 218 頁, 問 1.3.1: 「(1.10)」 → 「(1.9)」(伊丹將人氏). • 第 1・2 刷, 218 頁, 問 1.3.4, 1 行目: 「A1 ∪ A2 」 → 「A1 ∩ A2 」(伊丹將人氏). ∑M • 219–220 頁,問 2.3.1 最後の行, 「交換可能」の補足説明.数列 an,M = m=1 µn (Am ) に 対し二重極限 lim lim , lim lim を考える. an,M は n, M 両方について非減少だ M →∞ n→∞ n→∞ M →∞ から lim は sup におきかえられることに注意すれば,ふたつ極限が一致することの検証は 容易 (伊丹將人氏のご質問への回答). • 第 1 刷,225 頁,問 3.3.11 : 次の注釈を追加: 「(ii),(iii) で,t = 0 に対する結果は、t > 0 に 対する結果と単調収束定理から分る」(著者) 4 • 第 1 刷,225 頁,問 4.1.2,上から 3 行目: 「µn (A ∩ An )」→「µ(A ∩ An )」. (山口博己氏) • 第 1 刷,225 頁,問 4.1.3 上から 3 行目: 「f 」→「1I 」. (山口博己氏) ∫π ∫ π/2 • 227 頁、問 5.3.4: 「s = sin θ」→「s = sin2 θ」, 「2 0 dθ = π 」→「2 0 dθ = π 」(野 村龍志氏, たまばら氏) • 第 1 刷,229 頁,問 6.1.7: 「 p1 < α < 1q 」→「 1q < α < p1 」. (山口博己氏) • 第 1 刷,231 頁,問 7.1.4、(iii): 「C ∈ Rd \(A + B)」→「C ⊂ Rd \(A + B),C ∈ L d 」. (山口博己氏) • 第 1 刷,232 頁,問 7.1.10、ii): 「B(x0 , 1)」→「B(x0 , y0 /4)」. 「sup(x,t)∈U 」→「sup(x,y)∈U 」. (山口博己氏) • 第 1 刷,233 頁,問 7.3.3、2 行目: 「|g| ≤ M 1B(0,r+2) 」→「|g| ≤ M p 1B(0,r+2) 」. (山口博己氏) ∫α ∫α • 234 頁 (第 1 刷 233 頁), 問 7.5.1 (2): 「... 0 N −1 eiαN dαN 」→ 「... 0 N eiαN +1 dαN +1 」(伊 藤大介氏) • 第 1 刷,233 頁,問 7.3.4、(ii): 「yn ∈ A − A」→「yn ̸∈ A − A」. (山口博己氏) • 第 1 刷,234 頁,1 行目: 「|x1 | + ... + |x1 |」→「|x1 | + ... + |xd |」. (山口博己氏) • 第 1 刷,234 頁,問 7.5.4 最後の行: 「(ii) の条件」→「(i) の条件」. (著者) • 第 1 刷,234 頁,問 8.1.3: 「E ⊥ {0}」→「E ⊥ \{0}」. (山口博己氏) + ..」→「= sNN − sMM−1 + ..」. (山口博己氏) ∑ ∑ • 第 1・2 刷, 235 頁、問 8.2.4: 「 n∈Z 」→「 |n|≥1 」(全て) (著者), √ ∑ ∑ −1 • 第 1 刷, 235 頁、問 8.2.4: 「 T 」→「T 」(2 箇所),「 n∈Z n−1 |(f ′ )∧ |(f ′ )∧ n |」. n |」→「 |n|≥1 |n| (山口博己氏) ∫ ∫ • 第 1 刷,235 頁、問 8.2.6: 「limn ≤ I |f − g|」→「limn I |f − g|」. (山口博己氏) • 第 1 刷,235 頁,問 8.2.2: 「= sN N − sM M • 235 頁,問 8.3.1, 上から4行目の右辺:「e(1+|z|)|θ||x| ht (x)」→ 「|θ||x|e(1+|z|)|θ||x| ht (x)」 (伊藤大介氏) • 第 1 刷,236 頁,問 8.3.7 : 「y ↘ 0 とすると」の後を次のように訂正: 「左辺/(2πy) → ∑ 最後の行 1 1 1 , 左辺 /(2πy) → . 」 (原啓介氏) n≥1 n2 6 π2 • 第 1 刷,237 頁,問 8.3.14,4 行目: 「C/(2 + |y − z|)d+1 」→「C/(1 + |y − z|)d+1 」. (山 口博己氏) • 第 1 刷,237 頁、問 8.3.15,4 行目: 「(2πi)α 」→「(2πix)α 」. (山口博己氏) ∫∞ ∫∞ • 第 1 刷,237 頁,問 8.4.1,(i),(ii) 共に「2 0 e−tx ...dx =」→ 「 π2 0 e−tx ...dx =」. (山 口博己氏) • 238 頁, 問 9.1.2, 3–4 行目, 「|ν|(A)」→ 「|ν|(A0 )」(2 箇所). 「F 」→ 「F0 」(山岡大祐氏). • 238 頁、問 9.1.2, 2行目中辺, 二つ目の ν1 を ν2 に訂正.(吉永 彰成氏) • 第 1 刷,238 頁、問 9.2.1: {νk }k≥1 → {νk }k≥0 , ν1 → ν0 (4 個), ν ∈ A → ν ∈ M (最後の 行). (山口博己氏) • 第 1・2 刷, 239 頁, 問 10.1.2 の解答は削除 (補題 10.1.1,(a2)⇒(a1) が成立するので)(井上公 人氏) ∑ (n) • 第 1 刷,240 頁、問 10.1.8:νac (A), νs (A) の定義は正しくは「νac (A) = n≥1 νac (A ∩ Sn ), ∑ (n) νs (A) = n≥1 νs (A ∩ Sn )」. (山口博己氏) • 第 1 刷,240 頁、問 10.2.1: 二行目最後の不等式は正しくない(山口博己氏) 。νn が複素測 ∑ 度であることは,例えば次のように示します.{Am }m≥1 ⊂ A , A = m≥1 Am なら ( )1/p M M ∑ ∑ 1Am ∩Sn = µ (A\ Am ) ∩ Sn −→ 0 (M → ∞). 1A∩Sn − m=1 m=1 p 5 よって Φ の連続性から νn (A) = lim M →∞ M ∑ νn (Am ). また {Am }m≥1 の番号を任意につけ m=1 替えて {A′m }m≥1 としても同様に νn (A) = lim M →∞ M ∑ m=1 νn (A′m ). 従って ∑∞ m=1 対収束し、νn (A) に等しい(例えば [杉浦 I 巻, 374 頁, 定理 3.4 系] 参照). ε ε • 第 1 刷,241 頁, 「 2m 」→ 「 2λ 」. (山口博己氏) ご指摘を頂いた方々に厚くお礼申しあげます. 6 νn (Am ) は絶
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