学校たより10月号

白老町立虎杖小学校学校便り
学校教育目標
たくましく
平成26年9月25日
やさしく
~ 虎 の よう な たく ま しさ
秋になり
第7号
のびゆく子
人 を ささ え る心 の 杖~
学芸会で子ども達の成長をみてください
虎杖小学校長
葛
西
正
敏
数十年に一度の大雨洪水の特別警報が出され、避難指示があった後、暑い暑い夏に
やっと別れを告げ、思いきり深呼吸をしたくなるようなすがすがすがしい北海道の秋
となりました。「食欲の秋」「行楽の秋」「スポーツの秋」「芸術の秋」と、秋には
人それぞれ思い思いの秋がありますが、皆様はどんな秋をお過ごしでしょうか。今年
初めての雪虫の姿を目にし、冬将軍がそこまで来ているかのような不安も感じます。
貴重な秋の日々を是非、心や体の健康のために大切に過ごしていただきたく思います。
今、学校では10月18日(土)の学芸会に向けての練習や準備が本格的に
スタートしようとしています。今年度、子ども達の表情をよく観ていただくた
め、学年ごと、前方でご覧いただける席を設けました。また、お子様の成長、
特に最高学年6年生の姿を保護者の方だけでなくたくさんの人に観ていただ
きたいため、プログラムを一部変更しました。きっとご満足いただける発表に
なることを確信しております。どうぞお誘い合わせの上、ご来校いただき、最
後までのご観覧をお願い申し上げます。
夢や希望を実現するために!! 『無』
・『願』・『楽』
子ども未来会議から
9月5日、白老町町制施行 60 周記念事業である『しらおい 子ども未来会議』が開かれまし
た。今年度制定された子ども憲章「ウレシパ」の策定に携わっていただいた玄田有史先生(東京
大学教授)のコーディネートで「私たちの夢や希望を実現するために」というテーマでワークシ
ョップが行われました。虎杖小学校からも 6 年生の女子 3 名が堂々と考えを発表してくれました。
3人が選んだ夢や希望を実現するために選んだ漢字一字は、『無』・『願』・『楽』でした。
玄田先生から白老の子どもたちにメッセージをいただきました。
「わからない」ことはいいことだ!
そのなかには、
かならず宝物があなたを待っている。
なぜ、夢や希望は、必要なんだろう?
それは、あなたにとって
いちばん大事なことに「出会う」ためです。
夢をあきらめそうになったら、どうするか?
あきらめて、いい。
そこからまた新しい希望をみつければいい。
Q.「勉強ができるようになるには?」
A.①早寝、早起き、朝ご飯
②たくさんまちがえる
③メリハリをつける(だらだらしない)
2部の子どもたちへの講演会から
〈質問コーナー〉より
Q.「なぜ、勉強するの?」
A.「夢を見つけるため、夢をかなえるため」
「!(ビックリマーク)そうなんだ!が大事」
10月行事予定
1日
2日
3日
6日
7日
9日
10日
13日
14日
15日
16日
17日
18日
20日
21日
22日
23日
27日
28日
29日
30日
水
木
金
月
火
木
金
月
火
水
木
金
土
月
火
水
木
月
火
水
木
視力検査(低) 交通安全指導
WB 視力検査(高)
全校朝会(認証式)就学時知能検査
司書 学芸会実行委員会①
WB
WB ななかまど号 全校音楽
司書 学芸会実行委員会②
【体育の日】白老町健康マラソン
WB
学芸会児童公開
WB
司書 学芸会実行委員会③
学芸会一般公開
【振替休業】
WB
司書
WB 町教研のため午前授業(給食なし)
読み聞かせ会 児童会 司書
WB 特別支援合同見学旅行
全校朝会(表彰)
WB 避難訓練 ALT
H26 年度全国学力・学習状況調査の結果
報道等でご存知かと思われますが、4 月
に実施した全国学力・学習状況調査の結
果が発表されました。本校の状況と取組
等をお知らせします。
また、次号以降でも分析したこと等を
掲載していく予定です。
グラフ① 虎杖小の得点率と、全道全
国との比較
100
虎杖小
全道平均
全国平均
国語A
国語B
算数A
算数B
0
家で宿題をして
くる率 100%です
グラフ② 【児童質問用紙】家で学校の宿題をしていますか
している
虎杖小
どちらかといえばしている
全道
あまりしていない
全国
0%
20%
40%
60%
80%
100%
グラフ③ 【児童質問用紙】学校の授業以外に、普段1日あたりどれくらいの時間勉強を
していますか(学習塾や家庭教師含む)
全くしていない
3時間以上
2時間以上3時間未満
虎杖小
1時間以上2時間未満
全道
30分以上1時間未満
全国
30分未満
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
100%
全くしない
「グラフ①」の結果から、「国語 A」以外は、全て全道平均もしくは全国平均以上に到達していること
がわかります。特に活用する力を見る「国語 B・算数 B」が共に平均を上回っています。その理由として
考えられるのは、昨年度から本校で取り組んでいる「伝え合う力を育てる授業作り」の実践の成果とも考
えられます。また、担任による地道な放課後学習等の積み重ねの結果が表れたともいえるでしょう。平均
に届かなかった「国語 A」は、毎日取り組んでいる漢字の問題はできていましたが、故事成語(『五十歩
百歩』『百聞は一見に如かず』)の問題はできていませんでした。
「グラフ②③」の結果からいえることは、「虎杖小の子どもは、家できちんと宿題に取り組むけれど、
家庭学習の時間が全道・全国の平均よりも少ない」ということです。知識は繰り返して学ぶことにより定
着していきます。学校でも力をつけていくために家庭学習等のはたらきかけを続けていきますが、ご家庭
でもご協力お願いいたします。