水道事業ガイドラインに基づく業務指標(PI)の試算結果 (平成23

比較用参考値記載
水道事業ガイドラインに基づく業務指標(PI)の試算結果
(平成23年度~平成25年度)
前橋市水道局キャラクター【タンク君】
平成26年10月
前橋市水道局
目 次
1.安心:すべて国民が安心しておいしく飲める水道水の供給
・・・・・・・・
1
2.安定:いつでもどこでも安定的に生活用水を確保
・・・・・・・・
2
3.持続:いつでも安心できる水を安定して供給
・・・・・・・・
3
4.環境:環境保全への貢献
・・・・・・・・
5
5.管理:水道システムの適正な実行・業務運営及び維持管理
・・・・・・・・
6
6.国際:我が国の経験の海外移転による国際貢献
・・・・・・・・
7
水道事業ガイドラインに基づく業務指標(PI)の試算結果 【前橋市水道局】
業務評価記号の凡例
高いほど良い
低いほど良い
ほかの指標と併せて総合評価する
上限の数字がある
下限の数値がある
白抜き記号・・・・・・水道局の努力で改善できる指標
塗りつぶし記号・・・ほかの要因がないと改善できない指標
※表中の「アスタリスク(*)」は、一部不確実なデータを含む数値を、「-」は数値がないことを表しています。
※参考値1は、(財)水道技術研究センターが、全国の1,440の水道事業体について調査した平成23年度の50%値です。(91項目)
※参考値2は、(社)日本水道協会が、既にホームページ等で試算結果を公表している139の事業体について調査した平成23年度の値のうち、
中核市のものを抽出し、その平均値をとったものです。(全項目)
(公表事業体の詳細は、参考としてP.7に掲載しています。)
1.安心:すべての国民が安心しておいしく飲める水道水の供給
a) 水資源の保全
指標名及び定義
番号
水源利用率 (%)
1001
平成23年度 平成24年度 平成25年度
業務評価
参考値1
参考値2
63.0
62.6
61.6
56.2
65.5
41.1
44.6
48.5
46.2
37.0
一日最大配水量に対して確保している水源水量が、どの程度の余裕があ
るかを示す。渇水時は、確保している全水源水量が取水できないので、
水源余裕率はある程度必要となる。
84.1
83.1
82.9
85.2
90.6
年間取水量に対する有効に使われた水量(消費者に配られた水、管路の
維持管理などに使用した水など)の割合を示す。割合は高いことが望まし
い。
57.1
56.9
57.3
100.0
42.1
自己で保有する水源の割合を示す。値が100%に近いほど、取水の自由
度が高いことになる。
0.00
0.00
0.00
0.21
取水量1m3当たりの水源涵養・水質保全に要した費用を示す。
(一日平均配水量/確保している水源水量)×100
水源余裕率 (%)
1002
[(確保している水源水量/一日最大配水量)-1]×100
原水有効利用率 (%)
1003
(年間有効水量/年間取水量)×100
自己保有水源率 (%)
1004
指標の解説
確保している水源水量に対する一日平均配水量の割合を示す。利用率
は高い方が水源の効率的利用になるが、渇水時は100%取水できないこ
ともあるので、危険が大きくなる。
(自己保有水源水量/全水源水量)×100
取水量1m3当たり水源保全投資額 (円/m3)
1005
水源保全に投資した費用/その流域からの取水量
b) 水源から給水栓までの水質管理
指標名及び定義
番号
原水水質監視度 (項目)
1101
平成23年度 平成24年度 平成25年度
38
38
業務評価
参考値1
38
参考値2
90
安全でおいしい水の供給のために、原水水質をどの程度詳細に監視して
いるかを示す。項目数が多ければよいわけではなく、原水の特性により
監視することが望ましい。
原水水質監視項目数
2
水質検査箇所密度 (箇所/100km )
1102
指標の解説
18.8
17.5
16.6
15.5
給水区域100m3当たりの毎日水質検査をしている箇所数を示す。この値
は給水区域の形態、管網構成などにより異なるが、全給水区域の水質を
把握できる箇所が必要となる。
0.000
0.000
0.000
0.038
配水量1,000m3当たりの連続(24時間)自動水質監視装置設置数を示す。
値が大きいほど監視度が高くなる。
0.0
0.0
0.0
0.0
水質基準不適合の発生割合を示す。水質基準を満足し、安全でおいしい
水を供給する水道事業体にとって最低限遵守すべきことであり、当然値
は0%となるべきである。
85
90
90
90
77
カビ臭の原因となる物質の、水質基準値に対する検出された濃度の比率
を示す。100%に近いほど検出濃度が低いことになる。
100
75
75
75
23
残留塩素の多少による水道水のおいしさを示す。おいしい水の要件は残
留塩素濃度が0.4mg/L以下と言われており、この要件を満たしている場
合は100%となり、残留塩素が0.4mg/Lよりも高くなるほど値は低くなる。
35
22
29
21
38
総トリハロメタン濃度水質基準値に対する、給水栓で測定されたトリハロ
メタン濃度の割合を示す。トリハロメタンの多少による水道水の安全性を
表すもの。トリハロメタンは有害物質であり、値は低いほうがよい。
20
27
23
23
36
有機物(TOC)濃度の水質基準値に対する給水栓での測定値の割合を示
す。有機物の多少による水道水の安全性やおいしさを表すもの。値は低
いほうがよい。
0.000
0.000
0.000
0.017
農薬の管理目標値に対する浄水場で測定された最大濃度の割合を示
す。農薬の多少による水道水の安全性を表すもの。値は低いほうがよ
い。
10
8
8
8
7
重金属の水質基準値に対する給水栓で測定された最大濃度の割合を示
す。重金属の多少による水道水の安全性を表すもの。値が高いほど多く
含まれていることを表すが、値は低いほうがよい。
