板の題字募集、案内状・ポスター作成、近隣大学書道部への案内状のそうふ、書道用品店・各大学へのポスター の設置などである。案内状・ポスターについては書連展委員を通じて各大学・個人に無料配布した。加えて、会 期中に会場や作品等の写真を撮り、各大学と出品された OB・OG に一枚ずつ、CD-R の配布を行った。ポスタ ーや案内状の表記ミスがあったので、今後このようなことがないように来期に引き継ぐ。また、あんないまた、 ポスターを貼る場所・期間が不明確だったため、委員内で事前に話し合うように来期に引き継ぎたい。書連展終 了後のブログの更新には支障があったため、来期は幹事学年のみにする等、工夫するよう引き継ぐ。 第 60 期 書連展実行委員会活動報告 2014 年 9 月 19 日 1. 2. 3. 総務部 第 60 期書連展実行委員会(以下、実行委員会と略す)は、今期、東京学生書道連盟(以下、東書連と略す) が 60 周年を迎えるに当たり、OB・OG との合同展、という 30 年ぶりの試みを行った。なお、日程は、準備期 間を平成 26 年 6 月 4 日(水)、5 日(木)、会期期間を 6 月 6 日(金)~8 日(日)とし、会場は、前期とは異なり、川口 総合文化センター LILIA を使用した。また、今期の書連展のテーマとして「合縁奇縁」を掲げた。出品状況と しては、全大学 OB・OG 出品があり、OB・OG 出品総数も現役の 3 分の 1 以上あり、合同展としてふさわしい 出品数は確保できた。加えて、出品総数も 200 を大きく超え、記念展にふさわしい大規模な展覧会を行えた。30 年ぶりの企画で過去のノウハウのない中、多くのミスが発生したが、出品者や来場者からは好意的な声が多く聞 かれた。OB・OG 出品を募ることにより、ここ何十年も書連展に足を運んでいなかった OB・OG が来場するき っかけを作ることができ、また、何十年も会っていなかった連盟の仲間と再会する機会を OB・OG に提供する ことができた。現役にも今まであまり耳にすることのない、連盟草創期の話を聞く機会を提供できた。そして、 何よりも、OB・OG の洗練された作品を直接見、それを通した交流の機会を提供できたことは、縁に感謝しつな いでいく、という思いを込めた、今期の書連展のテーマに適うものであった。今後、ノウハウを生かすためにも、 このような場をより頻繁に行うことも案としては考えられるが、それについては来期以降の判断に委ねたい。来 場者数については、会場の立地が良かったため、例年よりも多くの、東書連とは関係のない、一般の来場者も迎 えることができた。 以下、部署毎の活動報告を述べる。 会計部 今期は、期首総会で示したとおり、60 周年記念展を実施のため、出品料は前回と同じく現役生は一律 2500 円 を徴収し、OB・OG にも 6000 円を徴収した。広告契約では 2 件断わられた一方、國學院大學書道研究會 OB 会 から賛助広告を頂いた。また会期中に一部の OB・OG の方々からご祝儀を頂き、今回書連展収入の一部に充て た。その結果赤字を出すことはなく、前期からの繰越金を支出することなく運営ができた。OB・OG 飲みでは費 用としての異存は無かったが、一部の現役生や OB・OG の方々より会場についてのご指摘や飲み物の配布の遅 れ、お店側からの注意を受けてしまい、OB・OG や各大学の代表、連盟員各位にご迷惑おかけしてしまったこと を深くお詫びをする。会場の確認、予約から当日の進行まで、今期の反省を踏まえて、来期では円滑に行えるよ うに引き継ぐ。また来期は例年通りの書連展を実施するため、出品料の金額設定についても、今期の反省、連盟 員からの意見等を参考に検討するように引き継ぐ 会場構成部 会場図案作成、準備・片づけの指揮、会場や搬出業者との交渉等、会場構成に関わる活動を行った。前期の反 省点である準備日の作業遅滞は、連盟員への協力呼びかけと正確な会場図案により改善できた。一方、8 作品に 本出品調査からのサイズ変更、作品設置場所変更、作品取りやめが発生したため、準備日当日に一部の壁面の予 定変更を余儀なくされた。本出品調査から作品変更が生じないよう徹底することを来期に引き継ぐ。連盟員数の 増加に伴う壁面の不足は今後も予想される。今期は名票・コメント用紙の縮小と作品間隔の調整等により壁面を 確保したが、来期はより踏み込んだ対応が必要になると思われる。来期にいくつかの案を提示するが、具体的な 対応は来期の判断に任せる。 5. 目録・釈文部 作品名の調査・管理、目録・名票・コメント用紙の作成・配布を行った。今期も芝沼工房に目録と名票の作成 を依頼した。今期は釈文の廃止が大きな変更点である。そのことについては大きな問題点もなく実行できた。名 票は 5 色を使用し、大学別と OB・OG で色を分けた。なお、名票は例年通り手書きで行った。ご協力を頂いた 方々にこの場を借りてお礼を申し上げる。コメント用紙は 2 色を使用し、現役生のみ、大学別とした。目録につ いては、OB・OG を含め訂正が複数発生してしまったため、来期は委員同士でより入念に確認をするよう引き継 ぐ。また、芝沼工房が今期限りで利用できなくなるため、来期からは東洋工芸を利用する。その点についても確 実に引き継いでいきたい。 6. 合評会部 会期中の合評会の運営を行った。連盟員各位のご協力をいただき、円滑に行うことができた。シフトを作成す る際は、大学・学年・性別・書体に偏りがないよう心掛けた。例年通り班の人数を最少 4 人としたが、人数が少 なく合評会時間が短いとの指摘があった。また、合評会班が来客の妨げとなっている様子が見受けられた。この 2 点を考慮し、来期に引き継ぎたい。 7. 庶務部 書連展出品に関する予備調査、受付・接待シフト及び準備日シフトの作成と管理、書連展に関するアンケート の配布と集計、来場者へのお礼状の送付を行った。シフトにご協力いただいた連盟員各位には、ここで感謝の意 を表したい。準備日シフトは、今期から導入したが、その結果、準備日に人手が不足することがなかったように 思うため、来期に引き継ぐ。受付・接待室については、来場者への配布物の受け渡しミスがないように受付周辺 の整理整頓を心掛け、また引継ぎを十分にする。片付けについては、ゴミの処分にやや手間取ったので、搬入搬 出の際に出たゴミは各大学で処理してもらうように予め連絡し、徹底して実行してもらう。以上の 3 点を特に注 意して来期に引き継ぎたいと考える。 以上が今年度の活動報告である。出品者やその他連盟員一人一人が積極的に書連展に参加し、協力し合ったた め無事に書連展を成功させることができた。ここに感謝の意を表したい。 2014 年 9 月 19 日 第 60 期書連展実行委員長 早稲田大学 3 年 文責 河村美貴 4. 広報部 書連展に向けての広報活動を行った。具体的には、ツイッター・ブログの運営、案内状・ポスター・目録・看
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