政 策 評 価 調 書 整 理 番 号 4 作成年月日 平成25年7月 基 本 理 念 多彩な自然を活かした元気産業づくり 施 策 の 大 綱 創造的な産業と次世代の担い手を育む人とまち 施 U・Iターン等定住化対策の促進 策 定住促進対策を推進します。 重 点 項 目 事 業名 予 算 所 属 対馬市田舎暮らし(U・Iターン)促進事業 会計 一般会計 款 総務費 地域再生推進本 部 部 項 総務管理費 目 実施年度 市民協働推進費 課 細目 評価者 平成19年度∼ UIターン推進事業費(補助) 職 副本部長 氏名 二宮照幸 Ⅰ.事業の概要等 1 現状と課題(現状または開始当初と現況比較) 2035年、対馬市の人口は15,665人(H22年34,407人)まで激減し、その内、地域づくりや産業振興を担う生産年齢人口が13,258人も減少すると推計 されている。この通りに減少すれば、行政依存体質が濃くなり、行財政や地域住民の負担が限界を超え、地域主権、創意工夫の地域づくりと逆行す る負のスパイラルが加速する。その悪循環を断ち切り、予防策を講じるためには、地域づくりを担う人材の確保・育成を強化するとともに、環海 性・隔絶性によって離島に不足する人材力(やる気×地域づくり能力×ネットワーク力)を、外部人材の誘致等によって補完することが喫緊に求め られる。 Ⅱ.事業の目的・成果・評価指標等 1 対象(誰、何を対象にしているのか) 対馬へのUIターン希望者し、移住に関する情報提供やきっかけづくり、サポートを行う。 2 目的や成果(対象を最終的にどういう状態や結果にしたいのか) 【施策項目】 ・若者の島外流出抑制やUIターンの受入を行うために、地場産業等を活用した働く場の創出と連動して空き家などの既存施設を活用した定住促進 住宅を整備し、生活環境と就業環境が一体となった環境を整えます。 ・Iターン希望者が、島内視察や生活体験などができるプログラム・仕組みを構築し、島外へPRします。 ・漁業の担い手を確保するため技術習得及び漁船リースなどの支援を図り転住促進に努めます。 【主要事業】 ・地場産業と連携したUIターン促進住環境整備事業、・UIターン支援プロジェクト事業、・技術習得支援事業 3 事業実施のコスト 実 績 ・ 計 全体計画 画 19∼27年度 国 財 県 源 起 内 そ 訳 一 庫 支 支 平成24年度 平成25年度 (前々年度) (前年度) (当年度) 平成26年度 平成27年度以降 (翌年度) (翌々年度以降) 実績 実績 計画(見込) 計画 計画 金 出 金 414 債 の 他 の 般 計 人 出 平成23年度 件 合 特 定 財 財 源 4,013 317 310 852 852 源 2,049 158 154 439 439 852 439 (千円) ① 6,476 475 464 1,291 1,291 1,291 6,476 475 464 1,291 1,291 1,291 費 (千円) ② 計 (千円) ①+② 4 具体的な事務事業内容 ・平成24年度(前年度)の実績 ①ながさき田舎暮らし協議会主催「ながさき田舎暮らしキャラバン」への参加者数:6組7名 ②田舎暮らし体験ツアー参加者数:5組5名 ※うち1名が対馬に移住(元・国土交通省離島振興課職員) ③空き家バンクの登録・成立数:2件登録1件成立 ④ワンストップ窓口対応(移住相談)数:12件 ⑤新規漁業研修生の募集 ・平成25度(当該年度)の計画(見込) ①「島おこし実践塾」の開催:30∼40名の塾生を受入。島暮らしの魅力を伝えつつ、地域おこしへの理解を促進し、移住交流のきっかけづくりを行 う。 ②アイランダーや民泊との連携強化:島暮らしの魅力を十分に伝えられるようなツールとの連携を強化し、移住交流のきっかけづくりを行う。 ③空き家バンクの登録・紹介 ④ワンストップ窓口対応 ⑤新規漁業研修生の募集 ・平成26年度(翌年度)の計画 同上 5 成果指標の達成状況 全体計画 実績・計画 単 位 指 標 島おこし実践塾の参加者 名 活 指 動 標 移住者数 指 名 標 ∼24年度 目標値 % 130 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度以降 (前々年度) (前年度) (当年度) (翌年度) (翌々年度以降) 実績 実績 計画(見込) 計画 計画 - 30 実績値 - 30 達成率 - 100.0 目標値 実績値 % 40 30 30 5 5 5 2 4 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度以降 (前々年度) (前年度) (当年度) (翌年度) (翌々年度以降) 実績 実績 計画(見込) 計画 達成率 目標値 指 標 名 実績値 % 達成率 全体計画 実績・計画 単 位 指 島内の生活体験ツアーの 標 件数 名 成 指 果 標 指 名 標 件 % ∼27年度 目標値 15 実績値 6 6 9 5 6 計画 6 6 達成率 目標値 実績値 % 達成率 目標値 指 標 名 実績値 % 達成率 Ⅲ.事務事業の評価 観 点 評 ・既に目的が達成され、事業の必要性が薄れていないか。 □ 薄れていない 必 ・事業を取り巻く環境、社会情勢の変化に適応しているか。 ■ 適応している 要 民間への事業移管・移譲又は市民協働(共催、委託、補助 性 ・ □ 適当(可能)でない 等)により実施することが適当(可能)ではないか。 事業の実施により、費用や業務量に見合った活動結果が得 ・ られているか。 効 必要な活動結果がより少ない費用や業務量で得られる手法 率 ・ に代えられないか。 性 同一の費用や業務量でより大きな活動結果が得られる手法 ・ に代えられないか。 ・成果指標の達成に十分寄与する手法となっているか。 有 効 ・事業効果をさらに向上させる余地はないか。 性 有効性を高めるため、さらに関係機関と連携する余地はな ・ いか。 ■ 継続 総 合 評 価 □ 終了 □ 休止 価 ■ 一部薄れている □ 薄れてしまっている □ 一部適応していない □ 適応してない ■ 一部適当(可能)でない □ 適当(可能)である □ 得られている ■ 一部得られている □ 得られていない □ 代えられない ■ 一部代えられる □ 代えられる □ 代えられない ■ 一部代えられる □ 代えられる ■ なっている □ 一部なっていない □ なっていない □ 余地はない ■ 一部余地がある □ 余地がある □ 余地はない ■ 一部余地がある □ 余地がある □ 廃止 □ 見直し ( □ 拡充 □ 縮小 □ 統合 □ 改善 ) (説 明) ・平成25年度はモニターツアーの実施やキャラバンへの参加を行わず、「島おこし実践塾」を開催し、移住交流にきっかけづく りを行い以降も継続する。 Ⅳ.今後の改善策等 今年度の成果を踏まえて改善策を検討する。 Ⅴ.委員会評価 ■ 継続 □ 終了 □ 休止 □ 廃止 □ 見直し ( □ 拡充 □ 縮小 □ 統合 □ 改善 ) (意見等) 深刻な過疎化が進行する本市にとってUIターン者の受入は重要な人口確保対策である。昨年度まで実施してきた田舎暮らし体験ツアー等の実施 による目に見えた効果は現れていないが、昨年度から実施している島おこし実践塾については複数のメディアに取り上げられるなど注目度が上がっ ている。今後はこの島おこし実践塾を軸としたメニューを組み立て将来的な外部人材の確保を目指し、UIターンの促進に繋げる。
© Copyright 2024 ExpyDoc