15
17
12
12
18
無機物質の水質基準値に対する給水栓で測定された年間最大濃度の割
合を示す。味や色などの水道水の性状を表す。値が大きいほど多く含ま
れていることを表す。
4
3
3
16
7
有機物質の水質基準値に対する給水栓で測定された年間最大濃度の割
合を示す。水道水の基本的な性状を示す。値は低いほうがよい。
(水質検査採水箇所数/給水区域面積)×100
3
連続自動水質監視度 (台/(1000m /日))
1103
(連続自動水質監視装置設置数/一日平均配水量)×1000
水質基準不適合率 (%)
1104
(水質基準不適合回数/全検査回数)×100
カビ臭から見たおいしい水達成率 (%)
1105
[(1-ジェオスミン最大濃度/水質基準値)
+(1-2-メチルイソボルネオール最大濃度/水質基準値)]/2×100
塩素臭から見たおいしい水達成率 (%)
1106
[1-(年間残留塩素最大濃度-残留塩素水質管理目標値)
/残留塩素水質管理目標値]×100
総トリハロメタン濃度水質基準比 (%)
1107
(総トリハロメタン最大濃度
/総トリハロメタン濃度水質基準値)×100
有機物(TOC)濃度水質基準比 (%)
1108
(有機物最大濃度/有機物水質基準値)×100
農薬濃度水質管理目標比 (%)
Σ ( xi / Xi ) / n × 100
1109
xi : 各農薬の給水栓での年間測定最大濃度
Xi : 各農薬の管理目標値
n : 水道事業体の水質検査計画書に記載の農薬の数
重金属濃度水質基準比 (%)
1110 Σ ( xi / Xi ) / 6 × 100
xi : 各種金属の給水栓での年間測定最大濃度
Xi : 各種金属の水質基準値
無機物質濃度水質基準比 (%)
1111 Σ ( xi / Xi ) / 6 × 100
xi : 各無機物質の給水栓での年間測定最大濃度
Xi : 各無機物質の水質基準値
有機物質濃度水質基準比 (%)
1112 Σ ( xi / Xi ) / 4 × 100
xi : 各有機物質の給水栓での年間測定最大濃度
Xi : 各有機物質の水質基準値
-1-
番号
指標名及び定義
有機塩素化学物質濃度水質基準比 (%)
平成23年度 平成24年度 平成25年度
業務評価
参考値1
参考値2
0
有機塩素化合物質の水質基準値に対する給水栓で測定された年間最大
濃度の割合を示す。有機塩素化合物の多少による水道水の安全性を表
すもの。値が高いほど多く含まれていることを表すが、値は低い方がよ
い。
Σ ( xi / Xi ) / 9 × 100
1113
1
1
1
9
指標の解説
xi : 各有機塩素化学物質の給水栓での年間測定最大濃度
Xi : 各有機塩素化学物質の水質基準値、又は管理目標値
消毒副生成物濃度水質基準比 (%)
14
15
23
12
10
塩素消毒を行う時に同時に生成される消毒副生成物の水質基準値に対
する給水栓で測定された年間最大濃度の割合を示す。消毒副生成物の
多少による水道水の安全性を表すもの。値が高いほど多く含まれている
ことを表すが、値は低いほうがよい。
83.2
83.3
83.1
0.9
86.6
受水槽を介しないで直結給水を受けている件数の割合を示す。値が高い
ほどより安全で良質な水を受けていることを表すことから、値は高いほう
が望ましい。
0.0
0.0
0.0
29.7
年間日数のうちで、活性炭を使った日数の割合を示す。数値が高いほど
使った日数が多いことを表す。
*19.4
*18.5
*17.5
0.0
18.2
給水件数に占める鉛性給水管の使用件数の割合を示す。現在新たな埋
設は認められていない。値は低いほうがよい。
参考値1
参考値2
Σ ( xi / Xi ) / 5 × 100
1114
xi : 各消毒副生成物の給水栓での年間測定最大濃度
Xi : 各消毒副生成物の管理目標値
直結給水率 (%)
1115
(直結給水件数/給水件数)×100
活性炭投入率 (%)
1116
(年間活性炭投入日数/年間日数)×100
鉛製給水管率 (%)
1117
(鉛製給水管使用件数/給水件数)×100
2.安定:いつでもどこでも安定的に生活用水を確保
a) 連続した水道水の供給
指標名及び定義
番号
給水人口一人当たり貯留飲料水量 (ℓ/人)
2001
[(配水池総容量(緊急貯水槽容量は除く)×1/2
平成23年度 平成24年度 平成25年度
業務評価
指標の解説
280
282
280
198
167
配水池等に貯められている給水人口一人あたりの貯留水量を示す。地震
など緊急時の応急給水のために利用される。地震直後では一人一日3ℓ
必要とされている。
405
403
400
352
336
給水区域内の一人一日当たりの水の消費量を示す。
38.2
37.5
41.0
27.2
26.9
全浄水施設能力に対する予備力の割合を示す。事故時や大量に浄水処
理を行う必要がある場合などに備えて、余裕を持って安定的、柔軟に施
設間の融通を確保する必要がある。
0.89
0.91
0.90
1.08
0.92
水道水を貯めておく配水池の総容量が、平均配水量の何日分あるかを
示す。需要と供給の調整及び突発事故に備え、0.5日分以上は必要とさ
れている。
0
0
0
0
0
渇水時や水道施設の事故時等において、減圧や断水など給水を制限し
た日数を示す。安定給水を遂行していく中で、値は低いほうがよい。
99.9
99.9
99.9
99.3
98.9
給水区域内に居住する人のうち給水を受けている人の割合を示す。値が
大きいほど水道が普及していることを表す。
10.2
10.3
10.4
5.9
11.4
給水区域1km2当たりの配水管の長さを示す。値が大きいほど利用者か
らの給水申し込みがあった時に接続・給水が容易になる。
58
58
58
52
98
配水管延長1km当たりの水道メーター数を示す。数値が大きいほどメー
