353 - 神戸女学院大学

2014 年 11 月 3 日~
353 号
3(月)
講 堂
学生YMCA(東北ボランティア)報告
讃美歌 6番
聖 書 マタイによる福音書 5:13-16(新 P6)
4 (火)
講 堂
讃美歌 514番
聖 書 ルカによる福音書10:30-35(新 P126)
5(水)
講 堂
讃美歌 403番
聖 書 ローマの信徒への手紙 5:3-5(新 P279)
学
生
(奏楽 オルガニスト 太宰 まり)
キリスト教学講師
入 順子 氏
(奏楽 オルガニスト 佐野 直子)
共通英語教育研究センター
Kurtis McDONALD
(奏楽 オルガニスト 西山 聡子)
6(木)
講 堂
アメリカン・ボード記念賞受賞者発表
讃美歌 529番
聖 書 マタイによる福音書 22:37-39(新 P44)
学 生
(奏楽 オルガニスト 前田 直子)
就職活動報告会
7(金)
講 堂
讃美歌 387番
聖 書 箴言 3:1-6(旧 P993)
学 生
(奏楽 オルガニスト 片桐 聖子)
宗教音楽の会
11 月 14 日(金) アッセンブリアワー/10:25-11:15
場所 講堂
Brahms ヴァイオリンとピアノのためのソナタOp.100
Beethoven セレナードOp.25 より
Mozart 弦楽四重奏曲 K.387 より
Paul Roczek(Vn.: 神戸女学院大学特別招聘教授 モーツァルテウム音楽大学教授)
ほかモーツァルテウム学生2名(Vn.・Vla.)
佐々 由佳里(Pf.)、林 裕(Vc.)、辻井 淳(Vn.)、Luck Xavier(Fl.)
2014 年度 11 月の聖句(年間標語) 詩編 55編23節
あなたの重荷を主にゆだねよ 主はあなたを支えてくださる。
2014 年度 11 月の聖句(年間標語) 詩編 55:23
重荷を神にゆだねよ―――「神への依存」という、分かりやすい「宗教的」
テーマと思えます。しかし重層的な意味世界をもつ原語(へブル語)の言
語構造からは、もう少し異なる能動的なニュアンスが伝わってきます。
「重
荷」と訳された語(ヤーハブ)は「与える」を意味する動詞の派生語で、
直訳は「与えられたもの」です。重荷も神から与えられた、その意志の内
にあるものとの理解によります。ですので、この語は「(神が与えた)才
能」をも意味します。神が支えるゆえに、重荷も才能となる。与えられた
知識や能力を、自分のためにではなく、神と隣人のために用いよ、と。こ
のテクストにも「愛神愛隣」のメッセージが響いています。神戸女学院は
本年秋から、創立 140 年目に入ります。神と隣人に仕えるために与えられ
た賜物を磨く―――150 年という大きな区切りに向け、建学の志を見つめ
直し、新たに活かす一年といたしたく思います。
(学院チャプレン・学長 飯 謙)
アメリカン・ボード
American Board of Commissioners for Foreign Missions(ABCFM)
1810 年 9 月、米国ニューイングランドにおいて会衆派教会によって 9 名
の委員で組織された米国最初の外国伝道支援団体です。精神的な設立は
1806 年夏に遡ります。マサチューセッツ州ウイリアムス大学の5名の学生
が干草のかげで祈り、外国伝道への献身を志しました(Haystack Prayer
Meeting)
。彼らは卒業後アンドーヴァー神学校に進み、1810 年 6 月、会衆
派教会の総会に学生として出席して海外伝道の必要性を訴え、満場一致の
賛同を得ることができました。そして同年 9 月 5 日、アメリカンボードが
正式に発足し、1812 年、インドに最初の宣教師を派遣しました。日本には
1869 年 11 月 30 日、D.C.グリーン夫妻がアメリカンボード最初の宣教師と
して横浜に到着し、翌年 3 月、神戸で伝道を開始しました。
本学院の創立者のイライザ・タルカット(Eliza Talcott)先生とジュリア・
ダッドレー(Julia E. Dudley)先生も、1873 年にこの団体から派遣されて
神戸に到着し、1875 年 10 月 12 日、神戸女学院のはじまりとなる寄宿学校
(
「女學校」
)を神戸山本通に開校しました。
1961 年、米国会衆派教会の合同教会(United Church of Christ)加盟に
伴って ABCFM は米国合同世界宣教委員会(United Church Board for World
Ministries, UCBWM)と改称され、その働きをおえました。日本に送った
宣教師の総数は 374 名を数えます。
発行:神戸女学院大学 宗教センター
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