構造力学 I 及び同演習 期末テスト解答 (平成 26 年 7 月 17 日実施) 1 P/2 qℓ/6 3 + + 3 -qℓ/6 - -P/2 -pℓ/2 / - / + + pℓ/4 qℓ2/18 5qℓ2/72 図 1: 単純ばり(左), ゲルバーばり(右) 2 A G1 F B E C G2 D A G1 F B E C G2 ℓ/4 ME -ℓ/3 + -2/3 VC 1 5/3 - -ℓ/6 2/3 4/3 - VB + QE 1/2 + + -1/2 MF + 1 - -ℓ/3 -1/3 QF -1 図 2: ゲルバーばり 3 (1) Smax = | − 20 × 0.6 − 50 × 0.4 − 30 × 0.3| =41[kN] (2) Mmax = 20 × 1.2 + 50 × 2.4 + 30 × 2.0=204[kNm] 50kN 30kN 20kN 50kN 30kN 20kN 4 ࡢ᭱ 0 ࡢ᭱ 図 3: 単純に作用する荷重パターン -1/3 D 4 (1) 微分方程式を解いた方が早い. と求まる.v(0) = dv 2 M (x) =− と,境界条件 v(ℓ) = θ(ℓ) = 0 より,たわみの式は 2 dx EI [ 4 ] q ℓ3 ℓ4 x v(x) = − x+ 2EI 12 3 4 qℓ4 . 8EI dv qℓ3 = θ(x) であるので,θ(0) = − (※ 負になるのはたわみ角が反時計回りであるため) dx 6EI (2) 弾性荷重法を使った方が早い.共役ばりに作用する荷重から反力をを求めると,左側と右側はそれぞれ,VL = また, 3Pℓ/16EI 7Pℓ2/128EI 5Pℓ2/128EI 図 4: 共役ばりに作用する荷重 7P ℓ2 5P ℓ2 .VR = となる.両端のたわみ角は共役ばりの反力 (あるいは側近のせん断力) に対応するもの 128EI 128EI 2 7P ℓ 5P ℓ2 であり,θ1 = ,θ2 = − である. (※ 負になるのはたわみ角が反時計回りであるため) 128EI 128EI 5 バネに作用する力を不静定力 X とする.図 5 より,はりに P −X が作用したときの先端のたわみは v1 = P (P − X)ℓ3 3EI X X 図 5: バネに作用する力 である.一方バネの伸びは v2 = X/k であるから,これらの値は等しいので X = 先端のたわみは v = X/k = P ℓ3 となる. (3EI + kℓ3 ) k が無限大の時 v = 0,k = 0 のとき v = P ℓ3 である. 3EI kP ℓ3 となる.すなわち, (3EI + kℓ3 )
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