ター密度が濃く、効率的に配水管が使用されているといえる。
参考値1
参考値2
+緊急貯水槽容量)/給水人口]×1000
給水人口一人当たり配水量 (ℓ/日/人)
2002
(一日平均配水量/給水人口)×1000
浄水予備力確保率 (%)
2003
[(全浄水施設能力-一日最大浄水量)/全浄水施設能力]×100
配水池貯留能力 (日)
2004
配水池総容量/一日平均配水量
給水制限数 (日)
2005
年間給水制限日数
普及率 (%)
2006
(給水人口/給水区域内人口)×100
配水管延長密度 (km/km2)
2007
配水管延長/給水区域面積
水道メータ密度 (個/km)
2008
水道メータ数/配水管延長
b) 将来への備え
指標名及び定義
番号
経年化浄水施設率 (%)
2101
平成23年度 平成24年度 平成25年度
業務評価
指標の解説
0.0
0.0
0.0
0.0
3.3
法定耐用年数(60年)を超えた浄水施設能力の全浄水施設能力に対する
割合を示す。値が大きいほど古い設備が多いことになるが、使用の可否
を示すものではない。
32.5
31.2
29.8
42.2
45.6
法定耐用年数(10~20年)を超えた電気・機械設備の総数に対する割合
を示す。値が大きいほど古い設備が多いことになるが、使用の可否を示
すものではない。
*5.7
*6.9
2.2
10.6
法定耐用年数(40年)を超えた管路延長の総延長に対する割合を示す。
値が大きいほど古い管路が多いことになるが、使用の可否を示すもので
はない。
0.62
0.39
0.57
0.52
0.73
年間に更新された導・送・配水管の割合を示す。管路の信頼性確保に対
する執行度合いを表している指標。
0.000
0.000
0.000
0.003
管の内面保護のためライニング(保護物質の塗布、貼り付けなど)により
更生した導・送・配水管の割合を示す。更生は更新と違い、管本体の耐震
性、強度、腐食などの改善にはならない。
1.24
1.96
2.23
0.65
1.07
設置されているバルブのうち年間に交換されたものの割合を示す。管路
における配水制御上の信頼性確保に努めている度合いを示す。
0.34
0.55
0.58
0.22
0.45
1年間で新たに布設した管路の割合を示す。管の整備が進むほどこの割
合は小さくなる。
(法定耐用年数を超えた浄水施設能力/全浄水施設能力)×100
経年化設備率 (%)
2102
(経年化年数を超えている電気・機械設備数
/電気・機械設備の総数)×100
経年化管路率 (%)
2103
*5.1
(法定耐用年数を超えた管路延長/管路総延長)×100
管路の更新率 (%)
2104
(更新された管路延長/管路総延長)×100
管路の更生率 (%)
2105
(更生された管路延長/管路総延長)×100
バルブの更新率 (%)
2106
(更新されたバルブ数/バルブ設置数)×100
管路の新設率 (%)
2107
(新設管路延長/管路総延長)×100
-2-
c) リスクの管理
指標名及び定義
番号
水源の水質事故数 (件)
2201
平成23年度 平成24年度 平成25年度
業務評価
参考値1
参考値2
指標の解説
0
0
0
0
2
年間の水源の有害物質(油、化学物質の流出など)による水質汚染の回
数を示す。水道サービスの安定性を示す指標。
0.0
0.0
0.0
0.0
2.1
幹線管路100kmあたりに対しての事故件数の割合を示す。この割合が低
いほど健全な管路であること表す。
100.0
100.0
100.0
59.1
78.6
最大規模の浄水場又は最大規模のポンプ所が24時間停止したとき配水
できる水量の平均配水量に対する割合を示す。この指標は水道施設の
緊急時の融通性を示すもので、値は高いほうがよい。
0.0
0.0
0.0
50.7
30.6
最大規模の浄水場又は最大規模のポンプ所が24時間停止したとき給水
できない人口の給水人口に対する割合を示す。この指標は水道施設の
緊急時の融通性を示すもので、値は低いほうがよい。
9.4
9.4
9.8
28.3
19.5
緊急時に応急給水できる貯水拠点が、給水区域100km2当たり何箇所あ
るかを示す。値が大きいほど震災時に飲料水を確保しやすくなるため、値
は高いほうがよい。
8.0
8.1
8.1
11.7
取水した原水を融通して、異なる浄水場に送水できる水量の受水側の受
水可能水量に対する割合を示す。この数値が大きいほど事故に強く、安
定性が高いといえるので、値は高いほうがよい。
2.6
3.7
6.4
0.0
16.5
全浄水施設能力に対する、高度に耐震化された浄水施設能力の割合を
示す。数値が大きいほど地震に強く安定性があるといえるため、値は高
いほうがよい。
0.3
0.3
0.3
0.0
36.3
全ポンプ施設能力に対する、高度に耐震化されたポンプ施設能力の割合
を示す。数値が大きいほど地震に強く安定性があるといえるため、値は高
いほうがよい。
19.0
19.0
19.8
8.3
45.8
全配水池容量に対する、高度に耐震化された配水池容量の割合を示す。
数値が大きいほど地震に強く安定性があるといえるため、値は高いほう
がよい。
3.6
4.6
5.7
4.1
13.9
全管路のうち耐震性のある材質と継手により構成された管路の割合を示
す。数値が大きいほど地震に強く安定性があるといえるため、値は高い
ほうがよい。
52.3
45.7
42.8
26.8
30.1
浄水場に何日分の薬品(凝集剤・塩素剤)が備蓄されているかを示す。こ
の値は薬品の劣化がない範囲で余裕を持つことがよい。
0.6
0.6
0.6
0.7
0.8
浄水場に何日分の燃料(自家発電用)が備蓄されているかを示す。この
値は燃料の劣化がない範囲で余裕を持つことがよい。
0.01
0.01
0.01
0.00
0.01
稼動できる給水車が給水人口1,000人当たり何台保有されているかを示
