骨組構造の力学 第11回 宿題(提出〆切 07/07)

骨組構造の力学 第11回 宿題(提出〆切 07/07)
下記URLより必要なものをダウンロードして解く事.
http://citrcsl.sharepoint.com/Pages/frameanalysis.aspx
なお,解答はA4レポート用紙を各自で追加して,左側をホッチキス止めで提出の事.その際,Excelのマクロによ
る解析結果のプリントアウト等で必要なものも一緒に閉じる事
【問】次の平面骨組構造物について,以下の問いに答えよ.
20点満点
P = 50kN
P = 50kN
3.5m
Y
5.4m
5.4m
X
部材のヤング係数:E = 2.050x108 kN/m2, G = 7.88x107 kN/m2
(全部材で同じ値,全学籍番号で共通)
部材断面:学籍番号の一の位で以下のように定める.計算の際,単位をm単位に直すこと!
学籍番号
一の位
梁部材
(cm2)
柱部材
(cm4)
(cm2)
ブレース材
(cm4)
(cm2)
0, 5
112
46800
239
42400
75.4
2, 4
159
68900
239
42400
75.4
3, 7
112
46800
153
20400
75.4
1, 8
141
58300
153
20400
75.4
6, 9
159
68900
153
20400
75.4
注)本演習では,剛域は無視して考えてよいものとする.加えて,単純化のためせん断変形
を無視する(AS = 0)
(1) この構造物の水平剛性を以下の手順により求めよ.
(1-1) ブレース材の1本あたりの水平剛性は,ブレース長さをLB,ヤング係数をEB,断面積
をAB,ブレース角度を とすると下の式より得られる.この式より,ブレース材1本あたりの水
平剛性を求めよ.
KB 
EB AB
cos 2 
LB
(うらへ)
学籍番号
氏名
(1-2) Excelマクロ(平面骨組(剛域せん断変形考慮)の解析-Ver011.xlsm)を用いて,下記の
Case Aの平面骨組を解け.そして,節点④の水平変位を求めよ. (Excelマクロ中のシート「解析結果」のプリントアウトで良い)
なお,Excelマクロ中のシート「入力データ」のプリントアウトは必ず提出物に添付の事.
P = 50kN
4
2
5
4
P = 50kN
6
:節点番号
1
2
:部材番号
3
3.5m
Y
3
1
5
5.4m
5.4m
X
(a) Case A(ブレース材なし)
(1-3) ブレース材のついた骨組の水平剛性を,(1-2)の結果から得られるブレース材なしの
状態での水平剛性(= 100kN / (節点④の水平変位))と,(1-1)の結果から求めよ.
(2) この構造物の水平剛性を,(1)とは異なる手順で求めよ.
(2-1) Excelマクロ(平面骨組(剛域せん断変形考慮)の解析-Ver011.xlsm)を用いて,下記の
Case Bの平面骨組を解け.そして,節点④の水平変位を求めよ. (Excelマクロ中のシート「解析結果」のプリントアウトで良い)
なお,Excelマクロ中のシート「入力データ」のプリントアウトは必ず提出物に添付の事.
P = 50kN
4
2
5
4
P = 50kN
6
:節点番号
1
6
2
7
5.4m
3.5m
Y
5
3
1
:部材番号
3
5.4m
X
(b) Case B(ブレース材あり)
(2-2) ブレース材のついた骨組の水平剛性を,(2-1)の結果に基づき求めよ.なお,骨組全
体の水平剛性は,全水平荷重(= 100kN) / (節点④の水平変位)で求めてよい.