re:sakai 環濠都市復活へ

re:sakai 環濠都市復活へ
さかい環づくりが考える環濠のあり方
2014.04.16
本日の流れ
はじめに
過去、現状
フィールドワークからの課題
コンセプト re:sakai
提案の全体像
再生step1~3
まとめ
re:sakai 環濠都市復活へ
「僕たちは堺の環濠を現代に復活させることにした」
『堺といえば、何を連想するのだろう。』
和菓子か、自転車か、仁徳天皇陵か、はたまた千利休か。
面的空間
×
歴史
×
アイデンティティ
堺と言えば(環濠)だよね、という空間
re:sakai 環濠都市復活へ
「僕たちは堺の環濠を現代に復活させることにした」
『環濠』
東洋のヴェニス
⇓
高速道路と公園の下に眠っている
⇓ ⇓
再び市民の手に歴史と誇りと水の豊かさを
東洋のヴェニスから 世界の「sakai」 へ。
環濠都市復活構想案を掲げます。
全体位置図
堺の都心エリア
5
■過去
約1km
N
阪堺電車
内川
約3km
大小路
旧堺港
土居川
土居川 岡村橋 付近(昭和3年) 『堺市の昭和』より
土居川 岡村橋 付近(昭和3年) 『堺市の昭和』より
環濠が埋められる直前の航空写真 (昭和39年)
■現状
N
阪堺電車
内川
大小路
阪神高速堺線開通
(昭和45年)
旧堺港
土居川公園
土居川
土居川公園建設
(昭和40年頃~)
阪神高速堺線の開通(昭和45年)
土居川公園の建設(昭和40年頃~)
■課題
①失われた堺のかたち
囲いがなくなり、“堺”というまちの 意識の喪失
環濠が埋まり道路となっている
(旧環濠北側 七道駅付近)
失われた橋30か所以上
(旧環濠東側 極楽橋跡)
■課題
②失われた水辺への意識
豊かな水の力が見失われている
市民の日常レベルで環濠を感じることができない
親水性が無い、
水に触れることができない
(堺駅)
橋の下のデッドゾーン
(内川橋)
人のいない親水空間(七道駅付近)
■課題
③車中心のまち
歩行者動線の分断
人にやさしくないまちのつくり
阪神高速によりまちが東西分断
(堺IC付近)
車道による歩行者動線の分断
(安井町付近)
■なぜ環濠を再生させるのか
〇目的
①「堺といえば環濠と旧市街地」と連想
②水に触れ、誰もが楽しみ癒される街へ
③ゆったりとした時間を過ごせる未来都市へ
〇課題
①「堺らしさ」の意識がうすれている
②豊かな水の力が見失われている
③車を優先した結果、人の動きが途切れている