す。この値は大きいほうがよいが、大都市では一般に低くなる。
12.4
12.5
14.1
57.8
緊急時に使用できる可搬ポリタンク・ポリパックが給水人口1,000人当たり
何個保有されているかを示す。この値は大きいほうがよいが、大都市で
は一般に低くなる。
0.05
0.05
0.05
0.10
0.10
緊急時に使用できる車載用給水タンクの総容量が給水人口1,000人当た
り何m3 保有されているかを示す。この値は大きいほうがよいが、大都市
では一般に低くなる。
32.6
32.8
32.3
54.7
60.9
自家用発電機の容量が当該設備に必要とされる電力の総量に対する割
合を示す。この指標は非常時の危機対応性を表している。
32.5
32.5
32.1
52.4
異常時に警報の発せられる施設数の全施設数に対する割合を示す。
3.47
0.99
0.51
0.68
給水件数1,000件当たりに対する年間で凍結により破裂した給水装置(宅
地内、屋内の管など)の延べ件数を示す。この値は低いほうがよい。
年間水源水質事故件数
幹線管路の事故割合 (件/100km)
2202
(幹線管路の事故件数/幹線管路延長)×100
事故時配水量率 (%)
2203
(事故時配水量/一日平均配水量)×100
事故時給水人口率 (%)
2204
(事故時給水人口/給水人口)×100
給水拠点密度 (箇所/100km2)
2205
(配水池・緊急貯水槽数/給水区域面積)×100
系統間の原水融通率 (%)
2206
(原水融通能力/受水側浄水能力)×100
浄水施設耐震率 (%)
2207
(耐震対策の施されている浄水施設能力/全浄水施設能力)×100
ポンプ所耐震施設率 (%)
2208
(耐震対策の施されているポンプ所能力/全ポンプ所能力)×100
配水池耐震施設率 (%)
2209
(耐震対策の施されている配水池容量/配水池総容量)×100
管路の耐震化率 (%)
2210
(耐震管延長/管路総延長)×100
薬品備蓄日数 (日)
2211
平均薬品貯蔵量/一日平均使用量
燃料備蓄日数 (日)
2212
平均燃料貯蔵量/一日使用量
給水車保有度 (台/1000人)
2213
(給水車数/給水人口)×1000
可搬ポリタンク・ポリパック保有度 (個/1000人)
2214
(可搬ポリタンク・ポリパック数/給水人口)×1000
3
車載用の給水タンク保有度 (m /1000人)
2215
(車載用給水タンクの総容量/給水人口)×1000
自家用発電設備容量率 (%)
2216
(自家用発電設備容量/当該設備の電力総容量)×100
警報付施設率 (%)
2217
(警報付施設数/全施設数)×100
給水装置の凍結発生率 (件/1000件)
2218
(給水装置の年間凍結件数/給水件数)×1000
3.持続:いつまでも安心できる水を安定して供給
a) 地域特性にあった運営基盤の強化
指標名及び定義
番号
営業収支比率 (%)
3001
平成23年度 平成24年度 平成25年度
業務評価
参考値1
参考値2
指標の解説
100.8
99.4
99.9
114.1
117.3
営業収益の営業費用に対する割合を示す。収益的収支が最終的に黒字
であるためには、この値は100%を一定程度上回っている必要がある。
99.0
98.7
101.0
107.3
109.4
経常収益の経常費用に対する割合を示す。この値は100%以上であるこ
とが望ましい。
101.0
100.4
101.9
106.9
109.1
総収益の総費用に対する割合を示す。この値は100%以上であることが
望ましい。
(営業収益/営業費用)×100
経常収支比率 (%)
3002
[(営業収益+営業外収益)/(営業費用+営業外費用)]×100
総収支比率 (%)
3003
(総収益/総費用)×100
0.0
0.0
0.0
0.0
0.0
累積欠損金の受託工事収益を除いた営業収益に対する割合を示す。累
積欠損金とは営業活動の結果生じた欠損金が当該年度で処理できず、
複数年にわたって累積したものをいい、この値は0%であることが望まし
い。
0.3
0.4
0.7
0.3
1.1
損益勘定繰入金の収益的収入に対する割合を示す。水道事業の経営状
態の健全性、効率性を示すひとつの指標であり、この値が低いほうが独
立採算制の原則に則っているといえる。
0.9
1.1
3.2
13.9
12.9
資本的勘定繰入金の資本的収入に対する割合を示す。水道事業の経営
状況の健全性、効率性を示すひとつの指標であり、この値が低いほうが
独立採算制の原則に則っているといえる。
91,841
89,773
93,126
58,303
66,218
損益勘定所属職員一人当たりの生産性について、給水収益を基準として
把握するための指標。この値は大きいほうがよい。
10.5
10.9
10.0
12.8
16.0
職員給与費の給水収益に対する割合を示す。水道事業の効率性を分析
するための指標のひとつであり、この値は低いほうがよい。
9.4
8.9
7.6
8.8
8.5
企業債利息の給水収益に対する割合を示す。水道事業の効率性及び財
務安全性を分析するための指標のひとつであり、この値は低いほうがよ
い。
累積欠損金比率 (%)
3004
[累積欠損金/(営業収益-受託工事収益)]×100
繰入金比率(収益的収入分) (%)
3005
(損益勘定繰入金/収益的収入)×100
繰入金比率(資本的収入分) (%)
3006
(資本勘定繰入金/資本的収入)×100
職員一人当たり給水収益 (千円/人)
3007
(給水収益/損益勘定所属職員数)/1000
給水収益に対する職員給与費の割合 (%)
3008
(職員給与費/給水収益)×100
給水収益に対する企業債利息の割合 (%)
3009
(企業債利息/給水収益)×100
-3-
番号
指標名及び定義
給水収益に対する減価償却費の割合 (%)
3010
