答えはこうかなと! PDFをご覧下さい(MY)

ran2 check
5
int(1+ran2(idum)*real(nbin))
nbin=100
1000000 trials
10000 trials
100trials
probability
4
3
2
1
0
0
20
40
60
80
100
bin
[0,1]での均一乱数分布 check OK!
-9
4.0x10
1600
3.5
1400
3.0
2.5
1000
probability
events
1200
2.0
800
Ar gas at 300 K
108000 samples
v_x
v_y
v_z
Maxwell-Boltzmann
600
400
-400
-200
0
1.5
1.0
200
400
v_x, v_y, v_z / m s-1
均一乱数を用いて正規分布(Maxwell-Boltzmann 分布)を求めた例(check OK) 以後こ
の正規分布に従う乱数を使った
1.10
1.01
1.05
1.00
1.00
0.99
0.98
0.95
0.97
0.90
0
2000
4000
6000
8000
10000
2つのデータ x,y(赤と黒)とそれまでのステップデータを平均したもの<x>, <y>(太線)そ
れぞれ1に近づいている
1.01
1.15
1.00
1.10
0.99
1.05
1.00
0.98
0.95
0.97
0.90
0.96
0.85
0.95
0
2000
4000
6000
8000
10000
各ステップでの x/y(赤)とそれまでのステップでの平均の割り算<x>/<y>(黒)。<x>/<y>は
1に近づいている
1.01
1.00
0.99
0.98
0.97
0.96
0.95
0
2000
4000
6000
8000
10000
<x>/<y>(黒)は1に近づいているが,それまでのステップでの割り算したものの平均
<x/y>は1をすこし上回っている! 何か理由があるのか?
以下のシグナルの平均をとります。 x,yは数(例えば1)ですので和に関わってきません。
1 N
1 N
(x
±
!
x
)
=
x
±
"
"! xi # x (0.1)
i
N i=1
N i=1
N
ここで
"! x # 0 を使ってます。従って,(あたりまえですが)2つのシグナルの平均の
i
i=1
割り算は,
1 N
" (x ± ! xi ) x
N i=1
#
1 N
y
(y ± ! yi )
"
N i=1
となります。さて,step ごとに割り算をしてその平均をとる場合ですが,以下のように書
けます。
! xi
1 n x ± ! xi 1 n x(1 ± x ) 1 n x
! xi
! yi (! yi )2
=
!
(1
±
)[1
"
+
]
"
"
"
N i=1 y ± ! yi N i=1 y(1 ± ! yi ) N i=1 y
x
y
y2
y
!
1 n x
! x ! y ! x ! y (! yi )2
[1 ± i " i # i i +
]
"
N i=1 y
x
y
xy
y2
ここで,2番目の式の分母のテイラー展開は2次まで,最後の式でのかけ算も2次まで考
N
N
N
i=1
i=1
i=1
えてます。 " ! xi # 0, " ! yi # 0, " ! xi! yi # 0 となります。最後の式は相関がないランダ
N
ム性からきます。
(ここはポイントですが) " (! yi )2 # 0 です。この分がプラスの寄与にな
i=1
ってます。0.03 0.03 = 0.0009 = 0.001 の寄与です。
ということで,一件落着かも!!