平成23年度 平成24年度 平成25年度
業務評価
参考値1
参考値2
指標の解説
37.2
38.3
38.5
33.6
32.0
減価償却費の給水収益に対する割合を示す。水道事業の効率性分析す
るための指標のひとつであり、この値は低いほうがよい。
23.8
23.3
21.9
21.4
23.9
企業債償還金の給水収益に対する割合を示す。企業債償還金が経営に
与える影響を分析するための指標であり、この値は低いほうがよい。
354.3
338.3
323.9
337.4
315.0
企業債残高の給水収益に対する割合を示す。企業債残高の規模と経営
への影響を分析するための指標であり、この値は低いほうがよい。
91.4
90.5
91.9
100.1
103.0
供給単価の給水原価に対する割合を示す。水道事業の経営状況の健全
性を示す指標のひとつ。この値が100%を下回っている場合、給水に係る
費用が料金収入以外の収入で賄われていることを意味する。
168.7
1m3の水を供給することによる収益を表すもので、低額であるほうが水道
サービスの観点からは望ましいが、水道事業の事業環境には大きな差が
あるため、単純に金額だけで判断することは難しい。
1m3の水を生産するための費用を表すもの。料金水準を示す数値として
みれば、給水原価は安いほうが水道事業体及び使用者にとって望ましい
が、水源や原水水質など水道事業環境に影響を受けるため、給水原価
の水準だけでは、経営の優劣を判断することは難しい。
(減価償却費/給水収益)×100
給水収益に対する企業債償還金の割合 (%)
3011
(企業債償還金/給水収益)×100
給水収益に対する企業債残高の割合 (%)
3012
(企業債残高/給水収益)×100
料金回収率 (%)
3013
(供給単価/給水原価)×100
供給単価 (円/m3)
3014
131.0
131.3
131.7
171.5
給水収益/有収水量
給水原価 (円/m3)
3015
[経常費用-(受託工事費+材料及び不良品売却原価
143.3
145.1
143.3
172.6
163.8
1,073
(税込)
1,073
(税込)
1,073
(税込)
1,396
1,105
標準的な家庭における水使用量(10m3)に対する料金を示す。消費者の
経済的負担を示す指標。
2,238
(税込)
2,238
(税込)
2,238
(税込)
2,940
2,473
標準的な家庭における水使用量(20m3)に対する料金を示す。消費者の
経済的負担を示す指標であり、特に世帯人数2~3人の家族の1ヶ月の水
道使用量を想定したもの。
83.0
83.4
84.1
86.5
90.9
給水量に占める料金収入の対象となった水量の割合を示す。値が高い
ほど効率的な事業運営に結びつくといえる。
76.0
75.2
75.1
59.2
67.7
施設の能力をどの程度平均的に利用しているかを示す。値が大きいほど
効率的に施設を利用していることを表すが、一方大きすぎる場合は予備
的な能力が不足していることを表す。
85.5
83.1
82.1
73.5
77.2
一年間で最も給水した日の給水量が施設の能力のどの程度に当たるか
を示す。値が大きいほど効率的に施設を利用していることを表すが、一方
大きすぎる場合は予備的な能力が不足していることを表す。
88.9
90.5
91.4
83.9
87.7
施設が年間を通して有効に利用されているかどうかをみる指標であり、こ
の値は高いほうがよい。
484.5
502.6
489.2
1,005.8
582.7
流動資産の流動負債に対する割合を示す。水道事業の財務安全性をみ
る指標である。この値は100%以上で、より高いほうが安全性が高い。
67.0
68.5
69.6
67.8
65.8
自己調達した資本の割合を示し、値が高いほど健全な財政状態といえ
る。創設から期間が短い場合は、一般的にこの値が低く、借金への依存
が高いといえる。
142.3
138.4
135.2
128.7
142.5
自己調達した資本がどの程度固定資産に投下されたかを示す。一般的
に100%以下であれば、固定資本への投資が自己資本の枠内に収まって
いることになり、財務面で安定といえる。
64.1
60.7
56.8
63.5
77.3
企業債の元金を償還した額とその財源の主要な部分を占める減価償却
費を比較したものであり、100%以下であると財務的に安全といえる。
0.09
0.09
0.10
0.09
0.13
1年間に固定資産の何倍の営業収益があったかを示す。固定資産の活
用度を示す指標で、この値が大きいほど固定資産を有効に活用してお
り、小さいほど過大投資の可能性があることを示す。
8.7
8.6
8.6
6.8
8.6
有形固定資産の使用効率を示す。この値が大きいほど、施設が効率的で
あることを示す。
参考値1
参考値2
+附帯事業費)]/有収水量
1箇月当たり家庭用料金(10m3) (円)
3016
1箇月当たりの一般家庭用(口径13mm)の基本料金
+10m3使用時の従量料金
3
1箇月当たり家庭用料金(20m ) (円)
3017
1箇月当たりの一般家庭用(口径13mm)の基本料金
+20m3使用時の従量料金
有収率 (%)
3018
(有収水量/給水量)×100
施設利用率 (%)
3019
(一日平均給水量/一日給水能力)×100
施設最大稼動率 (%)
3020
(一日最大給水量/一日給水能力)×100
負荷率 (%)
3021
(一日平均給水量/一日最大給水量)×100
流動比率 (%)
3022
(流動資産/流動負債)×100
自己資本構成比率 (%)
3023
[(自己資本金+剰余金)/負債・資本合計]×100
固定比率 (%)
3024
[固定資産/(自己資本金+剰余金)]×100
企業債償還元金対減価償却費比率 (%)
3025
(企業債償還元金/当年度減価償却費)×100
固定資産回転率 (回)
3026
(営業収益-受託工事収益)
/[(期首固定資産+期末固定資産)/2]
固定資産使用効率 (m3/10000円)
3027
(給水量/有形固定資産)×10000
b) 水道文化・技術の継承と発展
指標名及び定義
番号
職員資格取得度 (件/人)
3101
平成23年度 平成24年度 平成25年度
業務評価
1.39
0.09
0.10
職員1人当たりの民間資格所有数を表し、値が大きいほど職員が実務能
力の向上を目指し、多くの民間資格を取得していることになる。
2.9
2.5
9.6
職員1人当たりの年間の外部研修受講時間を表し、値が大きいほど職員
が多くの研修を受講していることになる。
1.5
1.5
1.4
6.1
職員1人当たりの年間の内部研修受講時間を表し、値が大きいほど職員
が多くの研修を受講していることになる。
66.7
67.1
66.3
42.6
57.3
全職員数に占める技術職員数の割合を表す。値が低いと技術的業務の
直営維持が難しくなる。
9.7
9.0
8.3
11.0
13.6
職員1人当たりの水道業務経験年数を示す指標で、人的資源としての専
門技術の蓄積を表している。
0.00
0.00
0.00
0.00
全職員数に占める技術開発業務に従事している職員数の割合を示す。こ
の指標は、技術的開発業務の直営維持が難しくなってきている現状と関
係が深い。
0.00
0.00
0.00
0.01
全職員数に占める技術開発業務に従事している職員数の割合を示す。
水道事業においては、民間と比較して技術開発に投資する費用が少ない
といわれている。
626,000
610,000
620,000
1.35
1.50
1.51
0.06
0.07
2.0
0.44
職員が取得している法定資格数/全職員数
民間資格取得度 (件/人)
3102
指標の解説
職員1人当たりの法定資格所有数を表し、値が大きいほど職員が多くの
法定資格を取得していることになり、技術の継承、水道技術者の確保の
目安となる。
職員が取得している民間資格取得数/全職員数
外部研修時間 (時間)
3103
職員が外部研修を受けた時間・人数/全職員数
内部研修時間 (時間)
3104
職員が内部研修を受けた時間・人数/全職員数
技術職員率 (%)
3105
(技術職員総数/全職員数)×100
水道業務経験年数度 (年/人)
3106
全職員の水道業務経験年数/全職員数
技術開発職員率 (%)
3107
(技術開発業務従事職員数/全職員数)×100
技術開発費率 (%)
3108
(技術開発費/給水収益)×100
職員一人当たり配水量 (m3/人)
3109
年間配水量/全職員数
-4-
366,489
365,654
年間で職員一人当たり何m3配水したことになるかを示す。値が大きいほ
ど事業効率がよいといえる。
番号
指標名及び定義
職員一人当たりメータ数 (個/人)
平成23年度 平成24年度 平成25年度
3110
業務評価
参考値1
参考値2
指標の解説
1,178
1,257
水道メータ総数全体を全職員数で除した値を示す。値が大きいほど事業
効率がよいといえる。
1,723
1,711
1,777
0.000
0.000
0.015
0.030
公傷で業務を休んだ職員の全職員に対する割合を日数から算出し示した
もの。この値は低いほうがよい。
93.9
93.4
94.1
58.0
消費者の何%が水道水を直接飲用しているかを示す。数が大きいほど直
接飲用している割合が高いといえる。
水道メータ数/全職員数
公傷率 (%)
3111
[(公傷で休務した延べ人・日数)
/(全職員数×年間公務日数)]×100
直接飲用率 (%)
3112
(直接飲用回答数/直接飲用アンケート回答数)×100
c) 消費者ニーズをふまえた給水サービスの充実
指標名及び定義
番号
水道事業に係る情報の提供度 (部/件)
3201
平成23年度 平成24年度 平成25年度
業務評価
参考値1
参考値2
3.8
3.7
3.7
2.1
水道事業に関するパンフレットやポスターを利用者にどの程度配布してい
るかを示す。値は大きいほど使用者が水道事業に関する情報を得やすい
ことを示す。
0.00
0.00
0.00
0.02
モニタ人数の給水人口に対する値に1,000を乗じた値を示す。値が高けれ
ば使用者とのコミュニケーションを推進している度合いが高いことを示す。
9.18
1.02
1.07
1.80
アンケートにより使用者の意見を収集している割合を示す。値が大きいほ
ど意見の収集を進めていることを表している。
55.3
38.6
53.2
9.3
1年間で給水人口1,000人当たり何人が水道施設を見学しているかを示
す。値が大きいほど見学者が多いことを表す。
*0.04
*0.03
*0.04
0.86
1年間で給水人口1,000人当たり何件苦情を受け付けるかを示す。値が小
さいほど水道事業がサービスに関する使用者の期待に応えられているこ
とを表す。
0.43
0.27
0.32
0.38
水道水の臭いや味など水質に関する不満について、1年間で給水件数
1,000件当たり何件受け付けたかを示す。値が小さいほど水質に関して使
用者の期待に応えられていることを表す。
*0.040
*0.033
*0.026
0.100
水道料金に関する不満について、1年間で給水件数1,000件当たり何件受
け付けたかを示す。値が小さいほど水道料金に関して使用者の期待に応
えられていることを表す。
0
0
0
0
10
13
11
31
610
635
671
435
広報誌配布部数/給水件数
モニタ割合 (人/1000人)
3202
指標の解説
(モニタ人数/給水人口)×1000
アンケート情報収集割合 (人/1000人)
3203
(アンケート回答人数/給水人口)×1000
水道施設見学者割合 (人/1000人)
3204
(見学者数/給水人口)×1000
水道サービスに対する苦情割合 (件/1000件)
3205
(水道サービス苦情件数/給水件数)×1000
水質に対する苦情割合 (件/1000件)
3206
(水質苦情件数/給水件数)×1000
水道料金に対する苦情割合 (件/1000件)
3207
(水道料金苦情件数/給水件数)×1000
監査請求数 (件)
3208
年間の監査請求件数で法令に基づくものの件数を示す。
年間監査請求件数
情報開示請求数 (件)
3209
年間の情報開示請求件数で法令に基づくものの件数を示す。
年間情報開示請求件数
職員一人当たり受付件数 (件/人)
3210
受付件数/全職員数
業務量を示す指標で、職員が1年間で給水に関して何件受付をしたかを
示す。ただし、事業規模などにより値が大きく変化することから、他都市と
の単純な比較はできない。
4.環境:環境保全への貢献
a) 地球温暖化防止、環境保全などの推進
指標名及び定義
番号
3
平成23年度 平成24年度 平成25年度
業務評価
参考値1
参考値2
指標の解説
3
配水量1m 当たり電力消費量 (KWh/m )
4001
0.22
0.23
0.23
0.43
0.33
飲料水1m を供給するために必要な電力消費量を表す。値が小さいほど
電力を効率よく使って飲料水をつくっていることになる。
0.80
0.83
0.83
1.59
1.21
飲料水1m3を供給するまでに必要なエネルギー量を表す。値が小さいほ
どエネルギーを効率よく使って水を届けていることになる。
0.07
0.12
0.11
0.00
0.53
太陽光発電、小水力発電等の繰返して利用できる再生可能エネルギー
の利用割合を表す。値が大きいほど環境にやさしいエネルギーの使用比
率が高いことになる。
全施設の電力使用量/年間配水量
3
3
3
配水量1m 当たり消費エネルギー (MJ/m )
4002
全施設での総エネルギー消費量/年間配水量
再生可能エネルギー利用率 (%)
4003
(再生可能エネルギー設備の電力使用量
/全施設の電力使用量)×100
浄水発生土の有効利用率 (%)
4004
-
-
-
0.0
58.8
原水を飲料水にする過程で発生する土の有効利用の割合を示す。値が
高いほど有効利用されていることになる。
54.0
70.3
68.6
32.9
63.0
建設工事に伴って発生した土砂やアスファルト、コンクリートなどをリサイ
クルした割合を示す。値が高いほどリサイクルが進んでいることになる。
83
93
93
143
138
飲料水1m3をつくるために、水道事業体で排出した二酸化炭素の量を示
す。値が小さいほど地球温暖化への影響が小さいことになる。
参考値1
参考値2
84.6
21.3
(有効利用土量/浄水発生土量)×100
建設副産物のリサイクル率 (%)
4005
(リサイクルされた建設副産物量/建設副産物排出量)×100
配水量1m3当たり二酸化炭素(CO2)排出量 (g・CO2/m3)
4006
[総二酸化炭素(CO2)排出量/年間配水量]×106
b) 健全な水循環
指標名及び定義
番号
地下水率 (%)
4101
平成23年度 平成24年度 平成25年度
49.1
49.7
50.3
(地下水揚水量/水源利用水量)×100
-5-
業務評価
指標の解説
水源のうち地下水の使用割合を示す。
5.管理:水道システムの適正な実行・業務運営及び維持管理
a) 適正な実行・業務運営
指標名及び定義
番号
給水圧不適正率 (%)
5001
[適正な範囲になかった圧力測定箇所・日数]
平成23年度 平成24年度 平成25年度
業務評価
参考値1
参考値2
指標の解説
5.90
6.14
5.90
0.88
給水圧力が、適正範囲内にコントロールできなかった測定点数と日数が
年間で全体の測定点に対して、何箇所あったかの割合を示す。この値は
低いほうがよい。
208
167
186
144
清掃した配水池容量の全配水池容量に対する割合を示している。清掃と
いう観点から配水池の管理状況を表す指標。
44.1
45.3
47.1
27.0
水道事業体のすべての施設に設置されているポンプがどの程度使われ
ているかを稼働時間から求めた指標。
0.01
0.01
0.01
0.05
検針総件数に占める検針誤りの割合を示す。値が小さいほど誤りが少な
く正確な検針がなされていることになる。
0.02
0.02
0.02
0.06
料金請求総件数に占める請求誤りの割合を示す。値が小さいほど誤りが
少なく正確な請求がなされていることになる。
9.7
9.4
9.8
6.7
年度末現在での総料金収入に対する未納料金の割合を示したもの。未
収金率を表している。
19.7
12.5
13.2
14.6
料金の未納により給水停止を実行した件数の給水件数1,000件に対する
給水停止を実施した件数を示す。値が大きいほど給水件数に占める給水
停止の割合が高いことを示す。
100.0
100.0
100.0
97.8
設置されているメータのうち、外部委託により検針が行われているものの
割合を示す。値が高いほど検針業務の委託化が進んでいることを表す。
0.0
0.0
0.0
0.0
2.6
全浄水場に占める浄水業務を第三者に委託している浄水場の割合を、浄
水場の能力を基に算出した指標で、この指標の高いことは、一般に技術
職員数の減につながる。
参考値1
参考値2
/(圧力測定箇所総数×年間日数)]×100
配水池清掃実施率 (%)
5002
[最近5年間に清掃した配水池容量/(配水池総容量/5)]×100
年間ポンプ平均稼働率 (%)
5003
[ポンプ運転時間の合計/(ポンプ総台数×年間日数×24)]×100
検針誤り割合 (件/1000件)
5004
(誤検針件数/検針総件数)×1000
料金請求誤り割合 (件/1000件)
5005
(誤料金請求件数/料金請求総件数)×1000
料金未納率 (%)
5006
(年度末未納料金総額/総料金収入額)×100
給水停止割合 (件/1000件)
5007
(給水停止件数/給水件数)×1000
検針委託率 (%)
5008
(委託した水道メータ数/水道メータ数)×100
浄水場第三者委託率 (%)
5009
(第三者委託した浄水場能力/全浄水場能力)×100
b) 適正な維持管理
指標名及び定義
番号
浄水場事故割合 (10年間の件数/箇所)
5101
平成23年度 平成24年度 平成25年度
業務評価
指標の解説
0.1
浄水場の事故により、一部でも給水できなかったケースが過去10年間で
どの程度あったかを示す。この値は低いほうがよい。
40.3
70.4
導・送・配水管の質の強度に視点を当てた指標で、管路の安定性・維持
管理の容易性を表している。一般に鉄製水道管は信頼性が高いとされて
いるため、この値は高いほうがよい。
0.3
7.0
導・送・配水管延長100km当たりの事故件数を示しており、値が小さいほ
ど管路の健全性が高いことを表す。
0.9
3.4
鉄製の導・送・配水管延長100km当たりの事故件数を示しており、値が小
さいほど鉄製管路の健全性が高いことを表す。
15.8
13.2
16.4
非鉄製の導・送・配水管延長100km当たりの事故件数を示しており、値が
小さいほど非鉄製管路の健全性が高いことを表す。
9.3
9.5
8.7
3.8
6.5
給水件数1,000件当たりに発生している給水管の事故件数を示す。この
指標は水道の維持管理上必要で、値は低いほうがよい。
13.3
14.7
14.0
2.8
6.1
年間配水量に対する年間漏水量の割合を示す。水道事業の商品である
飲料水の損失である漏水は、少なければ少ないほどよい。
45.2
48.9
45.9
8.1
18.4
給水件数1件当たり年間漏水量の割合を示す。漏水は少なければ少ない
ほど良いといえるため、値は低いほうがよい。
0.00
0.30
年間平均的に何時間断水・濁水があったかを示す。値は小さいほど断
水・濁水が少なかったことを表すため、値は小さいほうがよい。
0.0
0.0
0.0
60.7
60.8
60.8
5.8
6.9
5.7
1.7
1.2
12.2
10年間の浄水場停止事故件数/浄水場総数
ダクタイル鋳鉄管・鋼管率 (%)
5102
[(ダクタイル鋳鉄管延長+鋼管延長)/管路総延長]×100
管路の事故割合 (件/100km)
5103
(管路の事故件数/管路総延長)×100
鉄製管路の事故割合 (件/100km)
5104
(鉄製管路の事故件数/鉄製管路総延長)×100
非鉄製管路の事故割合 (件/100km)
5105
(非鉄製管路の事故件数/非鉄製管路総延長)×100
給水管の事故割合 (件/1000件)
5106
(給水管の事故件数/給水件数)×1000
漏水率 (%)
5107
(年間漏水量/年間配水量)×100
給水件数当たり漏水量 (m3/年/件)
5108
年間漏水量/給水件数
断水・濁水時間 (時間)
5109
データなし データなし データなし
(断水・濁水時間×断水・濁水区域給水人口)/給水人口
設備点検実施率 (%)
5110
(電気・計装・機械設備等の点検回数
236
239
223
592
主要な設備の点検がどの位実施されたかを示す。法定点検回数をもとに
しているため、100%以上でなければならない。数値が大きいほど点検回
数が多いことを表す。
6
6
6
30
管の総延長に占める1年間の点検した管路の延長の割合を示すもので、
管路の健全性確保のための執行度合いを表すもの。
12.7
12.9
13.0
15.2
水圧の平均化、水の融通及び管路の維持管理が適正に行えるよう、バル
ブが1km当たり何個設置されているかを示す。維持管理上、適正な数の
バルブを設置したほうがよい。
100.0
100.0
100.0
83.4
全消火栓に占める1年間に点検を行った消火栓の割合を示す。
1.5
1.5
1.6
0.3
0.4
0.7
/電気・計装・機械設備の法定点検回数)×100
管路点検率 (%)
5111
(点検した管路延長/管路総延長)×100
バルブ設置密度 (基/km)
5112
10.7
(バルブ設置数/管路総延長)
消火栓点検率 (%)
5113
(点検した消火栓数/消火栓数)×100
消火栓設置密度 (基/km)
5114
2.7
3.4
管路1km当たりに設置されている消火栓の数を示す。水道の管路施設
は救命ライフラインとしての危機対応のために重要な役割を担っている。
12.3
給水している貯水槽水道(受水槽形式の建物等)への立入り点検・指導
を実施した割合を表す。
消火栓数/配水管延長
貯水槽水道指導率 (%)
5115
(貯水槽水道指導件数/貯水槽水道総数)×100
-6-
6.国際:我が国の経験の海外移転による国際貢献
a) 技術の移転
指標名及び定義
番号
国際技術等協力度 (人・週)
6001
平成23年度 平成24年度 平成25年度
0
0
業務評価
参考値1
0
参考値2
0
指標の解説
国際技術協力のための海外延べ滞在週数を示し、値が大きいほど海外
との協力を行っていることを表す。
人的技術等協力者数×滞在週数
b) 国際機関、諸国との交流
指標名及び定義
番号
国際交流数 (件)
6101
平成23年度 平成24年度 平成25年度
0
0
業務評価
0
年間人的交流件数
※参考値2で取り上げた試算値公表139上水道事業体のうち中核市の詳細(平成23年度)
(注)給水人口順(多い方から)
鹿児島市
姫路市
松山市
宇都宮市
西宮市
大分市
福山市
尼崎市
高松市
富山市
横須賀市
豊中市
柏市
豊橋市
岡崎市
高崎市
奈良市
高槻市
大津市
前橋市
秋田市
那覇市
いわき市
盛岡市
下関市
長野市
-7-
参考値1
参考値2
0
指標の解説
海外に対する技術・事務的な交流(派遣・受け入れ)を1年間に何件行っ
ているかを示す。値が大きいほど交流頻度が高いことを表す。